有限会社プレモ

床下木材合板カビのカビ対策はそれで良いのか!

床下木材合板カビのカビ対策はそれで良いのか!

床下木材合板カビのカビ対策はそれで良いのか!

2025/06/30

防腐防カビ剤の大量噴霧はカビ取りでは無い

埼玉県上尾市の実績20年の防カビ工事専門業者プレモです。
多くの情報の中から弊社ブログを見つけていただきありがとうございました。今回のブログでは以前から書いているシロアリ駆除業者を代表とする床下業者のカビ処理・カビ対策がおかしい!と感じる点をもう少し深堀してみたいと思います。

■ カビを防腐防カビ剤の大量噴霧はカビ取りでは無い

恐らく日本のシロアリ駆除業者を代表とする床下業者の90%はカビ取りをせず、防腐防カビ剤を大量噴霧して終えるカビ処理が多いと感じています。防腐防カビ剤をカビが発生している木材合板に大量噴霧するのは時間が無い・次の現場が待っているなどの理由があるからではないでしょうか?その結果カビ色素が残留した状態で「出来る限りのことはやりました」となるのです。家中がカビ臭くなりカビ色素は防腐防カビ剤で洗い流すようなカビ処理は間違っていると思っています。

シロアリ駆除業者を代表とする床下業者は各社で考えて作業していると思いますので、それ以上のことは書きませんがカビを軽視していないか?については不安が残ると考えています。

■ シロアリ駆除業者を代表とする床下業者と防カビ工事専門業者プレモの違い

【プレモの防カビ工事】
カビはカビ取り(漂白)を行い、木材合板をキレイにする必要があります。カビ取り作業と殺菌消毒で出来る限りキレイにした木材合板に防カビ施工を行うことで効果が発揮出来ます。

カビ取りは殺菌効果も多少ありますが、弊社では多くの望んでいません。これは弊社とシロアリ駆除業者を代表とする床下業者との大きな違いです。

弊社の防カビ工事は以下の通りです。
初日に床下木材合板のカビ取り作業(刷毛でカビ取り作業を行います)➡施工面積が広ければ2日目に殺菌消毒を噴霧で行い➡3日目に複合抗菌剤の抗菌コーティングである防カビ施工を噴霧で行い、カビの発育阻害環境を作ることになります。


木材合板に防腐防カビ剤を大量噴霧することがカビ取りになると信じてカビ処理をされていると思います。ですが、カビ防止出来ることはあり得ないと思っています。その理由は防腐防カビ剤に含まれている最大3種類の組成薬剤で建物内外に頻発に発生する57種類のカビを止めることは不可能だからです。

結局はお客様がどこまで望んでいるか?になりますのでそれ以上は書きませんが「数年だけ持てば・・・」と言う考えならそれでも良いのではないか?と思う次第です。

■ 出来るだけ長く持続出来る防カビ工事

弊社の場合は出来る限り長く防カビ効果を継続させないと意味が無いと感じています。安くない防カビ工事を何回も出来ますか?アフターメンテナンスレベルではなく、一からやり直しするような工事は出来る限り回避するべきなのでないでしょうか。プレモ防カビ工事では現在床下基礎断熱工法では施工1年以内に無料点検を行い、その後は3~5年に一度強制ではありませんが、カビ点検をすることをお勧めしています。通常の床下防カビ工事はケースバイケースで対応することにしています。

防腐防カビ剤大量噴霧するとどうなるか

■ カビに防腐防カビ剤の大量噴霧を行ってはいけない

写真のような床下合板カビにシロアリ駆除業者を代表とする床下業者が防腐防カビ剤を大量噴霧するとどうなると思いますか?家中がカビ臭くなります。大量のカビ胞子が飛散しますので隙間から大量に噴霧します。一定量は仕方ないとは思いますが、防腐防カビ剤を大量噴霧ことで必要以上のカビ胞子を家中に飛散させるのは間違いです。

■ カビ色素が残るのはカビ取りしていない証拠

写真の合板カビに防腐防カビ剤を大量噴霧するととんでもなくカビ臭い家になります。カビ色素もキレイに除去出来るものではありません。事前に「カビ色素が残ることがあります」と話すシロアリ駆除業者がいますが、これは親切ではなく「カビ取り作業を行いませんから仕方ないのです」という別の言い方とも理解出来る言い回しだと思っています。特に白カビ系が残留するのは問題外です。再発力が凄まじいカビの中でも白カビ系は要注意なのです。

■ アルコールや消毒用エタノールでもカビは再発する

カビ取りをそこまでしつこく言うなら「アルコールや消毒用エタノールを噴霧しますよ」と言うシロアリ駆除業者がいますが、床下にアルコールや消毒用エタノールを行ってもカビ色素は除去出来ませんし、無理に行うとカビ胞子を拡げてしまいますので止めたほうが間違いないでしょう。

床下合板の酷いカビはどうする?

■ 床下合板の酷いカビはどうする?

酷い床下業者だと削ったり、カビの上から防腐防カビ剤を大量噴霧して終えるだけになるでしょう。ちまちました作業をシロアリ駆除業者を代表とする床下業者は好みません。

ですからシロアリ駆除業者を代表とする床下業者は2人で半日作業が基本です。それ以上時間をかけるようなことは行いません。仕上がりを見たら唖然とする結果になっていることがありますので、そのような時は床交換するなどの対応を検討されたほうが良いかも知れません。

ちなみに弊社はカビ取り作業していますが時間を要します。写真のようなカビであれば面積にもよりますが8帖~10帖レベルでカビ取り作業だけで最低2日間かかります。交換するのとどちらが安いか?を検討ください。

残留したカビの上に新たなカビが発生

■ 防腐防カビ剤を大量噴霧した結果はどうなる?

防腐防カビ剤を床下木材合板カビに大量噴霧しても全てのカビ色素がキレイに除去出来るものではありません。カビは出来る限り死滅させカビ色素を出来る限りキレイにしなければいけません。室内でカビが繁殖しているのにカビの上から薬剤噴霧して終わり!と言ったら皆さんはどう思いますか?

写真のように防腐防カビ剤を大量噴霧しても残留するカビを放置した結果、残留するカビの上に新たなカビが繁殖してしまうことになります。カビ取り作業しておけば良いものを楽をしようとして防腐防カビ剤を大量噴霧するものですからカビがべっとりと付着してなかなか除去出来ない現実があります。

依頼する業者を間違えると余計な工事費用がかかることになります。床下木材合板のカビはカビ取り作業を行ってからの殺菌消毒と防カビ施工になります。くれぐれもお間違いないように!

■ 勘違いしているカビ取りと防カビの違い!

カビ取り➡カビの漂白・殺菌効果を言います。カビ取りだけではカビは再発します。
防カビ➡カビの再発を抑止する効果を言います。抑止することは得意ですがカビ取り効果はありません。3種類の組成薬剤は抗菌効果ですから、カビをキレイにする効果は無いのです。(作用機序が全く違います)

自分たちの都合よく解釈し、防腐防カビ剤はこんなにカビを止める力があるとパンフレットを渡しているようですが、JIS規格の5種類のカビを抑止する効果があると言うだけで、カビ取り効果は一切ありませんのでカビに防腐防カビ剤を大量噴霧するのは間違いであることを強く言いたいのです。

調湿材はほとんど必要ない

■ 調湿材が必要な住宅は床下は意外と少ない

「カビが発生しているので調湿材を撒いたり敷き込みしたりするとカビが止まります」的なことを言われ高額見積書を見て驚く人たちがいます。ですが、実際に調湿材が必要な住宅と言うのは意外と少ないことを皆さんは知りません。

シロアリ駆除業者を代表とする床下業者の営業トークにハマってしまった皆さんが驚き焦るだけなのです。写真は埼玉県吉川市の住宅床下ですが、大量の調湿材を撒いてもカビ抑止効果はありません。湿気も相対湿度は減るでしょうが、局所的な水分含有量はあまり減ることを期待してはいけません。

防腐防カビ剤を大量噴霧して調湿材を撒いたり敷き込んだりすることを提案されてもそのやり方がただし良いのか?は疑問を持たないといけません。また「半永久」という言葉を使っていたら信用ならんと解釈したほうが良いかも知れません。物事に半永久なんてものは無いからです。

信じる相手・言葉を良く選別しましょう。

今一度書きますが、調湿材が必要な住宅は意外と少ないのです。余計な工事にお金を出すのではなく、防カビ工事を行っておけばカビ抑止は可能になることを知っていただければと思います。

カビをキレイにし防カビ施工するのが基本

床下プレモ防カビ工事やシロアリ駆除業者を代表とする床下業者の行う防腐防カビ剤を大量噴霧、必要の無い調湿材などについて書きました。

■ 木材合板をキレイにし防カビ施工でカビの発育阻害環境を作りましょう。

弊社は埼玉県上尾市で防カビ工事専門業者を20年にわたり行っていますが、カビ取り作業・殺菌消毒・防カビ施工による抗菌コーティングを一連の流れとして行うことで、床下木材合板にカビの発育阻害環境を作ることが出来ると確信しています。あとは定期点検を行うことでその後の状況が分かるようになります。

問題無ければそのままに、仮にカビが僅かでも発生していれば一定面積であれば弊社が無料で再防カビ工事しております。

やったらやりっ放しは良くありませんので、プレモ防カビ工事にご興味がありましたら埼玉県上尾市の防カビ工事専門業者プレモまでお気軽に相談・問い合わせください。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。(長文になり申し訳ありません)

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プレモの対応地域詳細

◆床下防カビ工事(建築中住宅含む)
埼玉・東京を中心に千葉や神奈川に対応しています。
戸建住宅床下は、床下高40cm以上・床下点検口や床下収納があり45cm角以上あれば対応可能です。

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電話番号 : 090-4023-4337(担当:山田)


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