住宅に床下点検口が無い理由

埼玉県上尾市の実績20年の防カビ工事専門業者プレモです。
多くの情報の中から弊社ブログを見つけてくださりありがとうございます。皆様に何かしらの参考になればと思いブログを書いています。

今回は「床下点検口の無い住宅」です。

これは、たまに見かけるのですが床下点検口を設けない理由は下記の通りだと推測されます。
➊ 床下が低い。それも20cm前後で人が潜れる床下高ではない。
❷ 床下にガラ（岩・石）や盛り土などが山積し見えないようにしている。
❸ 床下点検口を設置するのを忘れた。
❹ 壁の下にある基礎（弊社は内基礎と呼称しております）で一部屋ずつ区切られているため点検口を設けることが出来なかった。
❺2階にキッチンや水回りが全てあるため1階に点検口を設けていない。

床下に潜れないような場合は、板の間やフローリング下地材などの裏がどうなっているのか分かりませんので開口するしかありません。（例えば浸水や漏水、雨漏りが発生していた場合点検することが出来ません）

1階に和室があれば、畳下の荒床を開口すれば良いのですが床下業者（シロアリ駆除業者）が開口したサイズは小さく防カビ工事するには不適格ですので、最低でも45cm✕45cmの大きさは欲しいところです。このような時は補強も兼ねて大工に依頼するのが妥当です。床下に潜る会社が自ら点検口を設けることがありますが、その多くは良いとは決して言えないサイズになることがありますし、補強も行わないといけませんが十分とは言えなく、侵入口を開口してただ塞ぐだけというものがと言えるでしょう。

また、隅に床下点検口を設けるのはお止めください。火打ち柱があり床下に潜ることが困難になります。
床下点検口の設置場所は間違えないようにしましょう。（押入れ底板に設けるのもお止めください）

床下高が30cm未満の住宅では、床が凹む箇所が気になって仕方ない事例もあります。当然床下の補強も必要ですが思い切って床下地からやり直しするのも1つの選択肢だと考えます。床下点検口が無いと調査することすら出来なくなりますので大きな出費に繋がることがあります。

築30年ほどの住宅にこのような床下点検口が無い住宅は結構目につきますが、皆さんのお住まいは大丈夫でしょうか？皆さんが住んでいる住宅にもっと興味を持ちましょう！床下は家の中でとても重要な場所ですからカビが発生し難い環境を作るのはとても大切なことです。

床下点検口を開口するまでに物を動かさないといけないことがありますが、出来れば塞がないほうが良いと弊社は考えています。点検口から冷風が入るなどの理由があれば仕方ないところですが、何かあった時に点検出来るようにしましょう。また床下に物を置くのも止めましょう。湿気を取り込み傷むことがありますのでお止めください。

弊社の場合、埼玉及び埼玉寄りの東京一部地域限定になりますが、大工に依頼して床下点検口を設けるようにしています。自ら点検口を設けるようなことは一切行っておりません。畳下に点検口を設ける床下業者（シロアリ駆除業者）の多くは畳で分からないから大丈夫という安易な考えを持っている人がほとんどですので、開口したら補強まで行わないといけないことを知りましょう。補強する木材に防カビ工事するのは言うまでもありません。

床下の木材合板カビが気になる時は、埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモまで相談・問い合わせください。下見・防カビ工事・埼玉・東京を中心に定期点検まで行っております。

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