集合住宅の冷える部屋と健康

埼玉県上尾市の実績20年の防カビ工事専門業者プレモです。

多くの情報の中から弊社コラムをお読みいただき誠にありがとうございます。
コラムも全てブログ同様に山田が書いております。

寒い部屋・冷える部屋は健康に良いことではありません。
今は冬季ではありませんので夏涼しいのは助かると言う方もおられるでしょうが、冬季は結露する上にカビも繁殖しますので健康リスクが非常に高くなることを忘れてはいけません。

■ 冷える部屋は何故健康に悪いか？

良く言われるのは室温が低いと免疫力が落ちやすい・インフルエンザなどのウイルスが活発化するので住む人のとってはマイナスの話ばかりになります。

・ヒートショック
・呼吸器系疾患
・循環器疾患

など注意しなければいけない病気が多いのも冷える部屋の特徴です。
ヒートショックは血圧が上がり脳卒中や心筋梗塞の原因になりかねません。
呼吸器系は先程書いたインフルエンザなどのウイルスに罹りやすくなります。
循環器系はヒートショックも関係しますが、高血圧や動脈硬化の原因なることがあります。

これは一般的な冷える部屋で生活するとこんな病気に罹ると言われることなのですが、個人的には女性の変形性膝関節症が悪化する可能性が大きいと感じています。スポーツ選手だと肘など古傷が癒えない部屋になりますので回避したほうが良いでしょう。冷えや湿気の多い部屋は膝や肘に病気やケガを抱えている人は禁忌と覚えておいてください。

先ほどの呼吸器系疾患に加えなければいけないのが「カビ」と「カビ臭」です。

■ カビやカビ臭は冷える部屋が大好き

冬季に冷える部屋はカビやカビ臭が発生しやすいものです。写真もその典型例と言えるでしょう。
このような部屋で生活していて健康を害さないほうがおかしいと断言しても良いでしょう。

築30年以上のマンションや団地に見られる冷える部屋は断熱効果が弱い点が挙げられます。窓は内窓を取り付けるなどの工夫が出来ますが、壁天井の断熱工事は結構大掛かりになりますので出費も大変ですし、予定外の工事が追加されることもありますので、ただ断熱すれば良いと言う訳でもありませんので良く検討することが必要です。冷える部屋は壁天井が結露しやすいので、築30年以上のマンションや団地の冷える部屋は特に特に要注意です。

カビやカビ臭が冷える部屋を好むのは、結露が多く発生し湿度が高いからです。
物が多く置かれている部屋では部屋の四隅や結露する窓際やコンクリート直張り壁紙にカビが発生しやすく気温が上昇して来る梅雨になると今度はカビ臭を放つようになります。

湿度計を設置して65％以上の湿度を計測した時は、除湿機などで強制除湿するようにしましょう。窓を開けて換気も必要になりますが、プライバシーや防犯上長く窓を開ける訳にはいきませんので、住み方の工夫を実践しましょう。

あるお客様では、天井からの結露が酷いので据え置き型除湿機（ハイブリッドタイプ）を2台設置して結露抑止をされていた方がおられました。様々な工夫をしながらカビやカビ臭による健康被害を回避する手立てをしなければいけません。

冷える部屋はカビやすいとも言えます。ですので断熱工事などで結露を止めれば良いと言うのが建築会社の考えです。でも断熱工事で結露が止まるのでしょうか？断熱工事でカビカビ臭は消失するのでしょうか？

■ 何故壁天井に結露が発生？

築30年以上のマンションや団地はコンクリート直張り壁紙が多く、天井1面・壁4面の計5面のうち冷える部屋は最低2面がコンクリート直張り壁紙であることが多いと感じています。このような部屋では、結露が発生するコンクリート下地に断熱工事を行えば良いのですが、まともな断熱工事を行うと部屋が確実に狭くなり、非常に扱いにくい部屋になりますので何でも断熱工事を行えば良い訳でもありません。

建築業界では解体して作り直せばカビは発生しない！と言い切る現場監督や一級建築士が多いのですが、本当にその通りなのでしょうか？

コンクリート下地は解体出来ませんが、どう対応するのでしょうか？
率直な質問をすると煮え切らない態度をする方が圧倒的に多いのが壁天井コンクリート直張り壁紙の結露によるカビやカビ臭なのです。

■ 冬季の結露を減少させるコツとは

冷える部屋の冬季結露を減少させるコツは「住み方の工夫」が挙げられます。先ほどから書いている築30年以上のマンションや団地の集合住宅のおける話になりますが、住み方の工夫を実践すると効果が直ぐに分かりますので冬季にぜひ実践してみてください。

住み方の工夫を実践することで皆さんは結露を減少させることが出来る！と自信を持つようになるでしょう。それが弊社の言う「結露コントロール」なのです。高齢者ご夫婦でも出来る工夫ですのでぜひ実践してみましょう。※莫大な費用を断熱工事にかけるより効果的だと思います。

建築業界や賃貸不動産業界に無い常識がコンクリート下地の結露抑止でしょう。それくらい難易度が高いのです。防カビ工事専門業者プレモが防カビ結露対策工事などを話しても知らないはずなのに「確実に結露するコンクリート下地が改善するはずが無い」と一方的に断られるのが一般的です。

■ 直接結露抑止するプレモ防カビ結露対策工事

寒い部屋はコンクリート直張り壁紙の結露が発生するか？湿気が多くて困る部屋だったりしますので、結露と湿気対策を実践すれば健康に害をなす「冷える部屋」「寒い部屋」を住みやすく部屋に変えることが出来ると弊社は考えます。

その第一歩が「住み方の工夫」（結露を間接抑止）であり、第二歩が「プレモ防カビ結露対策工事」（結露を直接抑止）になります。もっと本格的な断熱工事を希望される方は部屋が狭くなっても良い減室することを念頭にされてみては如何でしょう。

断熱工事は部屋を狭くします。ですので少々使い難い部屋になると思いますが、コンクリート直張り壁紙の壁天井は部屋を狭くせず・工事中に大きな音を立てず・余計なリフォーム工事も行わないプレモ防カビ結露対策工事を行うことを強く推奨させていただきます。

 ■ 冷える部屋は対策工事が意外と簡単？

冷える部屋で熱を奪うのは2つあります。1つは窓とアルミサッシです。こちらは内窓設置などが妥当で気密性が上がりますので魔法瓶のように暖かい部屋になります。もう1つは断熱効果の弱い場所に結露が発生することですので壁内の断熱不足が無いように断熱工事をしなければいけないでしょう。先ほど書いたようにコンクリート直張り壁紙の結露にはプレモ防カビ結露対策工事をお勧めします。

断熱不足の場所に断熱をやり過ぎると表面結露が発生するようになりますのでご注意ください。

残りは床や押入れ・クローゼットになりますが、床の状況を見ながらお客様の話を聞きながらの判断になるでしょう。床工事すると結構な出費になりますのでくれぐれもご注意ください。それ以外の場所についてはまた別の機会に書かせていただきます。

暖かい空気をコンクリート下地や断熱効果の弱い壁天井・窓・アルミサッシなどに直接触れさせないようにするのが結露を発生させないコツです。

写真のようにプレモ防カビ結露対策工事を行うと結露が抑止されるようになります。
冷える部屋・寒い部屋でお困りの時は、埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモに一度相談・問い合わせされては如何でしょうか？