漆喰や固い珪藻土を掻き落としするのは本当に大変

壁紙の上に漆喰を塗る人がいます。壁紙の上に固い珪藻土を塗る人もいます。
さらに壁紙の上に柔らかい珪藻土を塗る人もいます。コンクリート下地に直接珪藻土を塗ることを指示するリフォーム会社の営業担当者もいます。もう無茶苦茶です！
壁紙の上に漆喰や珪藻土を塗ってはいけませんし、コンクリート下地に漆喰や珪藻土を直塗りしてはいけません。写真は過去例になりますが、東京都の多摩地区で固い珪藻土を無理やり剥がしたのですが２人がかりでほぼ１日かかりました。６帖の大きさの壁だけでしたが本当に大変でした。作業の途中に「これはやってはいけないこと」と猛省を込めて応援で剥がしてくれた職人に感謝した次第です。
そのため大変な作業は費用に反映されます。弊社では基本漆喰や固い珪藻土を剥がす依頼が来た時は壁解体が出来る埼玉及び埼玉と隣接する東京（練馬区・板橋区・北区・足立区及び多摩地区の一部地域）限定で対応するようになります。掻き落としより壁下地から解体したほうが良い事例も数多くあります。
無理やり漆喰や珪藻土を剥がそうとすると下地がかなり傷むことになりますので、壁下地からの交換を決断されたほうが良いという話です。いずれも費用がかかる話になりますのでDIYやリフォーム会社を通じて左官職人に依頼する前に漆喰や珪藻土を塗ることを今一度考えましょう。（珪藻土パネルも同様です）結露やカビが原因で漆喰か珪藻土を塗ろうと考えている方は一度プレモに相談されてみては如何でしょうか？カビの視点からさまざまな提案が出来ると思います。埼玉及び東京に対応しています。