【埼玉】築30年以上の賃貸マンション|コンクリート直張り壁紙と思ったら、下地が違うことがあります
2026/05/27
築30年以上の賃貸マンションでは、結露による壁紙裏の黒カビ相談が少なくありません。
プレモでは、このような結露によるカビ再発を減らすために、
「防カビ結露対策工事」を行うことがあります。
これは単純に壁紙を張替える工事ではなく、
・カビ取り
・殺菌消毒
・防カビ施工
・必要に応じて結露対策用シート施工
・吸放湿壁紙施工
などを組み合わせながら、結露による再発を減らしていく工事です。
プレモでは、「カビを止めるにはまず結露から!」をモットーにしております。
そのため、防カビ工事だけでは結露が止まらないことを、現場で嫌というほど見てきました。
カビ取り、殺菌消毒、防カビ施工によって、一度カビをリセットすることはできます。
しかし、結露や湿気の問題が残ったままでは、再び壁紙裏でカビが発生してしまうことがあります。
特に、コンクリート直張り壁紙の賃貸マンションでは、
二冬を越えるあたりで再発してしまうケースも少なくありません。
だからこそ、防カビ工事だけではなく、結露対策まで行う必要があるのです。
コンクリート直張り廊下壁と梁に防カビ結露対策工事。
翌日、吸放湿壁紙張りで完了しています。
■ 築古賃貸マンションは、過去の工事履歴が分からないことがあります
築30年以上の賃貸マンションでは、見た目だけでは壁の状態が分からないことがあります。
特に多いのが、コンクリート直張り壁紙と思っていたのに、
壁紙を剥がしてみると過去の原状回復工事の跡が何層も出てくるケースです。
例えば、
・壁紙の裏打ち紙が何枚も残っている
・総パテで下地を整えている
・コークボンドやパテでカビ跡を隠している
・古い糊やプラゾールで固められている
ことがあります。
賃貸マンションでは、管理会社や原状回復工事業者が変わることもあります。
そのため、過去にどのような工事を行ったのか、正確な履歴が残っていないことも少なくありません。
見た目は普通の壁でも、剥がして初めて分かることがあるのです。
トイレ結露が止まらないコンクリート梁です。
不必要なパテ処理も目立ちました。
■ 防カビ結露対策工事は、下地の状態が重要です
防カビ結露対策工事は、ただ壁紙を張替える工事ではありません。
結露対策用シートや吸放湿壁紙を施工するため、下地の状態が非常に重要になります。
プレモでは、できる限り壁紙の裏打ち紙を剥がしてから施工を行います。
それは、結露対策用シート施工時に使用する糊の接着力が強いためです。
普通の壁紙張替えでは問題が出なくても、結露対策用シート施工時に、
残った裏打ち紙が暴れることがあります。
実際に、
・壁紙剥がしでは問題なし
・殺菌消毒でも問題なし
・防カビ施工でも問題なし
だった壁が、結露対策用シート施工時に突然膨れ始めたことがありました。
「少し様子を見ましょうか?」という話も出ましたが、剥がしてみると、
壁紙の裏打ち紙が大量に残っていたのです。
しかも、その奥から総パテやカビ隠しまで出てきました。
職人も思わず、
「何だこの壁!」
と言っていたほどです。
■ 実は「コンクリート下地」ではなく、モルタル下地です
プレモでは一般的に「コンクリート下地」や「コンクリート直張り」と呼んでおりますが、
実際にはコンクリート表面にモルタルを塗り、その上に壁紙を施工していることが多くあります。
そのため、正確には「モルタル下地」と呼ぶほうが近いケースも少なくありません。
※モルタルとは、セメントの砂利が入っていないもの。
一般的には、15mm〜20mm程度のモルタルを2回に分けて施工していることが多いのですが、
このモルタル下地が長期間結露や湿気の影響を受け続けると、剥離することがあります。
特に、
・北側洋室
・梁まわり
・共用廊下側
・空気が止まりやすい壁
などでは注意が必要です。
ひどい場合は、壁紙を剥がした際に、壁紙と一緒にモルタル下地まで剥がれてくることがあります。
プレモ自身も初めて見た時は驚きました。
「なんだよ!壁紙剥がしただけじゃない」
と思わず声が出たほどです。
モルタル下地が剥離してしまうと、単純な壁紙張替えだけでは対応できないことがあります。
剥離の規模によっては、内装職人だけでは対応しきれず、
左官工事レベルの補修が必要になることもあります。
壁紙剥がす際に剥離した壁モルタル下地。
■ 「剥がしてみないと分からない」を前提に考える
築30年以上の賃貸マンションでは、壁紙の表面だけを見て判断するのは危険です。
見た目がキレイでも、壁紙の裏には過去の補修跡やカビ跡が隠れていることがあります。
もちろん、すべての現場で大きな問題が出るわけではありません。
しかし、築古賃貸マンションでは「剥がしてみないと分からない」ことがある。
この前提を持っておくことが、再発を減らすためには大切です。
防カビ結露対策工事は、見た目を整えるだけの工事ではありません。
結露や湿気が再び建物へ悪影響を与えないよう、下地を確認しながら進めていく工事なのです。
■ まとめ
築30年以上の賃貸マンションでは、コンクリート直張り壁紙と思っていても、
実際には過去の原状回復工事や補修跡が積み重なっていることがあります。
壁紙を剥がしてみると、
・裏打ち紙が何層も残っている
・総パテで下地調整されている
・モルタル下地が弱っている
・結露によって下地が剥離している
ことも少なくありません。
そのため、防カビ工事だけではなく、結露対策まで考えながら施工を行うことが大切になります。
プレモでは、「カビを止めるにはまず結露から!」をモットーに、防カビ結露対策工事を行っております。
築古賃貸マンションのカビや結露でお悩みの方は、
壁紙表面だけではなく、壁紙裏や下地の状態まで確認することをおすすめいたします。
■ ナフサ不足の影響について
現在、【ナフサ不足】の影響により、壁紙糊の流通が極めて不安定になっております。
プレモでも発注を行っておりますが、「入荷未定」「発送延期」などが発生しております。
また、代替品もほぼ存在しないため、現在は通常通りの壁紙張替え工事ができない状況となっております。
壁紙糊の流通が再開しましたら、壁紙張りや結露対策用シート貼りも再開したく思います。
そのため今後しばらくは、
・先行下地防カビ工事
・床下防カビ工事
・除菌消臭工事
など、現在対応可能な工事を中心にご提案させていただく場合があります。
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防カビ工事の対応地域について
プレモでは、
築古分譲マンション・団地・分譲賃貸マンション・分譲賃貸団地や賃貸マンション
やアパート・戸建住宅のカビ処理を行っています。
マンションや団地で見られる
・お部屋の天井・壁・梁・柱型の結露カビ
・カビ臭対策
・押入れやクローゼット
・地下室
・戸建住宅の床下 ※床下高40㎝以上、床下点検口45角以上あることが条件
・漏水事故後(解体復旧はできません)
・雨漏り後(復旧は対象外です)
のカビにも対応しております。
賃貸退去後の除菌消臭工事も行っています。
空室の除菌消臭工事にも対応します。
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