結露する押入れは、なぜ対策が難しいのか ―コンクリート直張り壁紙と奥行き不足が生む構造的問題―
2026/01/11
押入れの中だけ、結露やカビが出る理由
「部屋は問題ないのに、押入れの中だけカビ臭い」
「布団を出すと、壁やベニアが湿っている」
こうした押入れの相談は、非常に多くあります。
押入れは構造上、
・空気が動きにくい
・物が詰め込まれやすい
・外壁側に配置されることが多い
という条件が重なり、
結露が起きても逃げ場がない空間になりやすい場所です。
コンクリート直張り壁紙に囲まれた押入れの問題
押入れ内が
コンクリート直張り壁紙に囲まれている場合、
結露被害はほぼ避けられません。
外気の影響で冷えたコンクリートに、
室内の暖かく湿った空気が触れることで、
壁紙の裏側で結露が発生します。
押入れの中は空気が滞留しやすいため、
この結露が乾きにくく、
カビやカビ臭として表に出てきます。
ベニア仕上げの押入れでも安心できない理由
押入れの内側がベニア仕上げの場合、
「木だから湿気を吸ってくれる」と思われがちです。
しかし実際には、
・ベニアが湿気を吸い続ける
・乾く時間が取れない
・内部でカビが進行する
というケースも多く、
ベニアだから安全とは言えません。
ベニアの状態によっては、
防カビ結露対策工事が可能なケースもありますが、
傷みが進んでいる場合は、
交換した上での対策が前提になります。
押入れの断熱リフォームは「奥行き」で判断が分かれる
押入れを解体する際に、
「せっかくだから断熱リフォームもやった方がいいのでは」
と言われることがあります。
しかし、押入れの場合は
外壁側との奥行きがどれだけ取れるか
が非常に重要です。
実際には、
開けてみないと分からないことが多く、
過去に工事が行われていたかどうかの確認も必要になります。
奥行きがほとんど取れず、
50mmもないような押入れでは、
・断熱材を入れられない
・通気層を確保できない
・結露条件が改善しない
といった理由から、
断熱リフォーム自体が成立しません。
一方で、
十分な奥行きが確保できる押入れであれば、
断熱リフォームは検討に値します。
重要なのは、
断熱をやるかどうかではなく、
断熱が成立する条件かどうかを見極めることです。
プレモの防カビ結露対策工事が対応する押入れ
プレモの防カビ結露対策工事は、
奥行きが取れず、断熱リフォームが成立しない押入れ
に対応する工事です。
・コンクリート直張り壁紙に囲まれている
・通気層が取れない
・結露が確実に起きる構造
こうした条件では、
表面処理や部分的な対策では再発を止められません。
カビ取り・殺菌消毒・防カビ施工を行い、
その上で結露を抑える対策を施すことで、
初めて「現象を止める」ことができます。
まとめ|結露する押入れは「構造」で考える
押入れの結露やカビは、
・掃除不足
・換気不足
・住み方の問題
だけでは説明できません。
特に、
コンクリート直張り壁紙に囲まれ、
奥行きが取れない押入れでは、
構造的に結露が起きる前提になっています。
どこまで出来るのか。
どこから先は出来ないのか。
そこを正しく見極めることが、
押入れ対策では最も重要です。
👉 さらに詳しい押入れカビは、「押入れ・収納・クローゼットのカビ」ページを参照ください。
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