防カビ工事でカビ抑止出来るが結露は止められない

埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモです。防カビ工事は実績20年になります。

防カビ工事専門業者を20年も行っていると防カビ工事の限界を感じることが多々あります。それが「結露」「湿気」「冷気」です。実際のお部屋から説明します。

本日は過去に行った東京都目黒区内のお部屋で説明します。
写真は分譲賃貸の部屋のクローゼットになります。過去にもご紹介していますが、2年以上前に防カビ工事する前の写真になります。この壁紙石膏ボード下地からのカビ繁殖は普通ではありません。結露が原因と言うのが分かります。壁紙張替え防カビ工事で対応しました。当時の入居者も状況を見て安心しておられましたが、このクローゼット以外にもカビ被害が及んでいることは知りませんでした。

通常ならカビが止まり続けるのですが、2年後クローゼット壁紙石膏ボード下地からのカビが再繁殖しました。

当時の入居者は我慢に我慢を重ねて住んでいましたが、結局カビが原因で退去してしまいました。

下見を2回行いましたが、2回目大工と同行して分かったことが床下に強い冷気と風が舞っていることに気付きました。正直「これは分からない･･･」と言うレベルで床の傾きに気付いていましたので点検口から見ると床下地であるパーティクルボードが湿気でカビだらけになり大きく傷んでいるのを発見しました。

結果、床も壁もやり直す必要があり、冷風の入口を塞がないと同じことの繰り返しになると言うことを大家さんに報告しましたが、工事金額の折り合いが出来ずに流れたということがありました。他の場所にもこれ以上のカビが繁殖していましたので費用の拡大は避けられない住まいでした。湿気や冷気は怖いと感じたお部屋でもありました。

築30年以上のマンションや団地などで見られるのが外壁側の壁に断熱材が無いことです。結露すると写真のように石膏ボードを止めているGLボンドに結露が滴り落ちカビを繁殖させる原因になります。弊社で言うところの「壁内結露」で、典型的な結露の1つです。

過去に「GLボンドは要らない」というブログを過去に書いていますので参照ください。

写真は東京都目黒区のマンションの腰窓下の壁下地がコンクリートで内装用パテによる厚塗りがなされていました。カビ隠しでしょう。

このような部屋には、防カビ工事とは別に結露対策を講じる必要があります。

コンクリート直張り壁紙の結露は抑止出来ます。さらに住み方の工夫を併用していただくとさらに高い効果を実感出来ます！多湿ともいえる部屋の湿度は下げることが出来ません。これは除湿機やエアコンなどを利用するしかありません。床からの冷気は改修工事するしかないでしょう。

埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモが行うのはコンクリート直張り壁紙の結露です。（石膏ボードや合板にも対応可能です）ちょっとタイプが違いますが、来月上旬に東京都大田区で防カビ結露対策工事を行いますが、どのような結果になるのか楽しみです。

少しずつではありますが、ブログを読んで下さった方からの反響があるのも事実です。宣伝が下手過ぎて申し訳ありませんが、身の丈に合ったブログを利用して皆さんが呼んでいただけるだけの内容にしたいと思っています。

まずは、築30年以上のマンションや団地にお住まいでコンクリート直張り壁紙の壁天井結露で壁紙にカビが発生して困っている！という方がおられましたら、プレモまで相談・問い合わせください。
埼玉県上尾市の事務所から埼玉・東京・埼玉寄りの千葉・東京寄りの神奈川のお部屋に防カビ結露対策工事を行います。

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