大家さん自主管理物件の原状回復工事後の壁紙カビで困る

大家さん自主管理物件のお部屋（分譲賃貸）で原状回復工事後の壁紙張替え１年以内に下地カビが発生してしまう事例が減りません。最近では１年以内や２ヵ月という事例がありました。いずれも壁紙下地がコンクリートであり、写真のようにコンクリート下地が悪いので総パテに近い厚めのパテ処理をして壁紙張りをするという事例ですが結露には勝てません。もう１つの２ヵ月という事例はもろに結露が原因でした。いずれにしても大家さんに「結露発生時のカビ繁殖リスク」を伝える必要があります。その上で結露対策を別途行うべきでしょう。もし大家さんが「賃貸だから･･･」と言って来たら結露発生は大家さんの責任と考えるべきでしょう。結露は簡単に止まりませんし、新しい入居者の責任でもありません･･･と個人的に考える次第です。
一般建築ではコンクリート下地に対し断熱工事を推奨するでしょうが、部屋が狭くなるので現実的ではありません。また断熱工事で結露が止まれば良いのですが膝下ぐらいに結露が溜まり床が結露で濡れるお部屋も過去に見たことがあります。分譲賃貸団地などの場合、コンクリート下地にビス打ちを嫌う管理組合もありますので断熱工事は結構ハードルが高い工事と言えます。弊社の場合部屋を狭くせずビス打ちも行わない防カビ結露対策工事を推奨しています。

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築30年以上の分譲賃貸マンションや分譲賃貸団地を所有している大家さんからすると費用をかけるのに躊躇すると思いますが、結露を止める対策工事はそう多くないことだけは知っていただければと思います。
大家さんの自主管理物件のお部屋の壁天井コンクリート下地結露でお困りの時はプレモまで問い合わせください。埼玉・東京を中心に千葉や神奈川の一部地域に対応しています。