有限会社プレモ

【見落としがち】コンクリート柱型と石膏ボードの隙間に潜むカビ!その原因とプレモの解決策

【見落としがち】コンクリート柱型と石膏ボードの隙間に潜むカビ!その原因とプレモの解決策

【見落としがち】コンクリート柱型と石膏ボードの隙間に潜むカビ!その原因とプレモの解決策

2025/07/31

コンクリート柱型に接する石膏ボード下地が危ない!

皆さん、こんにちは!埼玉県上尾市で防カビ工事専門業者20年の実績を持つプレモの山田です。

「部屋の隅、特に柱の近くの壁だけ、なぜかカビが生えやすい…」
「壁紙を剥がしたら、柱の周りの石膏ボードが真っ黒だった…」

こんな経験ありませんか?マンションやアパートにお住まいの方、特に築年数の経った建物では、このような「柱型(はしらがた)」と呼ばれるコンクリートの柱や梁が室内に張り出している部分に、カビが発生しやすいという悩みを抱えている方が少なくありません。

この「柱型のカビ」は、一見するとただの汚れに見えますが、実は建物の構造的な問題と、カビの特性が複雑に絡み合って発生しています。そして、そのカビは、私たちの健康を害する「天敵」であり、大切な建物を傷め、腐らせる「天敵」でもあります。カビは非常に優秀な微生物で、「危険だよ!この部屋にいたら病気に罹るよ」と、カビ色素や臭いで私たちに教えてくれるサインを出しています。中には、見た目だけの黒カビで臭いを発しない(あるいは感じにくい)こともありますが、だからといって放置して良いわけではありません。

今回は、この見落とされがちな「コンクリート柱型と接する石膏ボードに繁殖するカビ」について、なぜ発生するのか、そのメカニズム、そしてプレモがどのように根本解決へと導くのかを、皆さんの日々の悩みに寄り添いながらお話ししたいと思います。

なぜ、コンクリート柱型と石膏ボードの隙間にカビが生えるの?

コンクリート柱型と接する石膏ボードにカビが生えるのには、主に以下の構造的な問題と、それに伴う結露が深く関係しています。

1. 熱橋(ヒートブリッジ)現象
コンクリートは熱を伝えやすい性質を持っています。室内に張り出した柱型は、外壁と一体になっていることが多く、外気温の影響をダイレクトに受けやすい部分です。冬場は外の冷気が直接コンクリートに伝わり、柱型が周囲の壁よりも極端に冷たくなります。夏場は逆に、日中の日差しで温められた外壁の熱が柱型を通して室内に伝わり、周囲よりも高温になります。 このように、熱が伝わりやすい部分が「熱橋(ヒートブリッジ)」となり、その部分だけが周囲と異なる温度になることで、空気中の水蒸気が冷やされ、水滴となって結露が発生しやすくなります。

2. 断熱材の不足または不備
特に古いマンションなどでは、柱型部分に十分な断熱材が入っていないか、断熱材が途切れているケースが多く見られます。これにより、熱橋現象がさらに顕著になり、結露が発生しやすくなります。

3. 空気の滞留
柱型は室内に凹凸を作るため、その周辺は空気が滞留しやすくなります。空気が動かないと湿気がこもり、結露が発生した際に水分が蒸発しにくくなるため、カビが繁殖しやすい環境が長く維持されてしまいます。

4. 石膏ボードの吸湿性
柱型と接する壁の多くは石膏ボードを下地としていますが、石膏ボードは水分を吸収しやすく、カビの栄養源も豊富です。一度結露水を含むと、カビが深く根を張りやすくなります。

これらの要因が複合的に作用することで、コンクリート柱型と石膏ボードの接合部やその周辺は、カビにとって非常に好都合な「隠れた温床」となってしまうのです。

【実例】プレモが解決した「コンクリート柱型」のカビ問題(品川区のマンション)

4年後結露により再発する壁紙カビ

今から10年以上前、プレモがまだ「防カビ結露対策工事」という専門工法を確立する前のことでした。東京都品川区のマンションで、まさにこの「コンクリート柱型」のカビ問題に直面しました。

お客様のお住まいでは、写真のようにコンクリートの柱型と接する石膏ボードに、広範囲にわたってカビが繁殖していました。

壁紙張替え防カビ工事を行っても「結露を止めることは出来ません」これは事実です。

ですので4年後に壁紙カビが発生することがあります。(住み方の工夫を駆使しても間接的な対応になりますので、直接抑止するのが一番だと痛感しました)

結露を直接抑止する防カビ結露対策工事

2022年の夏の終わりにプレモはカビを直接抑止する「プレモ防カビ結露対策工事」を行うことになりました。

暖かい空気を冷えたコンクリート下地に当たらせないための工事でもありますし、仮に結露が発生しても結露対策用シートが結露水を取り込み放出してくれます。そのために『吸放湿壁紙張り』が必要になります。

皆さまにとっては遅きに失した「防カビ結露対策工事」ですが、大した営業もせずブログだけで実施しているところですが、やっと20件以上の実績を超えるようになり、お客様から「結露が止まった」との今までにない高い評価をいただいております。コンクリート直張り壁紙結露で困る部屋には朗報だと考えます。

壁のカビ、放置するとこんなに怖い!

「ちょっとくらいなら大丈夫でしょ?」と思っていませんか?実は、壁のカビを放置すると、見た目だけの問題では済まないんです。カビは、私たちの健康と建物の両方にとって、決して軽視できない「天敵」なのです。

健康被害:カビは「危険だよ!」と教えてくれるサイン
カビは目に見えないカビ胞子を空気中にまき散らします。これを吸い込むことで、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こしたり、既存の症状を悪化させたりする可能性があります。また、慢性的な咳、気管支炎、肺炎といった呼吸器系疾患に罹る危険性もあります。特に小さなお子さんやご高齢の方、アレルギー体質の方、免疫力の低い方は、深刻な影響を受けやすいです。 カビ色素や独特の「カビ臭」は、カビが「この部屋にいたら病気に罹るよ」と私たちに教えてくれている、大切な危険信号です。このサインを見逃さず、早期に対策を講じることが、ご家族の健康を守る上で非常に重要になります。

建材の劣化:建物を「腐らせる」天敵
壁紙(クロス)の裏側までカビが進行すると、壁の下地材(石膏ボードなど)まで傷めてしまうことがあります。カビは建材を栄養源として成長するため、放置すればするほど木材などを腐食させ、建物の耐久性を低下させます。そうなると、壁の張り替えだけでなく、下地補修まで必要になり、大がかりな工事になってしまうことも…。カビは、建物の寿命を縮め、資産価値を著しく低下させる「天敵」でもあるのです。

不快なカビ臭:カビが繁殖すると、独特の嫌な臭いが発生します。これが部屋中に充満してしまい、お客様が来た時にも気になりますよね。

市販のカビ取り剤やDIYでは、なぜ解決しないの?

「じゃあ、市販のカビ取り剤で拭けばいいんじゃない?」そう思われるかもしれません。でも、残念ながら、それで根本解決にはならないことが多いんです。

市販のカビ取り剤は、表面のカビの色素を漂白する効果はありますが、カビの根っこ(菌糸)まで完全に死滅させることは難しいんです。壁紙(クロス)の繊維の奥や、壁紙(クロス)の裏側にまでカビが潜んでいる場合、表面をきれいにしてもすぐに再発してしまいます。

また、間違った方法でカビ取りをすると、かえってカビを広げてしまったり、壁紙(クロス)を傷めてしまったりするリスクもあります。特に、次亜塩素酸系の漂白剤は、壁紙(クロス)の色落ちや変色の原因になることもありますから注意が必要です。

【危険!】消毒用エタノール・高濃度アルコール・除菌ティッシュでのカビ取りは絶対にNG!

ご家庭で手軽に使える消毒用エタノールや高濃度アルコール、除菌ティッシュなどでカビ取りを試みる方もいらっしゃいますが、これは非常に危険な行為であり、絶対に避けてください!

エチルアルコールが原料のこれらの製品は、揮発性が非常に高く、カビに効く時間はごくわずかです。注射する際に脱脂綿で腕を殺菌した時「スッー」とすると思いますが、あれが有効成分が効いている時間なんです。そのため、消毒用エタノールなどがカビに触れたからといって、カビが即死滅するようなことは絶対にありません。

むしろ、アルコールが蒸発する際にカビの表面の水分を奪い、カビ胞子を乾燥させて空気中にまき散らしてしまう可能性があります。これにより、カビが別の場所に拡散し、被害を拡大させてしまうことにも繋がりかねません。一時的にカビが見えなくなったとしても、それは表面の色素が薄くなっただけで、カビの根は残っており、すぐに再発してしまいます。

やらないほうが良いのですが、もしワックスがかかったフローリングに消毒用エタノールやアルコール類を垂らしてしまうと、ワックスが「乳白色に変化して除去するのが大変」になることがありますので、十分ご注意ください。

【要注意!】安易な壁紙(クロス)剥がしは、カビ問題を悪化させる原因に!

壁紙(クロス)のカビがひどいからといって、お客様ご自身で安易に壁紙(クロス)を剥がしてしまう方が多くいらっしゃいますが、これは壁や天井の下地のカビを一気に繁殖させてしまうことを意味します。壁紙(クロス)を剥がすことで、カビ胞子が大量に空気中に飛散し、目に見えない下地(石膏ボードなど)に付着して、新たなカビの温床を作り出してしまいます。安易な壁紙(クロス)剥がしは、カビ問題をさらに悪化させる可能性が高いので、絶対に回避したほうが間違いありません。

また、建築会社が壁紙(クロス)張替えレベルのプチリフォームをする際に、壁紙(クロス)を剥がしたまま放置し、その後に私が防カビ工事を行うことがありますが、あれはカビ胞子を蔓延させる原因になるので止めたほうが良いのです。これは、カビを【現象】として捉えており、【微生物】であるカビの特性を理解していない証拠と言えるでしょう。

カビ取りは、必ずカビの専門知識と適切な薬剤を持ったプロに任せましょう。

プレモの「コンクリート柱型カビ対策工事」:根本原因にアプローチする真の解決策

プレモでは、皆さんが諦めていたコンクリート柱型と石膏ボードのカビ問題を、根本から解決するための専門的な防カビ工事を行っています。私たちの仕事は、カビの色素を漂白(除去)し、出来る限りカビを死滅させ、再発と新たなカビが発生しにくいように「カビの発育阻害環境を作る」ことです。

1. 徹底的な原因特定と診断:まずは、なぜカビが発生しているのか、その原因を徹底的に調査します。特に、柱型における熱橋現象や断熱不足、空気の滞留といった構造的な問題を正確に見極めます。原因を突き止めることが、再発防止の第一歩です。

2. カビの徹底除去と殺菌消毒:色素を漂白し、カビを死滅させる 柱型と接する石膏ボードや壁に生えたカビを、プレモ独自の特殊な薬剤で丁寧に除去します。この作業は、カビの色素を強力に漂白(除去)し、見た目をきれいにすることが主目的です。同時に、目に見えないカビの根っこまで強力に殺菌消毒することで、出来る限りカビを死滅させます。 この段階で、不快なカビ臭もかなり消えますよ。

3. 安全な防カビ施工「カビの発育阻害環境」を作る カビを徹底的に死滅させた後、人体に安全性の高い「非流出性複合抗菌剤」(建物内外に頻発する57種類のカビを含む200菌以上のカビを抑止する防カビ剤)を塗布します。この防カビ剤は、一度塗布すると成分が建材から溶け出しにくいため、長期にわたってカビの繁殖を強力に抑止してくれます。これにより、カビが再発しにくく、新たなカビが発生しにくい「カビの発育阻害環境」を作り出します。※日々の結露は凄まじい力がありますので、防カビ剤を浸透させても流出してしまう危険性があることを否定することは出来ません。

4. 「防カビ結露対策工事」による根本的な結露対策:コンクリート柱型における結露がカビの主要な原因である場合、プレモの「防カビ結露対策工事」が非常に有効です。これは、柱型部分の断熱性能を向上させ、結露の発生そのものを抑制するための専門工法です。特に、コンクリート直張り壁紙のような箇所では、弊社の防カビ剤をもってしても結露水で薬剤が流出する危険性が高く、冬期など結露が激しい時期にはカビの再発を抑えきれない可能性があります。 そのため、この「防カビ結露対策工事」を併用することで、カビの発生条件そのものを根本から改善し、長期的な安心をお届けします。

無料相談のご案内:コンクリート柱型のカビ・カビ臭の不安を抱え込まず、今すぐプレモへご相談ください!

「柱の周りのカビが気になる…」
「壁紙を剥がしたらカビがひどかった…」
「部屋がカビ臭い気がする…」
「健康面が心配…」

どんなコンクリート柱型のカビに関するお悩みでも、プレモがお力になります。 賃貸の場合は事前に大家さん・管理会社に相談の上ご連絡ください。

【対応エリアについて】
プレモの防カビ工事は、確実な効果と丁寧なアフターフォローを提供するため、対応エリアを限定させていただいております。
埼玉県(県央・県南・県西・県東地域)および埼玉県に隣接する東京都の地域を主な対応エリアとしております。埼玉寄りの千葉・東京寄りの神奈川にも対応可能です。
遠方地域へのご依頼は、サービスの品質維持のため、現在承っておりません。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

専門家による無料相談で、あなたの住まいのカビ問題を徹底的に解決し、ご家族が健康で快適に暮らせる未来を築きましょう。

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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)

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