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築30年以上鉄骨ALC住宅はアスベスト調査が必要になる

築30年以上鉄骨ALC住宅はアスベスト調査が必要になる!?

築30年以上鉄骨ALC住宅はアスベスト調査が必要になる!?

2023/12/08

築30年以上経過した鉄骨ALC住宅は天井からの雨漏りが発生しても簡単に石膏
ボードを交換することが出来ません。


その理由は、解体時に鉄骨被覆断熱があらわになるからです。
鉄骨に吹かれている被覆断熱にアスベストが含まれている可能性が高いので解体
することが軽々に出来なくなります。
※写真のような状況になります。

今まで民間でもアスベストを軽んじている傾向がありましたが、今後はアスベス
ト調査のため検体1つ4万円程度の費用がかかることになります。

例)石膏ボード(1986年までの製品)
壁紙(1990年ぐらいまでの一部製品)
ソフト巾木(1960年代の一部の製品)
クッションフロア(1980年までの一部製品)
ジプトーン材(1986年までの製品)
耐火被覆断熱(1979年頃まで)耐火被覆板(1983年頃まで)
以上、国交省のデータベース参照。

検体調査すると高めですが、約4万円×5ですので20万円はお客様持ちになります。
さらに被覆断熱にアスベストが含まれているとその撤去費用だけで目玉が飛び
出るほどの費用になります。撤去で高額になりますので、さらに被覆断熱などの
やり直しをぷらすしなければいけませんので大変なお客様の出費になります。

来年からさらに厳しくなりますので、雨漏りなどが無いようにしてください。
また、古い石膏ボードなどにカビが発生している場合でもこのような鉄骨ALC
住宅の場合費用が上がる可能性がありますのでご理解ください。


写真のように雨漏りだからと言って石膏ボード交換を軽々に出来なくなります。
石膏ボード解体したら鉄骨の被覆断熱が見える状況は非常に危険ですので心配な
方は事前に自宅のアスベスト調査をするのが良いでしょう。今後のリフォーム
工事でもアスベストの有無は大きな問題になりますので築30年以上の鉄骨ALC
住宅はご注意ください。※弊社では被覆断熱のカビに対して防カビ工事は一切
行っておりません。


今日は防カビ工事とリフォーム工事に対するアスベストについての話を書きま
した。参考にしていただければと思います。
リフォーム工事も難しい世の中になって来ました!

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