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天井・壁の結露カビで困る大家さんへ|賃貸住宅で起きている本当の原因

天井・壁の結露カビで困る大家さんへ|賃貸住宅で起きている本当の原因

天井・壁の結露カビで困る大家さんへ|賃貸住宅で起きている本当の原因

2026/01/08

今朝のように外気温が−2℃まで下がる冷え込みの日は、
築古マンションや賃貸マンションの
コンクリート直張りの天井・壁・梁・柱型が結露しやすい条件がそろいます。

さらに、住んでいる方や入居者の
暖房使用や加湿の影響が重なると、
壁の中に断熱材が入っていない石膏ボードの内側まで、
湿りが進むことがあります。

こうした状況を踏まえたうえで、
本ブログをお読みいただければと思います。


賃貸で「天井・壁の結露カビ」に悩む大家さんが増えています

ここ数年、
賃貸マンション・団地の大家さんから

・「入居後すぐに天井にカビが出た」
・「壁紙に黒いシミが広がってきた」
・「前の入居者の時は問題なかったのに…」

といった相談が増えています。

多くの場合、
入居者の使い方や掃除不足が原因ではありません。

📷写真は、壁紙張替え2ヵ月以内に発生した天井カビと結露水染み。
壁紙張替えでは対応し切れませんし、カビ隠しをされて後々クレーム原因
になる可能性が高くなります。(カビ臭の原因にもなります)


原因は「結露」──特にコンクリート直張り壁紙の天井・壁

問題になりやすいのは、

・コンクリート直張り壁紙の天井
・外壁側に接する壁
・冬場に冷えやすい天井・梁まわり

これらの部位です。

コンクリートは外気の影響を強く受け、
冬から春にかけて 室内との温度差で結露が発生 します。

結露は目に見えにくく、
壁紙の裏側や下地で静かに進行します。

結露による壁紙のよれ

📷写真にような「壁紙のよれ」があり、
下地がコンクリートなら、結露がかなり発生していることになりますので、結露カビ対策が必要になります。

天井コンクリート直張り壁紙の黒カビ

📷写真は、天井コンクリート直張り壁紙の結露による黒カビです。
外壁側周辺に発生しますので、別途結露カビ対策が必要です、(壁紙張替えでは対処できません)


「住み始めてから急に出たカビ」は施工不良ではありません

大家さんが最も悩まれるのが、

「リフォームしたばかりなのに、なぜ?」

という点だと思います。

しかし実際には、

・壁紙を張替えた
・防カビ剤を塗った
・見た目はきれい

この状態でも、
結露環境が変わらなければカビは再発します。

つまり、
施工不良ではなく“構造+環境”の問題なのです。


壁紙張替えや防カビ工事だけでは止まらない理由

防カビ剤は確かに有効です。
しかし、

・日々発生する結露
・じわじわと続く湿潤状態

これには耐えられません。

非流出性の高い防カビ剤であっても、
長期的な結露によって徐々に流失し、効果は弱まります。

その結果、

・壁紙の黒いシミ
・墨汁が滲んだような跡
・再発クレーム

につながってしまいます。


大家さんが知っておくべき判断ポイント

天井・壁の結露カビで重要なのは、

カビを「取り再発抑止」すること以上に、
結露を「抑える」ことです。

特に築30年以上の集合住宅では、
結露対策を行わずに防カビ工事をしても意味がありません。

カビを止めるには、まず結露から!
です。


防カビ工事を守るために「結露対策」が必要になります

結露が続く環境では、

・カビ取り
・殺菌消毒
・防カビ施工

を行い、カビはリセットされ
再発抑止されますが
結露により、洗い流されてしまいます。

だからこそ、

防カビ工事を活かすために、結露対策を行う

という考え方が必要になります。

これは「過剰施工」ではなく、
建物を守るための現実的な選択です。

退去するたびにカビが発生する壁に

📷写真は、退去するたびにカビが発生するコンクリート直張りの壁に防カビ結露対策工事を実施した部屋になります。シートを貼る前に防カビ工事が何より重要です。

天井全体が結露する部屋に

天井全体が濡れ、壁紙もよれてしまう部屋のコンクリート直張り壁紙の部屋に防カビ結露対策工事を実施しました。結露は止まり普通の生活が戻りました。(このような工事を大家さんは望んでいます)


大家さんにとって重要なのは「クレームを繰り返さないこと」

入居者からの結露カビクレームは、
一度対応しても再発すると信頼を失います。

目先の対応ではなく、

・なぜ起きているのか
・どうすれば繰り返さないのか

ここまで踏み込んで考える必要があります。

プレモでは、過去結露カビ対策を行った
部屋をいくつも見て来ていますが、
多くの場合、コンクリート直張り壁紙
の結露カビ対策が不十分であったために
入居者からのクレームが止まらない
状況に陥る事例が少なくありません。


まとめ|天井・壁の結露カビは「構造と環境」の問題です

天井・壁の結露カビは、

・入居者の住み方の問題ではない
・換気不足でもない
・防カビ剤の性能だけの問題でもない

結露という環境の問題です。

大家さんがこの点を理解することで、

入居者からの結露カビに関する
クレーム対応を減らし、
的外れな工事や無駄な工事を
防ぐことができます。

👉 賃貸のカビについて知りたい方は、「賃貸住宅のカビ」ページを参照ください。

👉 天井結露でお困りの時は、「こちらのページ」を参照ください。


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