有限会社プレモ

築古マンション・団地の結露とカビを止める!|コンクリート直張りに「防カビ結露対策工事」

築古マンション・団地の結露とカビを止める!|コンクリート直張りに「防カビ結露対策工事」

築古マンション・団地の結露とカビを止める!|コンクリート直張りに「防カビ結露対策工事」

2025/12/18

冬になると、決まって始まる「結露との戦い」。
「窓を拭いても拭いても追いつかない」
「壁紙がじっとりと濡れて、カビ臭い……」
そんな悩みを抱えながら、
築古マンションや団地にお住まいの方は非常に多いのが現実です。

しかし、多くの方が間違った対策や、
効果の薄いリフォームに多額の費用を投じています。
20年以上、カビと結露に向き合ってきた私から言わせれば、
「ただ壁紙を張替えるだけ」
「ただ断熱材で隠すだけ」の工事は、
問題を先送りしているに過ぎません。

今回は、コンクリート直張り壁特有の結露の正体と、部屋を狭くせずに解決する
「防カビ結露対策工事」について詳しく解説します。

📷写真は、世田谷区の賃貸天井コンクリート直張り壁紙のカビです。
天井がコンクリート直張りで結露が激しい冬に壁紙を張替えて
わずか2ヵ月程度で写真のような状況になりました。

ただ、張替えるだけではカビは止まりません。
壁紙張替え防カビ工事でも結露は止まりません。
カビを止めるにはまず結露から!
なのです。


■ 朝気づく天井・壁・梁・柱型の壁紙の濡れ

冬の朝、カーテンを開けた瞬間に広がる絶望感。
窓ガラスが真っ白に曇るのは序の口です。
本当に深刻なのは、「壁紙そのものが濡れている」という事実です。

特に、外壁に面した天井の隅
外壁に接しているエアコン上の天井
ボコっとせり出した「梁(はり)」
そして部屋を支える「柱型」
これらの箇所に指を触れてみてください。
氷のように冷たく、指先がしっとりと濡れるはずです。

これは窓の結露と同じ原理で、
外気でキンキンに冷やされたコンクリート壁に、
室内の暖かい湿った空気が触れることで発生する
「壁面結露」
です。

コンクリート直張りの壁紙は、
この水分を
ダイレクトに吸収し、
逃げ場を失った水分が
やがて「カビの温床」へと姿を変えて
いきます。

コンクリート直張り壁紙梁の結露カビ

📷写真は、埼玉県和光市のコンクリート直張り壁紙の梁です。結露によるカビがひどく発生します。

コンクリート直張り梁は結露止まらず

築古マンションや団地に見られる「コンクリート直張り壁紙の梁」は結露カビの温床になります。
こちらも埼玉県和光市の築古マンションカビです。


■ 暖房器具利用でさらに加速度的な結露が発生

「寒いから」という理由で、
ガスファンヒーターや石油ストーブを
愛用していませんか?

実は、これが結露を劇的に悪化させる
最大の要因です。

これらの「開放型暖房器具」は、
燃焼時に大量の水蒸気を放出します。
いわば、お部屋の中で加湿器を全開に
しながら、必死に窓を拭いているような
ものです。

温まった空気はより多くの水分を抱え込み、
それが冷え切ったコンクリート壁に触れた
瞬間、加速度的に結露へと変わります。
「暖房を強くすればするほど、壁紙がビショビショになる」という悪循環。
生活習慣の改善だけでは限界があるのが、
直張り壁紙の恐ろしさ
なのです。

【追記】
内窓設置も結露を蔓延させ、カビを繁殖する
大きな原因に
なります。
 

内窓で止まらない天井結露

📷写真は、東京都町田市の天井コンクリート直張り壁紙結露です。
物凄い結露は、内窓設置でさらに加速度的に結露が繁殖する状況になりました。

天井断熱工事の失敗例

📷写真は、賃貸マンションの天井カビ。
天井コンクリート直張り壁紙の結露カビが
ひどく、断熱材を貼ったのですが効果は
ご覧の通りです。(全ての天井断熱工事が
上手くいく訳ではありません)


■ 断熱工事(断熱材付き石膏ボード等)で一回り大きくなる“梁”・“壁”

結露対策として、多くのリフォーム会社が
提案するのが「断熱工事(ふかし壁)」です。

厚みのある断熱材付き石膏ボードを貼る手法ですが、ここには大きな落とし穴があります。
それは、「部屋が物理的に狭くなる」ということ。

壁一面に4〜5cmの厚みが出るため、
梁はさらに一回り大きくなり、圧迫感が
凄まじくなります。

「カーテンレールが付かなくなった」
「気に入っていた家具が置けなくなった」
「たった数センチで、部屋が狭く感じる」
そんな後悔の声を、私は現場で何度も耳にしてきました。

利便性を犠牲にしてまで行う断熱が、果たして正解なのでしょうか。

梁の結露で困る部屋

📷写真は、川崎市の築古マンション。
梁と梁下壁の結露によるカビで困っていたお客様からの相談でした。(現在は遠方での大工工事はお請けしておりません)

一回り太くなる梁

梁と梁下壁を解体し、GLボンドを撤去し、断熱材と石膏ボードをやり直して復旧しています。
梁内部も結露でカビだらけでした。梁の太さには参りました。(お客様に事前承認済みです)


■ 天井断熱工事の限界と危険性

私が防カビ工事専門業者として働く以前のことです。
さいたま市の東大宮の賃貸マンションに伺った際のことです。

「天井から雨が降っているようだ」
という相談を受け、現場に入ったその瞬間、
目の前で梁(はり)の一部が崩れ落ちてきたのです。

原因は、コンクリートが剥き出しの天井部分
で発生した「激しい結露」でした。
逃げ場を失った水分が長年下地を蝕み、
ついに重みに耐えきれなくなったのです。

実は、これと同じ構造を、昨年も光が丘団地
の現場で目にしました。
四半世紀経った今でも、同じ構造的欠陥で
悩んでいる方が大勢います。

そして、この結露を
「断熱材を貼って隠すだけ」で済まそう
とする業者が後を絶ちません。

もし、コンクリートと断熱材の隙間で結露
が止まらなかったら?

数年後、あなたの頭上の断熱材の裏側が
どうなっているか、想像するだけでも
恐ろしいことです。

見えない場所に問題を封じ込めるだけの
工事は、解決ではなく「時限爆弾」を
抱えるのと同じなのです。


【リフォーム業者の盲点を突く】

「配管を隠せばいい、巻けばいい」という、プロ失格の診断

配管結露の場合、多くの業者は
「配管に保温材を巻きましょう」
「二重天井にして隠しましょう」
と提案します。

しかし、木を見て森を見ない、
的外れな回答
です。

実際、私が現場で目にするのは、
配管そのものよりも
「天井コンクリート下地」から溢れ出す
ような結露
です。

小学生がその光景を見ても、
「あ、天井(コンクリート)から水が出て
いる」と分かるほどの惨状です。

配管だけに手を入れても、
その土台であるコンクリートが濡れ続けて
いれば、結露もカビも止まるはずが
ありません。

むしろ、保温材や下地材で「蓋」を
することで、内部の湿気はさらに
逃げ場を失い、見えない場所でカビが
猛威を振るうことになります。

必要なのは、表面を飾るリフォーム
ではなく、コンクリートという「下地」
に対して適切な防カビと結露抑止を行う
こと。

この視点の違いが、数年後の住まいの健康
を決定づけるのです。

梁の配管上のコンクリート下地結露カビ

📷写真は、練馬区光が丘団地の梁を解体した時点での結露カビです。配管にもカビが繁殖しています。保温材を巻く前に天井コンクリート下地に防カビ工事をするべきでしょう。

梁を復旧する前に対応策を

梁の端から端までコンクリート下地にカビが繁殖しています。天井直張り壁紙の裏打ち紙がキレイに残っています。結露対策は住み始めてからは、何よりも重要です。


【プロのこだわり、業者の妥協。「本当の解決」にはどちらが必要か?】

私なら、まず配管の徹底的な清掃(カビ取り)を行います。

その上で天井コンクリート下地にプレモ
「防カビ結露対策工事」を実施
します。

その後に梁を作り直してこそ、
工事は完了すると考えています。

しかし、多くのリフォーム会社はこう言うでしょう。
「そんな(見えない)場所にお金はかけられない」と。

確かに、表面だけを綺麗にする工事に比べれば、
手間もコストもかかります。

しかし、下地の結露とカビを放置したまま、
新しく作った梁で蓋をすることの恐ろしさを、
彼らは本当に理解しているのでしょうか?

「安さ」や「手軽さ」を選んで、数年後にカビ臭に
悩まされ、再び解体・補修費用を払うことになるでしょう。

📷写真は、プレモがクローゼット天井から結露がひどい小平市の防カビ結露対策工事。
結露も止まり、快適な生活が送れるようになりました。


「一度やれば一生安心」という魔法はない。だからこその最善策を。

本来であれば、5〜6年に一度、定期的に
「防カビ結露対策工事」を再施工できるのが理想です。

しかし、日本のマンション構造の多くは、
一度作ると壊すしかない「メンテナンスを想定していない作り」になっています。

だからこそ、私は施工時に一切の妥協をしません。
下地に防カビ工事を行い、
その上に施す「結露対策用シート」が、
1年でも長く、性能を維持してくれることを願っています。

「壊さないと直せない場所」
「普段目にすることが無い場所」
だからこそ、今できる最善の処置を施す。
それが、私の提示する
「防カビ結露対策工事」の責任の重さだと自負しています。


結露抑止と防カビ工事を活かす、「防カビ結露対策工事」の紹介

プレモが提案するのは、
部屋の広さを変えず、かつカビと結露を根本から抑え込む「防カビ結露対策工事」です。

この工事は、単なる壁紙の張替えではありません。

徹底的な殺菌・抗菌処理: 下地表面や奥深くに潜むカビ菌を、
カビ取り剤や殺菌消毒でできる限り死滅
させ、人体に安全性が高く、建物内外に頻発
する真菌類の再発を強力に抑えます。
ひどいカビ臭も消失可能です。

結露抑止施工: コンクリート直張りの良さを活かしつつ、
結露対策用シート貼りにより、コンクリート下地に発生する結露を抑止し、
仕上げに吸放湿壁紙張りで完了します。
ここまで行うと、結露が抑止されますので、
防カビ工事も活きて来ます。
つまり、防カビ効果が長持ちする訳
です。

いくら優れた防カビ工事を行っても
半年間にわたるコンクリート直張りからの
結露は防カビ工事で止めることはできません。

カビを止めるにはまず結露から!です。

「部屋を狭くしたくない」
「でも結露とカビは絶対に止めたい」
そんな切実な思いに応えるために、20年以上
の経験から辿り着いたハイブリッドな工法です。

プレモ防カビ結露対策工事

天井コンクリー下地激しい結露

コンクリート直張り天井の激しい結露です。
📷写真は、小平市の賃貸マンション天井。
一般断熱工事では限界があります。

防カビ結露対策工事で抑止する

防カビ工事翌日に、結露対策用シート貼りを実施。
結露は見事に止まりました。

コンクリート梁と梁下壁に結露対策

📷写真は、和光市の巨大築古マンション。
天井や梁がコンクリートで結露し放題。
壁紙張替えを何度行っても、直ぐにカビが再発してしまうお部屋でした。

コンクリート梁や天井に結露対策

天井やコンクリート梁は梁下壁に全て防カビ結露対策工事を実施し、最後に吸放湿壁紙張りをして完了しています。こちらの事例では、シート貼り箇所全てに対し、「壁紙カビ3年保証」を付帯しています。


■ おわりに

「結露は建物の構造上、仕方ないもの」と
諦める前に、ぜひ一度プレモにご相談ください。

私は、その場しのぎの嘘はつきません。
下見に伺い、現状を正しく診断した上で、
あなたのお住まいに本当に必要な対策をご提案します。

カビに怯えず、深呼吸できる住まいを一緒に取り戻しましょう。


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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)


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