建築会社の床下カビ処理は間違っている

埼玉県上尾市の実績20年の防カビ工事専門業者プレモです。
多くの情報の中から弊社ブログを見つけていただきありがとうございます。
今回は「雨に濡れた建築中注文住宅でカビが発生した時の建築会社のカビ処理が間違っている」話です。

建築会社は施主様から「防カビ工事専門業者に防カビ工事をさせるから下見依頼している」と聞くと動きます。何をするのか？➊雑巾でカビを拭く。❷アルコールやエタノールでカビを拭く。❸塩化ベンザルコニウム（逆性石鹸）でカビを拭く。❹次亜塩素酸ナトリウムでカビを拭く。❺アク抜きをする。の5つになります。

➊雑巾で拭くのは問題外。カビは再発しますのでお勧め出来ません。❷アルコールやエタノールはカビ取り効果もありません。むしろカビを飛散させカビを拡げることになりますのでやってはいけない行為です。❸塩化ベンザルコニウム（逆性石鹸）はカビ取りに使用してはいけません。実際に使用した人の話では3～4日でカビは再発します。❹次亜塩素酸ナトリウムでカビを拭くのは正解ですが、またカビは再発してしまいます。❺アク抜きをする。アク抜きしてもカビは止まりません。一見キレイになったように見えますが10日もすればカビは再発して来ます。勘違いしなほうが良いでしょう。

カビが止まらない事実を知らない建築会社は堂々巡りに陥ります。その場を何とかくぐり抜けてしまいたいのでしょうが、逆にドツボにはまることになります。

何よりカビ取りまでしか行っていませんのでカビはいとも簡単に再発してしまいます。建築会社は余計な出費をしたくないので防カビ工事を認めたくないのでしょうが、カビを止めるにはカビが発生した木材や合板を交換するか？防カビ工事しかありません。

中には加圧注入木材を使用している注文住宅がありますが、カビは発生しますので勘違いしないほうが良いでしょう。ただ建築会社は防カビ工事専門業者を阻害しますので建築会社を信じるか？防カビ工事を行うか？の二択になります。加圧注入木材は防腐防蟻処理です。何度も弊社ブログで書いていますが、防腐は腐朽菌という細菌・防蟻はシロアリで昆虫類になります。カビは真菌と言う微生物ですので対象菌が違います！さらに書けば防腐剤でカビを止めることは出来ませんが、防カビで腐朽菌を止めることは可能です。それくらい効果がある防カビ工事です。加圧注入木材を使用しているからカビが発生しているのに塩化ベンザルコニウムでカビ取りするなんて言う建築会社がいたら信じてはいけません。くれぐれもお間違いなく。

建築中注文住宅が雨に濡れたら出来るだけ早期に床下のカビ点検をしましょう。カビ点検を認めない建築会社がいた時は理由を聞きましょう。仮に特殊な工法がダメになるから防カビ工事を禁止！と言うのなら、間違ったカビ取りしていつまで同じことを繰り返すのか？現場監督や建築会社に聞いてください。効果の無い工事をやり続ける意味が弊社には分かりません。

雨に濡れた建築中注文住宅の木材合板カビ（特に床下）でお困りの時は埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモまで相談・問い合わせください。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

おすすめ記事
【埼玉県さいたま市】建築中雨に濡れた構造用合板カビ