別荘床下木材合板のカビ処理は何故待てない？

長野県軽井沢町の別荘床下木材合板カビです。床下基礎内断熱工法でしたので湿気が逃げない高気密な工法ですのでカビも繁殖してしまいます。元々湿地帯でもある上に建築中雨水が床下に溜まるようなことがあったり、構造用合板が雨に濡れたりしたまま竣工になるとこのような合板カビが大量繁殖します。

構造用合板のカビが大量繁殖しているとカビ取りに物凄く時間がかかります。そのため急いで仕事を終わらせたい床下業者は不向きな仕事ですし、カビ取りを行わないのでこのような時は防カビ工事専門業者の独壇場です。ちなみに別荘は軽井沢町で弊社から片道130kｍ越えの距離がありましたが宿泊せずに往復しておりました。カビ取りと殺菌消毒で１日、、防カビ施工で１日です。

カビ取り→殺菌消毒を終えた後、翌日防カビ施工（抗菌コーティング）を行います。こちらも乾燥するまで時間がかかりますが、乾燥促進剤を混入させて早期に乾燥するべく施工しておりますので安心です。10ヶ月後点検をしておりますが問題ありませんでした。（カビ臭も感じません！）床下基礎内断熱工法の構造用合板や大引きに発生したカビは時間をかけて丁寧に防カビ工事しなければいけません。そういう意味では床下業者とは一線を画す工事だと思っております。別荘でも自宅でも実家でも潜れる条件であれば床下防カビ工事は可能であることを知っていただければと思います。【床下に潜れる条件】は下記の関連ブログを参照ください。