【出張防カビ工事】難易度が高かった床下木材合板カビ

今から13年前の床下防カビ工事の話になります。当時は遠方にも対応しておりましたが移動時間を考えるとハードルが高く現在は埼玉・東京を中心に対応しています。この防カビ工事した場所は大阪府枚方市の戸建住宅。リフォーム会社が後付けウッドデッキを設置したのですが、設置方法がおかしく外部からの雨水が流入する原因を作ったために床下木材合板にカビが大量発生した現場になります。このようなカビはカビ取り（漂白脱色）するだけでもかなりの時間を要しますので２泊３日で防カビ工事するには限界だと感じましたが、頑張って対応させていただきました。正直、後付けのウッドデッキは危険です。また、リフォーム会社は保険対応で床下防カビ工事対応をしたのかは不明ですが、かなり対応が悪かったので皆さんはリフォーム会社の選定を間違えないようにしてください。

関西地域だったので、下見費用も掛かるということでいきなり工事を行うことになりました。無事終わりましたが、かなり無理な依頼を請けてはいけない典型の床下防カビ工事でした。この床下は、床下高30cmほどしかなくプレモでは今は床下高35cm40cm以上の工事を行っています。（内基礎の人通口と大引き下の高さがより低くなるため、2024年現在は床下点検口付近の高さが40cm以上となりました）下見は必須だと痛感した現場でもあります。床下合板が傷む前に防カビ工事が出来て被害に遭われたお客様にとっては良かったと思いました。それでも床下業者と違う防カビ工事専門業者としての対応に驚かれていました。「あのカビが無くなったの？」と言う顔をされていました。苦労したんです！本当に！あと１日あればもっと良い工事が出来ると思いました。今では遠方地域の防カビ工事も行わなくなりましたが、床下木材合板カビが発生しているのに適当な処理で誤魔化されている戸建住宅は多いと思います。ぜひご注意ください。