プレモ防カビ結露対策工事について

築30年以上の築古集合住宅（マンションや団地）は壁天井がコンクリート下地という事例が少なくありません。そのため冬から春にかけて結露してしまう壁天井が大量に発生します。結果として壁紙にカビが繁殖するのですが、正しいカビ処理と結露対策は必須のコンクリート下地皆さんは行っていますか？

１枚目の写真は天井に防カビ結露対策工事の断熱シートを貼った部屋になります。２枚目は部分的な壁コンクリート下地に防カビ結露対策工事の断熱シート貼りをした部屋です。

この断熱シート貼りが不可な条件があります。
➊塗装している壁天井には不可（壁紙コンクリート下地に塗装されている場合も不可）　❷総パテしている壁天井不可　❸砂壁・珪藻土などを掻き落とし後には不可　いずれも断熱シート貼りに使用する接着剤が付かないからです。それから❹古い・傷んだ石膏ボード下地は不可（交換が前提となります）　❺化粧ボードや押入れボードには不可　❻濡れている壁天井・押入れ内　❼ガラスやタイルなど接着が不可能な場所など　となります。こちらも接着剤が付かないからです。

防カビ結露対策工事も完璧ではありません。それでも厚みが無いので工事後部屋に圧迫感を感じない・大規模なリフォーム工事が必要無い（窓枠ドア枠ふかし・巾木交換・床貼り替え・天井廻り縁交換など）・工事中に大きな音を出さない･･･　を考えれば最善策と言っていい工事だと思っています。
壁天井コンクリート下地だけでなく、新規石膏ボードや傷んでないベニア・合板にも工事出来ますので結露が酷く発生する、結露が気になる、結露で発生するカビが気になる時は、防カビ結露対策工事をぜひご検討いただければと思います。リスク分散として「空気の循環と乾燥」を心掛け実践しましょう！出来れば工事後３～５年に１回は定期点検することをお勧めします。（断熱シートに貼った壁紙張替えにも対応しています）壁天井・押入れ内の結露やカビでお困りの時はプレモまで問い合わせください。