中古住宅の床下点検は必要?見えない床下の健康診断という考え方
2025/12/30
中古住宅を購入する時、床下を見ていますか?
中古住宅を購入する際、間取りや内装、設備はよく確認されます。
しかし、床下まで確認している方は意外と多くありません。
床下は普段見えない場所ですが、
実は建物全体を支える重要な部分です。
📷写真は、中古住宅の床下です。
見て分かる通り、掘りごたつがあったり、配管があるのは当たり前。
木材や合板に発生しているカビキレイにした上で、再発しにくくさせるのが
防カビ工事専門業者の技なのです。
床下は家を支える「基礎の上の空間」
床下には、
・土台
・大引き
・根太
・配管類
など、住まいの根幹となる部分が集まっています。
この床下で湿気が溜まり、カビが繁殖している状態を放置すると、住み始めてから大きな
工事や出費が必要になるケースもあります。
床下点検=工事ではありません
床下点検というと、
「すぐ工事を勧められるのでは?」
と不安に感じる方も多いと思います。
しかし本来、床下点検は
直すためのものではなく、知るためのものです。
中古住宅の床下点検は、
床下の健康診断みたいなものと考えていただくと分かりやすいでしょう。
実際には「潜れない床下」も少なくありません
現場では、
・床下の高さが低い
・点検口が小さい
・配管や基礎形状の関係で奥まで行けない
といった理由で、
床下に入れない住宅も多く存在します。
その場合は「無理に施工する」のではなく、
現状を把握したうえで、今後どう考えるかが大切です。
業者選びはお客様次第です
床下点検の結果を踏まえて、
・防カビ工事を検討する
・リフォーム会社に相談する
・シロアリ駆除業者に依頼する
どの選択をするかは、お客様次第です。
大切なのは、
床下の状態を理解したうえで判断すること。
知識がないまま業者を選ぶと、
必要な対策が行われないまま終わってしまうこともあります。
床下の状態を知ってから住み始めましょう
床下は普段見えません。
しかし、住まいの安全性や快適さに大きく関わる場所です。
住み始めてから後悔しないためにも、
中古住宅を購入する際は、
床下の状態を一度確認することをおすすめします。
大きな出費につながる芽は、
今のうちに摘んでおきましょう。
👉 さらに詳しく知りたい方は、「床下のカビ」ページを参照ください。
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