【埼玉の集合住宅】カビだらけのカビ臭い部屋に防カビ工事

埼玉県桶川市の集合住宅の一室がカビだらけでカビ臭い部屋でしたので防カビ工事を行いました。丸ごと一部屋の防カビ工事です。写真のように壁紙表面に大量のカビが発生していましたので壁紙張替えは当然ですが、問題は石膏ボード下地でした。この写真は今から11年前になりますのでご容赦ください。

石膏ボードの防カビ工事はかなり大変でした。キレイにするだけでなく深く根を張ったカビを出来る限り一掃し再発防止しなければいけませんので時間もかかりました。写真のように一旦はキレイに見えますが当時としてはこれが限界でした。現在はカビ取り後に殺菌消毒を加えておりますので、カビを出来る限り死滅させる効果は上がっています。

壁紙を剥がした際の石膏ボード下地の傷み方です。写真左隅の厚紙が剥がれかかっているように見える箇所は特に傷んだ場所であり正直石膏ボード下地交換が必要と思わざるを得ない状況でした。この時困るのは滲み込んだカビ臭と石膏ボード裏のカビ繁殖です。

カビだらけの石膏ボードに防カビ工事をし、傷んだ左隅の厚紙は剥がし芯である石膏を現しにしました。防カビ工事後のカビ臭はほとんど無く石膏ボードを交換することなく終えましたが、壁紙張りまで行った後にカビ臭が戻ることがありますので、交換か防カビ工事かの判断は難しいところです。