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火山灰やチャフウォールはコンクリート下地に塗るとカビます

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火山灰やチャフウォールはコンクリート下地に塗るとカビます

火山灰やチャフウォールはコンクリート下地に塗るとカビます

2024/01/12

チャフウォールもカビます!

ホタテの貝殻が主成分のチャフウォールという製品はカタログスペックでは防カビ効果があると言われていますが、世の中に絶対はありませんのでカビが繁殖することがあります。むしろそのアフターメンテナンスが面倒(塗り厚も2mmありません)なので弊社では壁紙最強説を説いています。写真は造り付け机の下(足元)に発生したチャフウォールのカビです。部屋の四隅や結露する外壁側やコンクリート下地に直接チャフウォールを塗ることは禁忌でしょう。結露によるカビに強い左官壁はほとんどありません。

空気の動きにくい場所はカビる

空気の動きにくい場所(引き戸を収める場所の壁)などではチャフウォールと言えどもカビが発生することがあります。カビは「空気・温度・湿度」の条件が整うと何にでもカビが繁殖しますので事前にぼカビ工事を施しておくことが必要になります。ただ面子で「そんなことしなくても防カビ効果がある」と考えるメーカーさんや販売会社・施工業者などはカビが繁殖しにくいことを謳っていますので防カビ工事を事前採用することはあり得ないでしょう。被害に遭ったお客様が一番困ることになります。

火山灰は結露に弱い

シラス壁は火山灰が主成分になります。火山灰もカビが繁殖します。カビが繁殖しにくいから火山灰を採用したというお客様のお住まいに伺ったのですが写真の天井外壁側にかなり細かいカビが繁殖していました。壁にも大量のカビが発生していましたのでこの時は剥がして別のやり方を採用した次第です。火山灰はカビにくいというカタログスペックでも実際はカビてしまうことを採用する方は知るべきでしょう。アフターメンテナンスが大変なので弊社は壁紙最強説を説いています。

火山灰にカビは繁殖する

コンクリート下地に火山灰を塗ると結露でカビが繁殖することになります。塗り厚も非常に薄く2mm以上塗っているのですが、結露には弱いと判断しましたのでお客様と相談し掻き落としを行い、別の仕上げ方を採用しました。火山灰のカタログスペックなどに記載している防カビ効果はJIS規格が中心ですので建物内外に発生する57種類のカビのうち3~5種類止めれば御の字というレベルですから結露が激しく発生するコンクリート下地に塗るとカビが止まらなくなります。

結露やカビで自然落屑する火山灰

火山灰(シラス壁)などで困るのは、もう一つありそれが結露やカビでの自然落屑になります。写真のような自然落屑が発生し落屑したものが体内に取り込まれる恐れがあり、お客様も困ることになります。このような自然落屑は柔らかい珪藻土でも良く見られることですので壁紙が嫌いとか壁紙に飽きた方が採用する左官壁にはこのような欠点があることを知るべきでしょう。またアフターメンテナンスが大変なので弊社としては掻き落として壁紙仕様にすることを基本お勧めしています。火山灰(シラス壁)やチャフウォール、珪藻土や漆喰でも塗り増しを前提に販売されているようですのでカビが繁殖した際の対応には非常に苦労しますので問題があるならメーカーに対処を依頼することも必要なのではないでしょうか?表面上の防カビ工事を行うことでは固い珪藻土や漆喰以外は加水分解などの現象が発生してしまうリスクがありますので、掻き落とし防カビ工事壁紙仕上げを強く推奨している次第です。壁紙は剥がし張替えのためにある製品でその違いは歴然です。採用する際はぜひ再考していただければと思います。アフターメンテナンスが大変だと判断した左官壁の場合防カビ工事のご要望にお応え出来ないことがありますのでご理解ください。

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