壁紙張替えで、コンクリート直張り壁紙のカビは止まりません

「壁紙を張替えたのに、
また冬になるとカビが出てきました」

この相談、実はとても多いです。
 

特に コンクリート直張り壁紙 のお部屋では、
壁紙を新しくしても、
カビは止まりません。
 

理由はシンプルです。

壁紙を張り替えても、
結露が止まっていないから です。
 

コンクリート直張り壁紙は、
冬になると外気の影響を受けやすく、
壁紙の裏側や裏打ち紙（裏紙）で結露が起きます。

その状態で防カビだけを行っても、
効果は 二冬が限界 です。
 

三度目の冬前まで持つ可能性もありますが、
再び結露が出始めると、
カビはまた再発してきます。

つまり――
カビを止められなかったのではなく、
結露が止まっていなかった ということです。
 

コンクリート直張り壁紙のカビ対策で本当に必要なのは、
「防カビ」だけではありません。

結露まで止めること。
 

天井や壁の構造、
裏側で何が起きているのかを見極めない限り、
壁紙張替えは“きれいに見えるだけ”で終わってしまいます。
 

天井コンクリート直張り壁紙の
裏打ち紙（裏紙）に隠れるカビと、
結露まで止める防カビ結露対策工事については、
12/16のHPブログで詳しく解説します。

結露が止まらなければ、
カビは止まりません。