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クローゼットの防カビ工事と、事前に知っておいてほしい注意点

クローゼットの防カビ工事と、事前に知っておいてほしい注意点

クローゼットの防カビ工事と、事前に知っておいてほしい注意点

2026/02/18

クローゼットは、扉を閉めていると
「中は問題なさそう」に見えやすい場所です。

しかし現場では、
扉を開け、内部を確認して初めて分かる
湿気・結露・下地の劣化が潜んでいることが少なくありません。

この記事では、
クローゼットの防カビ工事を行う際に
事前に知っておいてほしい注意点を、
実際の施工写真を交えながら整理します。


一見きれいなクローゼットでも、安心とは限りません

クローゼットには、

・観音開きの折り戸
・ステンレスパイプ
・枕棚や可動棚
・引き出し付き収納

といった構成が多く見られます。

こうしたクローゼットは、
収納量が多く、空気が動きにくいため、
内部に湿気がこもりやすい構造になっています。

表面にカビが見えなくても、
内部では結露や吸着水が
長期間繰り返されているケースがあります。

クローゼット工事前

📷写真は、クローゼット防カビ工事前です。引き出しの多いクローゼット防カビ工事は大変です。

シナベニア防カビ工事

📷写真のように、シナベニア防カビ工事を行います。事前に傷んだシナベニアの状態を点検する必要があります。

クローゼット防カビ工事後

📷写真は、クローゼット防カビ工事(乾燥)後になります。
翌日まで衣服などの収納は控えるようにお願いしています。


クローゼット内部によく使われる「シナベニア」という下地

クローゼットの背面・側面・棚板には、
シナベニア(合板)が使われていることが多くあります。

シナベニアは施工性に優れていますが、

・結露
・吸着水
・長年の湿気

の影響を受け続けると、
内部で劣化が進行します。

この段階では、
表面にカビが出ていなくても、
材料自体は弱っている状態です。


防カビ工事中に、劣化が顕在化することがあります

防カビ工事の工程では、

・薬剤塗布
・乾燥

といった作業を行います。

その過程で、
もともと湿気で劣化していたシナベニアが、
波打つように浮いて見えることがあります。

これは、

・防カビ工事によって劣化させた
のではなく、
・長年の結露・湿気によるダメージが
工事中に表に出ただけ

という状態です。

この場合、
防カビ工事で見た目が改善することはなく、
交換が必要になるケースもあります。

大きな工事を望まない方ほど、
この点を事前に理解しておくことが重要です。

📷写真は、防カビ工事中に顕在化した「波打つシナベニア」です。
長い時間をかけて、表面の合板が湿気により、接着剤が効かなくなり
浮いてしまった状態です。これ意外と多い現象なのです。


引き出しが多いクローゼットは、施工負担が大きくなります

引き出し付きのクローゼットは、
防カビ工事の現場では難易度が上がります。

理由は明確です。

薬剤の消耗が激しい
 側板・底板・背板・レール周辺まで施工範囲が増える
乾燥が大変
 板の重なりが多く、空気が動きにくい
作業スペースがなくなる
 外した引き出しや棚で足の踏み場がなくなる

見た目以上に、
工程・時間・リスクが増える構造です。

📷写真は、クローゼットの防カビ工事で施工した引き出しを
乾燥させている状況です。


クローゼット内の使い方も、再発防止には重要です

防カビ工事を行っても、
使い方次第で再び結露や劣化を招くことがあります。

特に注意したいのが、
物の詰め込み過ぎです。

外壁側のクローゼット内部は冷えやすく、
結露が発生しやすい場所です。

・ビニール袋に入った衣類
・衣装ケースを壁に密着させる収納

こうした状態は、
結露水が逃げ場を失い、
シナベニアを傷める原因になります。

外壁側の壁面からは、
5〜6cm程度の隙間を空けるようにしてください。


衣類そのものが、カビの原因になることもあります

クローゼット内のカビは、
壁や下地だけが原因とは限りません。

汗が染み込んだ衣類を、
十分に乾かさないまま収納すると、
それ自体がカビの発生源になることがあります。

特に注意が必要なのが、

・ネクタイ
・ワイシャツ
・背広(スーツ類)

一見乾いているようでも、
襟元や内側に汗が残りやすい衣類です。

汗をかいた衣類は、
しっかり乾かしてから収納することが大切です。


クローゼット内部も、定期的な乾燥が必要です

クローゼット内部は、
本来ある程度の乾燥状態を保つ必要があります。

そのため、
週に1回程度を目安に、

・扉を開けた状態で
・据え置き型の除湿機を使用し
3〜5時間ほど乾燥させる

このようなケアをおすすめしています。

市販の湿気取り(置き型タイプ)は、
除湿スピードが遅く、
クローゼット全体の湿気を下げるには
効果に疑問が残ります。


防カビ工事の効果を長持ちさせるために

クローゼットの防カビ工事後に、
これまでお伝えしたようなケアを併用することで、
防カビ効果は長持ちしやすくなります。

ただし、
換気や乾燥を行っても
クローゼット内の結露がなかなか下がらない場合は、
別の視点が必要です。

そのような場合、
柔らかい珪藻土を塗ったり、珪藻土パネルを貼る前に、
一度立ち止まって考えてほしい
と思います。

結露が続く環境では、
仕上げ材を変えるだけでは
根本的な改善につながらないことがあるからです。

どうしても改善が難しい場合には、
結露そのものを抑える考え方として、
防カビ結露対策工事という選択肢もあります。

📷写真は、ガスファンヒーターの利用でベニアが傷んだ押入れを
クローゼット仕様に変更しています。
同じような生活環境であれば、またベニアが傷みますので
防カビ結露対策工事することで、湿気や結露に強いクローゼット
にしています。(この後、壁紙張りで完成です)


まとめ

クローゼットの防カビ工事は、

・見た目だけで判断しない
・下地と構造を見る
・結露・吸着水を無視しない

この3点が欠かせません。

防カビ工事は万能ではありません。
しかし、正しく理解した上で行えば、
無駄な工事や後悔を防ぐことができます。

そのためには、施工者の経験が必要になります
ことを知っていただければと思います。

そして記事が、クローゼットのカビや湿気で
悩む皆さまの判断材料のひとつになれば幸いです。



防カビ工事の対応地域について

プレモでは、
築古分譲マンション・分譲賃貸マンション・分譲賃貸団地や戸建住宅
のクローゼットのカビ対策・湿気対策を行っています。

クローゼットのカビや湿気でお困りの皆さまのご相談に対応しています。

【下見無料エリア】

埼玉県上尾市の事務所から片道30km圏内

上尾市/桶川市/伊奈町/北本市/鴻巣市
蓮田市/白岡市/加須市/久喜市/幸手市
杉戸町/宮代町
さいたま市(西区・北区・大宮区・見沼区・中央区・桜区・浦和区・南区・緑区)
川口市/蕨市/戸田市
川越市/川島町
坂戸市/鶴ヶ島市/東松山市/鳩山町
滑川町/ときがわ町/毛呂山町/吉見町/嵐山町
所沢市/狭山市/日高市/入間市/飯能市
富士見市/ふじみ野市/志木市/新座市
朝霞市/和光市/三芳町


【下見有料エリア】

上尾市の事務所から片道31km〜45km圏内

埼玉県
熊谷市/羽生市/三郷市/吉川市
八潮市/越谷市/草加市/春日部市
小川町


【東京北部地域】

板橋区/北区/足立区/荒川区/豊島区
文京区/練馬区/杉並区
清瀬市/東村山市/東久留米市/東大和市
西東京市/武蔵野市/小平市/青梅市


※ 上記以外の地域についても、
施工内容や日程によって対応可能な場合があります。
まずはご相談ください。


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〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)

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