【東京都三鷹市】押入れカビは何故発生したのか

東京都三鷹市のマンション（10階以上）で押入れにカビが発生するということで過去に伺ったことがありました。建築会社の方は既に押入れを解体しておりました。解体状況を見ると断熱材はしっかり吹き付けられております。可能性があるのは表面結露の可能性。物を詰め過ぎて壁内が暖かくなり暖かい空気の逃げ場が無くなり、断熱材を入れていても化粧ベニアは冷えますので表面上結露を発生してしまうパターンなのでは？を自分勝手に判断したりしました。その場合化粧ベニアの下側にカビが発生します。

押入れ化粧ベニアを解体すると化粧ベニアを支えている木材までカビが発生していました。これは上から結露が下に落ちたために発生したカビなのでは？を考えるのが普通でしょう。カビは様々な要因が絡み合って繁殖しますのです。要は結露を含む水分がどこから来ているか？と考えれば良いだけです。解決策は解体した上で木材が交換出来れば木材に防カビ処理をすることでしょう。部分的な解体だけでなく押入れの上部分も解体して壁内を見ることが肝心です。この時は建築会社の判断で弊社が口を挟むことは出来ませんでした。このように高層マンションの押入れでもカビは発生する！という事実を知っていただければと思います。