【埼玉】暴れる壁紙裏打ち紙|壁紙張替えは3度まで!
2026/05/28
築30年以上の賃貸マンションでは、過去に何度も壁紙張替えを行っていることがあります。
一見すると普通の壁でも、壁紙を剥がしてみると、
・裏打ち紙が何層も残っている
・パテ処理が大量に行われている
・コークボンドや古い糊が残っている
ことがあります。
今回の現場でも、最初は普通のコンクリート直張り壁紙に見えていました。
しかし、防カビ結露対策工事を進めていく中で、かなり特殊な下地状態であることが分かってきました。
壁紙を剥がしてみると、コンクリート下地に対して大量のパテ処理が行われていました。
しかも部分補修レベルではなく、広範囲に総パテに近い状態になっていたのです。
築古賃貸マンションでは、
・カビ跡隠し
・下地調整
・原状回復工事
などを繰り返していることがあります。
そのため、過去の工事が積み重なり、
本来のコンクリート直張り壁紙とは違う状態になっていることがあります。
■ 原状回復工事で見られるパテのカビ隠し
賃貸退去後の原状回復工事では、カビ処理を行わずに「隠す工事」
が中心にとなることがあります。
特に、冬から春にかけての結露が止まらないコンクリート直張り壁紙においては、
「カビを止めるにはまず結露から!」をモットーに、防カビ結露対策工事を行っております。
・カビ取り
・殺菌消毒
・防カビ施工
だけではなく、必要に応じて結露対策用シート施工まで行います。
結露対策用シート施工では、通常の壁紙より強力な糊を使用します。
そのため、下地が不安定な場合、今まで表面化しなかった問題が一気に出ることがあります。
一部ではパテの厚塗りも見られました。(📷写真)
パテは本来、不陸を調整したり、壁紙を張りやすくするために使うものです。
しかし、コンクリート下地に厚く塗られている場合、
下地の吸い込み方や乾き方が場所によって変わることがあります。
特に築古賃貸マンションでは、過去の原状回復工事で何度も補修されているため、
・パテの厚い場所
・薄い場所
・裏打ち紙が残っている場所
・古い糊が残っている場所
が混在していることがあります。
このような状態で結露対策用シートを施工すると、
糊の水分を含む場所と含みにくい場所が出て、下地側が動きやすくなることがあります。
今回も、パテ処理や裏打ち紙が積み重なった下地だったため、
施工中にシートの膨れとして表面化しました。
つまり、パテの厚塗りそのものがすべて悪いというより、
過去の補修跡や裏打ち紙と重なることで、下地の安定性が読みにくくなるのです。
今回の現場でも、
・壁紙剥がし
・殺菌消毒
・防カビ施工
の段階では問題がありませんでした。
しかし、結露対策用シート施工後に突然膨れが発生しました。
最初は、
「少し様子を見ましょうか?」
という話も出ました。
ですが、プレモでは過去の経験から、「後で大きく暴れる可能性がある」と判断しました。
そこで再度剥がして確認すると、大量の壁紙裏打ち紙が残っていたのです。
しかも、その裏には総パテや古い補修跡まで残っていました。
職人も思わず、
「何だこの壁!」
と言っていたほどです。
■ 壁紙張替えは、何度でもできるわけではありません
一般的には、「壁紙は張替えればキレイになる」と思われがちです。
しかし築古賃貸マンションでは、何度も張替えを繰り返すことで、
・裏打ち紙
・パテ
・コークボンド(充填剤)
・古い糊
・補修材
が積み重なり、下地が不安定になることがあります。
特にコンクリート直張り壁紙では、長年の結露によって下地側が弱っているケースもあります。
そのため、プレモでは、できる限り裏打ち紙を剥がしながら施工を行っております。
内装職人からすると、「そこまで剥がすの?」と思うかもしれません。
しかし、防カビ結露対策工事では、後から膨れや剥がれが発生する方が問題になります。
だからこそ、できる限り下地を確認しながら施工を進めることが大切なのです。
■ まとめ
築30年以上の賃貸マンションでは、
過去の原状回復工事によって、裏打ち紙やパテが積み重なっていることがあります。
一見普通の壁でも、
・総パテ
・パテ厚塗り
・裏打ち紙残り
・古い補修跡
が隠れていることも少なくありません。
防カビ結露対策工事では、
こうした下地状態を確認しながら施工を進める必要があります。
見た目だけでは分からない。
剥がしてみて初めて分かる。
築古賃貸マンションでは、そのような壁が実際に存在するのです。
■ あとがき
築30年以上の賃貸マンションでは、
過去の原状回復工事履歴が分からなくなっていることがあります。
・どこの施工業者が工事したのか?
・どこまで原状回復工事を行ったのか?
・どの壁紙を使用したのか?
・どのような補修を行ったのか?
こうした情報は、本来とても重要です。
しかし実際には、
管理会社や不動産会社へ任せきりになり、
履歴が残っていないケースも少なくありません。
その結果、壁紙を剥がして初めて、
「何だこの壁!」
となることがあります。
築古賃貸マンションでは、
見た目を整えるだけではなく、過去の補修履歴や結露環境まで考えながら工事を進める
ことが大切だと、プレモは考えております。
■ ナフサ不足の影響について
現在、【ナフサ不足】の影響により、壁紙糊の流通が極めて不安定になっております。
プレモでも発注を行っておりますが、「入荷未定」「発送延期」などが発生しております。
また、代替品もほぼ存在しないため、現在は通常通りの壁紙張替え工事ができない状況となっております。
壁紙糊の流通が再開しましたら、壁紙張りや結露対策用シート貼りも再開したく思います。
そのため今後しばらくは、
・先行下地防カビ工事
・床下防カビ工事
・除菌消臭工事
など、現在対応可能な工事を中心にご提案させていただく場合があります。
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防カビ工事の対応地域について
プレモでは、
築古分譲マンション・団地・分譲賃貸マンション・分譲賃貸団地や賃貸マンション
やアパート・戸建住宅のカビ処理を行っています。
マンションや団地で見られる
・お部屋の天井・壁・梁・柱型の結露カビ
・カビ臭対策
・押入れやクローゼット
・地下室
・戸建住宅の床下 ※床下高40㎝以上、床下点検口45角以上あることが条件
・漏水事故後(解体復旧はできません)
・雨漏り後(復旧は対象外です)
のカビにも対応しております。
賃貸退去後の除菌消臭工事も行っています。
空室の除菌消臭工事にも対応します。
【下見無料エリア】
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