結露する天井壁紙コンクリート下地に断熱材を貼りますか？

結露する可能性があっても天井コンクリート下地に断熱材を貼りますか？
三枚の写真を掲載しました。滴り落ちた結露が発生しています。
三枚の写真ともスタイロフォームを天井に貼り付けています。

賃貸マンションなどでは依頼を請けた原状回復工事業者が天井コンクリート下地
にスタイロフォーム系断熱材を貼りますが、いずれも垂木などで下地を組んでか
らの断熱材貼りになりますので結露はどうしても発生してしまいます。
結露を完全に止めるのは不可能！

それでも大家さんは納得しますが、納得する理由はそれ以上の工事が無いという
認識があるからで、今は防カビ結露対策工事がありますのでかなり頑張って結露
を止めてくれることが可能です。厳密には止めると言うのではなくシートを貼り
室内側に結露を持って来させないと言う意味です。

ただし、弊社の場合リスク分散として生活の仕方の工夫を実践していただく必要
があります。生活の仕方の工夫とは「空気の循環と乾燥」を意味します。
キッチン換気扇と据え置き型除湿機による強制除湿が断熱シートによる防カビ結
露対策工事を長持ちさせてくれる秘訣になります。

賃貸の場合不特定の方が入居していますので、説明しても余程懲りない限り実践

してくれることは無いでしょう。それでも酷い天井コンクリート下地結露じゃな
ければ断熱シートで止めてくれますが･･･

弊社が希望するのは一般の分譲マンションに住んでいる方です。
生活の仕方の工夫を説明を下見時・施工中・施工後に話をしています。
自宅を守ると言う意味で難しくないことですが、やらない人が居るのも事実です
のでそれ以上は自己責任と言わざるを得ません。

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