壁が濡れるのが嫌な賃貸住宅|結露とカビを分けて考える理由
2026/02/12
壁が濡れるのが嫌、という相談が増えています
最近、賃貸住宅にお住まいの方から
「壁が濡れている感じがする」
「天井際や廊下の上部に黒カビが出てきた」
という相談が増えています。
特に、築年数の経ったマンションや団地では、
コンクリート直張り壁紙の部分で同様の症状が起きやすい傾向があります。
結露だけでなく「吸着水」が関係しているケース
カビの原因というと、
「結露=水滴」が思い浮かびやすいのですが、
実際の現場ではそれだけではありません。
コンクリートの表面や壁紙裏では、
・水滴にならない
・見た目では分かりにくい
・触るとしっとりしている
吸着水と呼ばれる湿り気が、
長時間とどまっていることがあります。
※結露の前段階で、ひどいと吸着水なのか
結露なのか分からないことも多々見られます。
この状態が続くと、
壁紙裏の紙層が湿気を吸い、
下地側から黒カビが目立つようになります。
天井・壁・梁の「上部」が危ない理由
暖かい空気は上に集まります。
そのため、
・天井際
・梁まわり
・廊下や外壁側の上部
は、冷えやすいコンクリートと温度差が生じ、
結露や吸着水の影響を受けやすい場所です。
天井が石膏ボード下地であっても、
壁や梁がコンクリート直張り壁紙の場合、
境目付近でカビが発生することは珍しくありません。
カビは「不衛生」、結露は「住み方の問題」と言われてしまう現実
現場でよく聞くのが、
「カビは何とかしないといけない。不衛生な微生物だから」
という意見です。
これは、多くの大家さんが理解してくださる部分でもあります。
目に見える黒カビは、
見た目にも分かりやすく、放置できない存在だからです。
一方で、結露については、
「それは住み方の問題では?」
と受け取られてしまうケースも少なくありません。
・換気をしていないのでは
・加湿しすぎているのでは
・暖房の使い方の問題では
そう言われてしまい、
結露そのものが建物側の問題として扱われないこともあります。
「住み方」で片付けられない現実もあります
結露について
「換気をしていないのでは」
「暖房の使い方の問題では」
と言われることがあります。
ただ、生活するうえで、
寒くて凍えるような部屋で窓を開け続け、
暖房器具を極力使わずに過ごすことは、現実的ではありません。
そのような部屋は、
・底冷えしやすい
・熱を奪う場所が多い
・断熱が不足している
という条件を抱えていることも少なくありません。
我慢を前提にした生活には、限界があります。
場合によっては、
健康に関わる問題に発展することもあります。
だから「結露とカビを分けて考える」必要がある
結露とカビは、
同じように見えて、性質が異なります。
・カビは結果
・結露や吸着水は原因側の現象
カビだけを処理しても、
結露や壁の湿り気が続いていれば、
同じ場所で再発する可能性が高くなります。
逆に、
結露をすべて「住み方の問題」として片付けてしまうと、
建物構造や下地の影響が見落とされてしまいます。
賃貸住宅では「切り分け」が現実的な判断になる
そのため賃貸住宅では、
・まず目に見えるカビを止める
・結露や吸着水については、状況を整理して判断する
という切り分けた考え方が、
現実的な選択になることもあります。
ここで大切なのは、
「どちらが正しいか」ではなく、
何を止めたいのかを整理することです。
賃貸住宅で考えられる二つの対策
賃貸住宅の場合、
対策は大きく分けて二つあります。
① カビだけを止める「壁紙下地防カビ工事」
これは、
今すでに発生しているカビを抑止することを目的とした工事です。
・壁紙を剥がす
・下地のカビ取り
・殺菌消毒
・防カビ施工
ここまでを行い、
その後の壁紙張りは、
大家さんや不動産会社が手配する内装職人に任せる、
という進め方も可能です。
壁紙剥がしを先行していただき、防カビ工事だけ
対応する方法もあります。
賃貸の繁忙期(2月〜GW前後)では、
この方法が現実的な選択になることもあります。
ただし、ここは重要なポイントです。
防カビ工事で、結露や吸着水は止まりません。
② 結露・吸着水・カビをまとめて考える「防カビ結露対策工事」
もう一つは、
天井や壁、梁に生じる結露
見えにくい吸着水
それによって繰り返されるカビ
これらをまとめて抑止する考え方です。
下地の防カビ処理に加え、
結露対策用シートなどを用いて、
天井・壁・梁や柱型が濡れにくい状態を作ります。
こちらは、
住み続けることを前提とした対策になります。
退去後の原状回復工事でも行うことは可能です。
防カビ結露対策工事を行う際は、吸放湿壁紙張り
まで行うことが条件になります。
退去後の繁忙期は「今できること」を選ぶ
賃貸住宅では、
・内装職人の手配
・工事日程
・管理側との調整
などの関係で、
すべてを一度に進めるのが難しい時期もあります。
その場合は、
・まずカビを止める
・結露対策は後で検討する
という選択も、一つの現実的な判断です。
まとめ|住める状況に戻すという考え方
結露や吸着水、カビの問題は、
見た目だけの話ではありません。
賃貸住宅であっても、
「我慢する」か「諦める」だけでなく、
住める状況に戻すための選択肢を整理することが大切です。
状況に応じて、
今できる対策と、
後で行う対策を分けて考える。
それが、
賃貸住宅の結露・カビ対策では
現実的な進め方だと考えています。
防カビ工事の対応地域について
プレモでは、
築古賃貸マンション・分譲賃貸団地のコンクリート直張り壁紙の結露カビ対策を行っています。
結露で濡れる天井・壁・梁・柱型のカビ・カビ臭でお困りの皆さまのご相談に対応しています。
【下見無料エリア】
埼玉県上尾市の事務所から片道30km圏内
上尾市/桶川市/伊奈町/北本市/鴻巣市
蓮田市/白岡市/加須市/久喜市/幸手市
杉戸町/宮代町
さいたま市(西区・北区・大宮区・見沼区・中央区・桜区・浦和区・南区・緑区)
川口市/蕨市/戸田市
川越市/川島町
坂戸市/鶴ヶ島市/東松山市/鳩山町
滑川町/ときがわ町/毛呂山町/吉見町/嵐山町
所沢市/狭山市/日高市/入間市/飯能市
富士見市/ふじみ野市/志木市/新座市
朝霞市/和光市/三芳町
【下見有料エリア】
上尾市の事務所から片道31km〜45km圏内
埼玉県
熊谷市/羽生市/三郷市/吉川市
八潮市/越谷市/草加市/春日部市
小川町
【東京北部地域】
板橋区/北区/足立区/荒川区/豊島区
文京区/練馬区/杉並区
清瀬市/東村山市/東久留米市/東大和市
西東京市/武蔵野市/小平市/青梅市
※ 上記以外の地域についても、
施工内容や日程によって対応可能な場合があります。
まずはご相談ください。
----------------------------------------------------------------------
有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)
----------------------------------------------------------------------



