【東京都品川区】壁コンクリート下地結露で防カビ工事が台無しに

局所的に結露が発生する東京都品川区の築古分譲マンションで防カビ工事したことがあります。今から12年前の話ですので今のような防カビ結露対策工事は取り組んでおりませんでした。過去例を基に如何に結露がカビを繁殖させ、部屋に悪影響を及ぼすのか？を知っていただければと思います。ある意味弊社が過去に結露で繁殖するカビに苦労したお部屋のご紹介になります。既に伺った時には壁紙を剥がしていた状態でしたが印象に残るのはコンクリート下地のカビとスタイロベニアと呼ばれるような壁下地材のカビを含めた傷み具合でした。カビ臭も当然発生しています。壁紙カビが酷いからと言って剥がしてしまうとカビ臭い部屋になりますし、カビ胞子が蔓延する部屋になりますので壁紙を剥がす時は専門業者にお任せください。お子さんの部屋で対処に困っている状況でした。ぼかしている箇所は珪藻土パネルです。今工事するとしたら壁を全解体することになるでしょう。それくらい状況が良くないと下見の際に思いました。当時は時間をかけて壁防カビ工事を行い、壁紙張りで完了しています。

壁コンクリート下地中心に防カビ工事をしました。写真は防カビ工事後になります。コンクリート下地を防カビ工事でキレイにし再発防止の防カビ施工を行っていますが、いくら非流出性の高い防カビ剤を使用しても激しい結露には勝てません。これは１年後に手直ししているから言えることであり、当時は激しい結露は止められない！という前提での現場が多かったのですが、今は防カビ結露対策工事がありますので全く違ったお部屋になるでしょうが、写真のように酷いお部屋は壁下地は全て解体してやり直すしか選択肢は無いと弊社は考えています。

2013年に施工、2014年に手直し、2017年で写真のようなカビが壁紙コンクリート下地結露により発生してしまいました。激しい結露が如何に防カビ工事を台無しにするか分かりますでしょうか？過去の防カビ工事事例から皆さんにお伝えしたいのは「カビを止めるにはまず結露から」と言うことです。それ以外ありませんし、結露やカビで傷んだ壁下地は交換するのが妥当であり、断熱工事が出来るほどの壁内スペースしかない場合は弊社の防カビ結露対策工事を検討いただければと思う次第です。結露で床が濡れるような部屋は下記のブログを参照ください。

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壁の結露でカビ繁殖が酷い時は、プレモまで問い合わせ・相談ください。埼玉・東京を中心に対応しています。千葉や神奈川の一部地域に対応しています。