築30年以上の家で床下に潜れない8つの理由【カビ対策・点検口・人通口】
2025/08/14
築30年以上の住宅の床下は、潜る以前に条件を満たせないケースが多く、防カビ工事や点検が困難です。
今回は、実際の現場で『工事できなかった』8つのパターンをご紹介します
■ 床下点検口は45㎝角以上!床下高の測り方も重要
築30年以上の住宅では、床下に潜る条件が意外と厳しいことがあります。
その中でも重要なのが「床下点検口のサイズ」と「床下高」です。
まず、床下点検口は最低でも45㎝角以上、理想は60㎝角あることが望ましいです。
これより小さいと、大人が潜れなかったり、作業スペースが確保できなかったりします。
次に、床下高の測り方です。
初めての方には少し難しく感じるかもしれませんが、実際はそれほど複雑ではありません。
布基礎で土間の場合、床下点検口を開けて、スケールで高さを測ります。
ただし、床下収納を入れるために掘ってある部分から測ると実際より高く見えてしまうため注意が必要です。
プレモでは床下高40㎝以上を工事の最低条件としています。
詳しい測り方や必要寸法の基準についてはこちらで解説しています →床下点検口と床下高の基準
床下高45㎝の築30年以上の戸建住宅です。
キッチンの床下収納から測りました。
■ 間違った場所や小さすぎる床下侵入口に注意
「床下侵入口はあります!」と聞いて現地に伺っても、
実際は人が潜れるサイズではないケースが少なくありません。
特に築30年以上の住宅では、床下点検口がないために、
和室の畳下や押入れ底板に急きょ開口した“侵入口もどき”が作られていることがあります。
しかし、こうした開口部は27㎝×41㎝程度など非常に小さく、
さらに火打土台や柱が邪魔して進入できないこともしばしば。
作業するための開口部としては問題があるため、
プレモでは大工による正規の点検口設置を推奨しています。
床下侵入口の位置やサイズは、実際に測ってみないと分かりません。
正しい点検口の条件や事前確認のポイントはこちらで解説しています。
→床下侵入口とサイズチェック
収納スペースに設けられた床下に侵入する点検口です。
火打ち柱が邪魔し、体が細い人以外は潜れません。
■ 床下高と人通口の関係を知っておきましょう
※潜ってみないと分からないケースも多いです
床下に潜るためには、床下点検口のサイズだけでなく「床下高」と「人通口の高さ・幅」も重要です。
弊社では、防カビ工事や下見を行う際の最低基準を床下高40cm以上としています。
なぜ40cm以上が必要なのか?
以前は35cmを基準としていましたが、この高さだと各部屋をつなぐ「人通口」の高さが26cm未満になることが多く、奥まで進めないケースが続出しました。
人通口は高さ30cm以上・幅60cm程度あれば作業可能ですが、築30年以上の住宅ではこれを満たさないことも多くあります。
人通口がない住宅もある
中には、人通口自体が設けられていない住宅もあります。
各部屋の床下空間が隔てられてしまい、湿気がこもってカビやすくなるだけでなく、人通口を新たに作るには内基礎の鉄筋を切断する工事が必要です。
たとえアラミド繊維などで補強しても、耐震性の低下は避けられないため、弊社ではこの場合の施工を断念することがあります。
確認できること・できないこと
床下高は事前に点検口から測ることができますが、人通口の高さや幅は潜らないと分かりません。
築年数が古い住宅ほど、人通口の寸法不足や通路障害が起こりやすいので、まずは下見で状況を確認することが大切です。→床下高と人通口
📷写真は、築30年以上の戸建住宅床下の“人通口”です。
高さが26㎝なのですが、隣室床下に行くのにかなり苦労します。
傷だらけでの移動になりますので、最低でも28㎝~30㎝は欲しいと感じています。
床下高が35㎝程の築30年以上の戸建住宅では、低い人通口が良くあります。
■ 床下の障害物に注意!
※潜ってみないと分からないケースがほとんどです
床下下見や防カビ工事では、床下高や人通口の条件をクリアしていても、実際に潜ってみたら奥に進めないということがあります。
原因として多いのが「根絡み」と「ガス管」です。
根絡みが通路を塞ぐケース
根絡みとは、束柱に取り付けられた板状の補強材のことです。
昔の工法の名残で、耐震性向上を信じて残している方もいますが、これが四方を囲むように設置されていると、人が通れなくなります。
お客様から「根絡みは壊さないで」と強く要望される場合、侵入できなければ下見も工事も断念するしかありません。
ガス管が進行を妨げるケース
やっと人通口を抜けた先に、ちょうど腰や背中の高さにガス管が横たわっていることがあります。
最近のガス管はある程度動かせることもありますが、築30年以上の住宅では固定が強固で動かせず、奥まで進めないこともあります。
この場合も安全面を考え、施工を見送る判断をします。
事前に分かること・分からないこと
根絡みやガス管の位置は、外から見ただけでは分かりません。
実際に潜ってみないと把握できないため、下見の重要性がここにもあります。→床下の障害物
■ まとめ:築30年以上の床下は事前確認が必須
点検口の有無・サイズ、床下高、の寸法だけでも事前に分かれば、工事可否が判断しやすくなります。詳しくは各記事をご覧ください。
おすすめ記事
👉 【床下潜る条件】築30年以上の住宅はハードルが高い(追記あり)
防カビ工事の対応地域について
プレモでは、
築古分譲マンション・団地・分譲賃貸マンション・分譲賃貸団地や賃貸マンション
やアパート・戸建住宅のカビ処理を行っています。
マンションや団地で見られる
・お部屋の天井・壁・梁・柱型の結露カビ
・カビ臭対策
・押入れやクローゼット
・地下室
・戸建住宅の床下 ※床下高40㎝以上、床下点検口45角以上あることが条件
・漏水事故後(解体復旧はできません)
・雨漏り後(復旧は対象外です)
のカビにも対応しております。
賃貸退去後の除菌消臭工事も行っています。
空室の除菌消臭工事にも対応します。
【下見無料エリア】
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