カビだらけの賃貸物件、どこまで対応すべき?大家さんが知るべき防カビ対策
2025/08/05
■ 賃貸物件のカビ問題|見た目では分からない実態と根本対策
賃貸物件の内見で、
「壁紙が少し汚れているな」と感じたことはありませんか?
また、入居後に
「なんだかカビ臭い」「壁にシミがある」と気づくケースも少なくありません。
賃貸物件では、こうしたカビは「よくある汚れ」として扱われがちです。
しかし実際には、見えている部分だけが問題ではありません。
壁紙の裏側や下地にカビが広がっているケースも多く、
見た目以上に深刻な状態になっていることがあります。
カビは放置すると臭気の原因になるだけでなく、
再発を繰り返し、建材の劣化や室内環境の悪化にもつながります。
このブログでは、賃貸物件におけるカビの実態と、
「どこまで対応すべきか」という判断について、現場目線で解説します。
また、賃貸管理会社様やオーナー様(大家さん)に向けて、
見た目だけで終わらせないための考え方についてもお伝えします。
※写真は、過去に伺った埼玉県狭山市の賃貸マンションの事例です。
■ 1-1. 入居者の体調への影響
カビが発生すると、空気中に胞子や臭いの成分(MVOCs)が広がります。
これにより、室内の空気環境が悪化し、不快感や体調への影響につながることがあります。
例えば、
・鼻や喉の違和感
・咳が出やすい
・室内にいると重たい感じがする
といった症状として現れることがあります。
特に、
・寝室
・子供部屋
など長時間過ごす場所では、影響を感じやすくなります。
すぐに重篤な症状につながるとは限りませんが、
「なんとなく調子が悪い」という状態が続く場合、室内環境の見直しは重要です。
■ 1-2. 建材への影響(見えない部分が問題)
カビは壁紙の表面だけでなく、下地にも広がります。
現場では、以下のようなケースが多く見られます。
✔️ 石膏ボード
表面だけでなく、裏打ち紙や芯までカビが入り込むことがあります。
この状態になると、表面処理だけでは止まりません。
✔️ コンクリート(直張り壁紙)
結露や吸着水により、壁紙の裏側でカビが繰り返し発生します。
見た目をきれいにしても、原因が残ると再発します。
✔️ 木部(押入れ・下地材)
湿気がこもる環境では、カビが定着しやすく、臭いの原因にもなります。
■ 2-1. 壁紙を剥がして初めて分かる状態
原状回復工事では、
・表面の拭き取り
・壁紙の張り替え
で対応されることも多くあります。
しかし、結露や湿気の影響が残っている場合、
壁紙の裏側や石膏ボード、コンクリート面にカビが残ったままになります。
実際の現場では、壁紙を剥がすと
・黒
・赤紫
といったカビが下地全体に広がっていることもあります。
特に以下のような場所は、発生しやすい傾向があります。
・ 出窓まわり
・ 外壁側の壁(特に腰下)
・ 角部屋のL字部分
これらは、建物の構造や断熱状況、換気状態と関係しているケースが多く、
単純な表面処理では止まりません。
■ 2-2. コンクリート直張り壁紙の特徴
賃貸マンションでは、コンクリートの壁に直接壁紙を張る
「コンクリート直張り」の構造が多く見られます。
この構造では、外気の影響を受けやすく、
室内の空気との温度差によって結露が発生しやすくなります。
その結果、壁紙の裏側に湿気が滞留し、
カビが繰り返し発生する環境ができてしまいます。
見た目をきれいにしても、
✔️ 結露環境が変わらなければ再発する
というのが実際のところです。
■ 3-1. 現場で感じる管理側の課題
賃貸物件では、カビに対する対応が統一されていないケースが多く見られます。
・担当者ごとに判断が異なる
・過去の経緯が引き継がれていない
・再発しても同じ対応を繰り返す
このような状況では、根本的な改善に至らず、
結果として同じ問題が繰り返される傾向があります。
■ 3-2. カビを「汚れ」として扱ってしまう問題
カビは見た目だけで判断されやすく、
「とりあえずきれいにする」という対応で終わることも少なくありません。
しかし実際には、
・ カビ臭が残る
・ 再発する
・ 室内環境が改善しない
といったケースが多く見られます。
カビは単なる汚れではなく、
✔️ 湿気・結露・下地の状態が重なって発生する現象です。
そのため、表面的な処理だけでは十分な対策とは言えません。
■ 3-3. 最小限対応で起きる再発の繰り返し
現場でよくあるのが、
・ 壁紙の張替えのみ
・ 表面のカビ取りのみ
で終わるケースです。
この場合、原因が残っているため、
・ 数ヶ月〜1年程度で再発
・ 臭いが戻る
・ 入居者から再度指摘
といった流れになることがあります。
■ 3-4. プレモの考え方(判断基準)
壁紙を剥がした際に、
・石膏ボードの裏までカビが入っている
・コンクリート面にカビが広がっている
このような場合は、表面処理だけでは不十分です。
プレモでは、
・石膏ボード → 状態により交換
・コンクリート → カビ取り・殺菌消毒・防カビ施工
を基本としています。
✔️ 目的は、菌密度を下げ、再発しにくい状態をつくることです。
■ 3-5. オーナー様への考え方
費用面の判断は重要ですが、対応を先送りすることで結果的にコストが増えるケースもあります。
・再発による再工事
・入居期間の短縮
・空室期間の長期化
これらを考えると、
✔️ 一度しっかり対処した方が安定するケースも多いです。
【施工例】東京都豊島区賃貸物件コンクリート直張り壁紙の結露カビ対策
壁紙下地の結露によるカビ
退去するたびに同じ場所の壁紙下地からの結露が発生し、
カビが繁殖してしまう困った場所です。
同じことを繰り返すことを考えると、
根本対策をする必要があります。
オーナー様に「プレモ防カビ結露対策工事」を推奨しました。
オーナー様は「やらない手はない」と仰っていただき採用いただくことになりました。
コンクリート下地のカビ
壁紙下地であるコンクリートにはひどいカビが発生していました。これだけのカビが繁殖するのは結露がかなり発生してしまうことになります。
この場所は冷蔵庫の置き場所になりますので冷蔵庫裏の温度差で冬結露が発生してしまいます。
■ 賃貸物件のカビ対策|状況に応じた対応の考え方
カビが発生している賃貸物件は、見た目の問題だけでなく、室内環境や建材にも影響します。
プレモでは、表面の処理だけで終わらせるのではなく、原因を確認し、
再発しにくい状態をつくることを重視しています。
■ 4-1. 下地に合わせた対策の考え方
壁紙の下地は、
・石膏ボード
・コンクリート
・合板
など、建物によって異なります。
本来であれば構造や原因を踏まえて最適な対策を検討する必要がありますが、
賃貸では次の入居までの時間が限られていることも少なくありません。
そのため現場では、
✔️ 限られた時間と予算の中でどこまで対応するか
という判断が求められます。
費用を抑える場合は防カビ工事のみという選択もありますが、
環境が変わらなければ再発する可能性があります。
・ 短期的な対策か
・ 長期的な対策か
この判断が重要になります。
より長く安定させたい場合は、結露対策を含めた工事を検討することで、
再発リスクを抑えることができます。
特にコンクリート直張り壁紙の場合は、結露の影響を受けやすく、
・カビ対策
・結露対策
を切り分けて考える必要があります。
費用を抑える場合は防カビ工事のみという選択もありますが、
環境が変わらなければ再発する可能性があります。
・ 短期的な対策か
・ 長期的な対策か
この判断が重要になります。
より長く安定させたい場合は、結露対策を含めた工事を検討することで、
再発リスクを抑えることができます。
■ 4-2. 住環境の工夫も重要
賃貸物件では、不特定の方が生活するため、住み方による影響も大きくなります。
そのため、
・換気
・湿気のコントロール
といった基本的な環境づくりも重要になります。
賃貸に限らず、住み方の工夫はとても重要です。
可能であれば、
・換気設備の見直し
・空気の流れの改善
などを原状回復工事とあわせて検討することで、カビの発生リスクを下げることができます。
また、事前に対策を行っていることを入居希望者に伝えることで、
✔ 管理が行き届いている物件であること
を理解してもらいやすくなります。
■ まとめ|賃貸のカビは専門的な対策で「使える状態」へ
賃貸物件のカビやカビ臭は、見た目の問題だけでなく、
結露や湿気といった環境条件が重なって発生します。
特にコンクリート直張り壁紙の場合、冬から春にかけての結露により、
同じ場所でカビが繰り返し発生するケースが多く見られます。
こうした状況で、
・壁紙の張替えのみ
・パテやコークボンドによる補修
といった表面的な対応だけでは、根本的な改善にはつながりにくいのが実情です。
プレモでは、
・カビ取り
・殺菌消毒
・防カビ施工
を基本とし、下地の状態や原因に合わせた対応をご提案しています。
また、オーナー様とお付き合いのあるリフォーム会社様との連携も可能ですので、
下地処理から仕上げまで、状況に応じて進めることができます。
コンクリート直張り壁紙の天井・壁・梁・柱型などの結露カビ対策では、
プレモ一括施工での対応となります。(防カビ結露対策工事)
■ よくあるご相談
・退去のたびに同じ場所でカビが発生する
・入居者から結露やカビの指摘がある
・カビ臭が気になる部屋がある
・入居期間が短くなっている
このような場合は、表面的な対処だけでなく、
原因と下地の状態を一度見直すことが重要です。
■ 最後に
賃貸物件のカビ対策は、
✔️ 見た目だけで判断しないこと
✔️ 原因と環境を把握すること
✔️ 対応範囲を明確にすること
が大切になります。
カビやカビ臭でお困りの際は、
埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモまでご相談ください。
おすすめ記事
👉 【健康より出費?】結露とカビを放置する大家さんが見落とす入居者のリスク
防カビ工事の対応地域について
プレモでは、
築古分譲マンション・団地・分譲賃貸マンション・分譲賃貸団地や賃貸マンション
やアパート・戸建住宅のカビ処理を行っています。
マンションや団地で見られる
・お部屋の天井・壁・梁・柱型の結露カビ
・カビ臭対策
・押入れやクローゼット
・地下室
・戸建住宅の床下 ※床下高40㎝以上、床下点検口45角以上あることが条件
・漏水事故後(解体復旧はできません)
・雨漏り後(復旧は対象外です)
のカビにも対応しております。
賃貸退去後の除菌消臭工事も行っています。
空室の除菌消臭工事にも対応します。
【下見無料エリア】
埼玉県上尾市の事務所から片道30km圏内
上尾市/桶川市/伊奈町/北本市/鴻巣市
蓮田市/白岡市/加須市/久喜市/幸手市
杉戸町/宮代町
さいたま市(西区・北区・大宮区・見沼区・中央区・桜区・浦和区・南区・緑区)
川口市/蕨市/戸田市
川越市/川島町
坂戸市/鶴ヶ島市/東松山市/鳩山町
滑川町/ときがわ町/毛呂山町/吉見町/嵐山町
所沢市/狭山市/日高市/入間市/飯能市
富士見市/ふじみ野市/志木市/新座市
朝霞市/和光市/三芳町
【下見有料エリア】
上尾市の事務所から片道31km〜45km圏内
埼玉県
熊谷市/羽生市/三郷市/吉川市
八潮市/越谷市/草加市/春日部市
小川町
【下見有料エリア】
東京北部地域
板橋区/北区/足立区/荒川区/豊島区
文京区/練馬区/杉並区
清瀬市/東村山市/東久留米市/東大和市
西東京市/武蔵野市/小平市/青梅市
※ 上記以外の地域についても、
施工内容や日程によって対応可能な場合があります。
まずはご相談ください。
----------------------------------------------------------------------
有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)
----------------------------------------------------------------------




