建築中住宅の床下からのカビ臭で咳が止まらなくなる

建築中雨に濡れたので見て欲しい！とのご希望で下見することが良くあります。施主様であるご夫婦と同じ場所で腰掛けながら話をしていると咳が止まらなくなりました。「床下に原因があると思うので潜って見て来ます」と話し実際に潜ると写真のようなカビが端から端までまんべんなく繁殖しているではありませんか！本当に驚きました。まだ雨水が溜まっていたのですが、建築会社の監督曰く「ベタ基礎だからそのうち水は無くなるよ」と言う方も実に多く、建築中注文住宅なのに床下がカビだらけになることを想定していないのです。石膏ボードで覆われた壁内はどうなっているのか？屋根の下地材である野地板は大丈夫だったのか？心配になってしまいました。結果防カビ工事を４日間かけて行った次第です。最後の１日はやり残しの点検と乾燥に充てました。構造用合板のカビは厄介です。敷地面積もそれなりに広く端から端まで行いましたので費用もそれなりに高くなりました。と言うのも床下基礎内断熱工法という厄介な工法で湿気が逃げませんので本当に大変でした。そして、工事の場所が神奈川県葉山町でしたので通うのも大変でした。当時の費用は工事面積59㎡で税抜30万円ほどです。カビ取り➡殺菌消毒➡防カビ施工を行い現在に至っています。建築中に雨が床下に溜まっても水抜き乾燥は後回しにされがちですので、今の時期は要注意なのです！竣工前には必ず床下点検するようにしましょう。建築会社の中には竣工前に点検しない施主様が悪いと言う悪質な建築会社もありますので早期に点検することを強く強くお勧めします。

プレモは、床下高40cm以上・床下点検口や床下収納があり45cm角以上あれば対応可能で、下見・工事後の点検、防カビ工事を行うことが出来ます。対応地域は、埼玉・東京、千葉や神奈川、群馬・栃木・茨城になります。建築中の新居床下のカビが心配な時はプレモまで問い合わせください。