「カビと健康」――寝室や子供部屋の空気が、人の体に与える影響。
2025/10/14
■ はじめに
HPに新しく「カビと健康」ページを追加しました。
カビは“汚れ”ではなく、“生きている菌”です。
このページを作った理由は、単なる知識の共有ではありません。
現場で感じた「カビによる健康被害の深刻さ」を、
一人でも多くの方に伝えたいからです。
ここ数年、咳が止まらない・子どもが寝室に入れない・
子どもが結露とカビで入れない子供部屋、
原因が分からない体調不良が続く――
そんな相談が増えています。
その多くは、寝室や子供部屋の空気環境に関係しています。
■ カビと健康の関係
カビは目に見える「黒カビ」だけではありません。
空気中には、真菌(カビの胞子)や代謝物質(MVOC)が漂っています。
これらを吸い続けることで、
呼吸器や皮膚に影響を与えることが知られています。
特に夏型過敏性肺臓炎・アトピー性皮膚炎・ぜんそくなどは、
住宅のカビ汚染と関連が指摘されています。
見えないカビが、空気を介して“体に届く”ということ。
それが「カビと健康」を切り離せない理由です。
■ 寝室・子供部屋は最も影響を受けやすい
寝室や子供部屋は、一日の中で最も長く呼吸をする空間です。
しかも、窓を閉め切る時間が長く、
湿気と体温がこもりやすい構造になっています。
壁紙の裏や家具の裏では、
見えないところでカビが静かに広がっています。
特にマンションでは、
コンクリート直張り構造によって壁面が冷えやすく、
結露+空気の滞留が発生。
これが「寝室カビ」「子供部屋カビ」の最大の原因です。
■ 現場で見えてきた実例
先日のさいたま市のご相談では、
「子供部屋がカビ臭くて使えない」という声をいただきました。
調査すると、外壁に面した壁紙裏に結露が発生し、
押入れ内部には黒カビが広がっていました。
防カビ結露対策工事を行い、
温度差を抑える構造へ改修。
(プレモが20年以上行っている防カビ工事と結露抑止する工事の組み合わせは最高です)
施工後は「においが消えた」「安心して使えるようになった」と
お客様に喜んでいただけました。
消えただけではダメで、それを持続させないと意味がなく、
本当に依頼して良かったと喜んでいただくにはまだ少し早いと思っています。
このように、カビ臭=部屋のSOSです。
臭いは感覚ですが、そこには必ず“原因”が存在します。
■ 防カビ工事と健康をつなぐ考え方
防カビ工事は見た目をきれいにするための工事ではありません。
空気を整える工事です。
カビ取り・殺菌消毒・防カビ施工――
この3つを正確に行うことで、
目に見えない菌の根を断ち、空気をリセットします。
ただし、防カビ工事だけでは結露は止まりません。
どんなに高価な塗料や薬剤を使っても、
結露を抑えなければカビは再発します。
防カビ工事で結露は止まらない。
だからこそ、結露対策とセットで考える必要があるのです。
■ 空気の“質”が暮らしを変える
室内の空気は、外よりも汚れていることがあります。
とくに寝室や子供部屋では、
湿気・呼気・家具の位置が影響し、
空気の流れが滞りやすくなります。
プレモでは、防カビ工事を「健康工事」と位置づけています。
カビを取ることが目的ではなく、
空気を整え、結露を抑え、健康を守ることが目的です。
■ まとめ
カビを止めるには、結露を抑えること。
結露を抑えるには、住まいの空気を動かすこと。
プレモは、
「結露を抑えなければカビは止まらない」
という真実を伝え続けながら、
寝室・子供部屋・押入れなど、
“呼吸する空間”の空気を整える工事を行っています。
お客様の安心と健康を守ること。
それが、プレモの防カビ工事の原点です。
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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)
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