ガスファンヒーターの使い過ぎでカビだらけの部屋に
2025/01/31
ガスファンヒーターの使い過ぎに注意
東京都新宿区の築古集合住宅での話。冬寒く暖房器具を使用し続けないと生活出来ない和室があります。灯油を階段やエレベーターを利用して運ぶのも高齢者にはかなり厳しく、どうしてもガスファンヒーターを利用することが多くなりがちなのですが、このガスファンヒーターの使い過ぎには注意しなければいけません。おかしな話ですがガスファンヒーターを利用しつつ加湿器を過剰に利用する人もいて呆れてしまうことすらあります。写真のように部屋はカビだらけ状態でした。
和室天井やコンクリート直張り壁紙カビ
天井のカビが分かりますでしょうか?掃き出し窓の上の壁はコンクリート下地直張り壁紙のカビです。このようなカビだらけの部屋で生活されているのは過酷としか言いようがありません。あまりのカビ臭に健康を害するのは目に見えています。お客様は小さな咳を繰り返していましたので本当に心配になりました。カビだらけの部屋で生活するのは無理があります。「少しでも防カビ工事で改善出来るか?」と相談されましたが防カビ工事だけでは対応し切れない旨をお話しました。
ガスファンヒーターは押入れもカビる
ガスファンヒーターはこの和室では利用していません。隣の部屋になります。それでも写真のようなカビが押入れに繁殖してしまうのです。恐ろしいことです。ガスファンヒーターのガスは水蒸気ですから関係ないと思われる部屋の隅々に行き渡り結露となりカビを繁殖させるのです。ここまで酷い押入れだと解体して作り直したほうが良いと思うのですが、それが出来ない事情も各ご家庭にはあるのです。それでも和室天井裏などは結露でカビが繁殖している可能性がありますので解体するのが一番と考えお伝えしました。
木材もカビる多湿の部屋に
ガスファンヒーターを利用し続けると住んでいる人は気づかないかも知れませんが木材もカビる多湿の部屋になります。カビは表面から中に繁殖し続ける微生物(真菌)ですので拭き取っただけでは簡単に再発します。費用も工事日数もかかりますがカビだらけの部屋を使えるようにするために解体や防カビ工事などを利用しつつ、結露が酷い箇所は防カビ結露対策工事を行うなどの工夫が必要になります。来週は寒い日が続くと言われていますので暖房器具の利用が増えると思いますが、結露やカビ・カビ臭には十分お気をつけいただければと思います。
カビだらけの部屋でお困りの時はプレモまで問い合わせください。埼玉・東京の一部地域に対応しています。
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