古い戸建住宅リフォームで見落とされがちな「見えない場所」のカビ対策|防腐剤だけでは止まらない理由
2026/02/03
古い戸建住宅のリフォーム工事では、
見える部分の仕上がりが優先され、
床下や構造材といった「見えない場所」のカビ対策が後回しになるケースが少なくありません。
・壁を解体して作り直す
・床が沈むため、床の貼り替えを検討する
こうした工事は、戸建住宅ではごく一般的です。
しかしその裏側で、
構造材に付着・侵入しているカビや微生物がどう扱われているのか
まで確認されることは、ほとんどありません。
「腐った木を交換すれば終わり」では済まない理由
リフォーム工事では、
・腐った根太は交換する
・使える大引きや土台は残す
・防腐剤を塗って対応する
という判断が取られることが多くあります。
防腐剤はホームセンターでも購入でき、
「これで大丈夫」と考える大工さんも少なくありません。
しかし、ここで見落とされがちなのが、
カビは腐朽菌の“呼び水”になる
という事実です。
すでにカビが繁殖している環境では、
腐朽菌が定着・進行する条件が整ってしまっています。
防腐剤が悪いのではなく、使い方の前提が違う
プロ職人御用達のホームセンターに並ぶ防腐剤には、
刺激臭を抑えた製品も多くあります。
一方で、
油性の防腐剤を使えば「10年以上もつ」と言う大工さんがいるのも事実です。
しかし、
・強い刺激臭が残る
・揮発成分で体調を崩す人がいる
といった問題もあり、
居住空間を前提とした使用には注意が必要です。
そして何より重要なのは、
防腐剤は
👉 新規木材に予防的に使う場合と
👉 既存の構造材に使う場合では
考え方がまったく異なる、という点です。
既存の土台・大引き・根太には、すでに菌が存在している
既存の構造材には、
・目に見えるカビ
・目に見えない微生物
が、すでに存在している可能性が高いです。
しかし実際の現場では、
・消毒用エタノールやアルコールを噴霧
・浴室用カビ取り剤で一時的に白くする
といった対応で終わることも珍しくありません。
一見きれいになりますが、
カビなのか、腐朽菌なのか。
どこに菌が入り込んでいるのか。
危険な場所はどこか。
こうした点まで確認され、
現場状況を踏まえた判断や推測が行われることは、
実際にはほとんどありません。
防腐防カビ防蟻処理が「万能」に見えてしまう理由
防腐防カビ防蟻処理は、
複数の目的を同時に満たすよう設計された処理です。
新規の木材に対して行う場合であれば、
予防的な意味合いとして有効に機能するケースもあります。
しかし、注意が必要なのは
既存の土台・大引き・根太に対して行う場合です。
既存の構造材には、
・目に見えるカビ
・目に見えない微生物
が、すでに存在している可能性があります。
この状態で、
カビ取りや殺菌消毒を行わないまま
防腐防カビ防蟻処理だけを行っても、
期待した効果が発揮されにくくなるケースがあります。
「大量に噴霧すれば効く」という誤解
現場では、
「薬剤をたっぷり噴霧しているから大丈夫」
「強い薬剤を使っているから問題ない」
と説明されることもあります。
しかし、防カビ対策は
量の問題ではありません。
すでに菌が存在している環境では、
・どの工程を踏むのか
・何を目的として処理を行うのか
が整理されていなければ、
噴霧量を増やしても根本的な改善にはつながりません。
知っておいてほしい判断の視点
防腐防カビ防蟻処理は、
決して「悪い処理」ではありません。
ただし、
・新規木材なのか
・既存木材なのか
・すでにカビや臭いが出ているのか
といった条件によって、
有効性は大きく変わります。
特に既存の構造材では、
カビ取り・殺菌消毒という工程を省いた処理では、
再発を防ぎきれないケースがあることを
施主様自身も知っておく必要があります。
防カビ工事専門業者が行う対策とは
プレモの防カビ工事では、
① カビ取り
② 殺菌消毒
③ 防カビ施工
という工程を行います。
これは、
・見た目をきれいにするためではなく
・菌を抑止し、再発しにくい環境をつくるため
の工事です。
カビの繁殖を抑えることで、
結果として腐朽菌の繁殖も抑止しやすくなる
という考え方です。
「何年もつのか?」という質問への答え
現場ではよく、
「この工事は、何年くらい効果が持ちますか?」
と聞かれます。
しかし、建物条件や湿気環境は一軒一軒異なるため、
均一に〇年持つと言い切ることはできません。
そのためプレモでは、
3〜5年を目安に点検を行うこと
をおすすめしています。
防カビ工事は、
一度やって終わりの工事ではなく、
状態を見ながら管理していく工事だからです。
まとめ
古い戸建住宅のリフォーム工事では、
見えない場所のカビ対策が後回しになりがちです。
・防腐剤を塗れば終わり
・きれいになったから大丈夫
そう考えてしまう前に、
今、構造材に何が起きているのか
を一度立ち止まって考えることが大切です。
見えない場所だからこそ、
専門的な視点での判断が必要になります。
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防カビ工事の対応地域について
プレモでは、
リフォーム工事時のカビ・カビ臭に関するご相談にも対応しています。
床下に潜る時は、2つの条件があります。
・床下高40㎝以上
・床下収納があるもしくは床下に潜れる45㎝角以上の点検口がある
場合のみ対応しています。
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