【埼玉・東京】壁石膏ボード下地解体断熱工事と防カビ結露対策工事

壁コンクリート下地を解体後、壁内に断熱材が入ってないことを確認し、石膏ボード下地を止めるためのGLボンド（石膏の粘土）と言われる接着剤の一種が結露で効いてない箇所が沢山ありました。

GLボンドは全て撤去します。
新規石膏ボード下地を同じくGLボンドで止めるには新しいGLボンドが必要になります。
出来れば、直ぐに復旧するのではなく一度大工工事を止めてでもコンクリート躯体に防カビ工事をする必要があります。

垂木などを利用した木組みで断熱材を挟む
手法を選択する時は、コンクリート躯体に
ビス穴を開ける必要があるので、マンション
管理組合の許可が必要になります。
多くのマンション管理組合は、コンクリート
躯体にビス穴を開けることを承諾してくれま
せんので、別のやり方を選択するようになり
ます。

コンクリート躯体にビス穴を開けても良いと言って
くれるのが賃貸マンションです。
大家さんの許可が取れればそれでOKだからです。
下地を組んで断熱材を入れ、石膏ボードを復旧して壁紙張りをすればOKではありません。
石膏ボードに別途防カビ施工が必要になります。

コンクリート躯体断熱工事の別のやり方はコンクリートボンドで圧着する方法です。
ビス穴は開けませんし、スタイロボードなら断熱材も一緒に付いていますので一度で終わります。

コンクリートボンドで圧着すれば良いと考える反面コンクリート自体の結露は止まることはありませんので、結露で接着剤が効かなくなる可能性があります。スタイロボードの落下は防がないといけません。

マンション管理組合からコンクリート躯体にビス穴を開けることを拒否された場合、コンクリートボンドで圧着する方法は剥がれる可能性があるので危険
と判断し、別の選択をするしかなくなります。
GLボンドで新規石膏ボードを取付、石膏ボードに防カビ施工するのはとても重要なことです。

弊社では、木組みで断熱工事出来れば良いと思う反面、出来ない時は壁解体後→GLボンド撤去→コンクリート躯体防カビ工事→新規GLボンドで石膏ボード下地を止め、防カビ施工し仕上げに断熱シート貼り（弊社の結露対策工事）することで下地工事を完了させます。仕上げは壁紙張りをすればOKです。