【埼玉】見えないカビが部屋を臭わせる|防カビ結露対策工事
2025/11/03
築30年以上のマンション・団地で増える“見えないカビ”
築30年以上のマンションや団地では、コンクリート直張り壁紙の下でカビが繁殖しているケースが増えています。
見た目にはキレイでも、壁紙の裏側やコンクリート下地の中でカビが生き続けている──そんな“見えないカビ”が、部屋全体をカビ臭くしていることがあります。
カビ臭があるのに姿が見えない、見えるカビを張替えで隠してしまう、
または「臭いが消えたから大丈夫」と思って放置──この3パターンが特に多い傾向です。
一冬越えると、壁紙張替えだけでは止まらない
壁紙の張替えや石膏ボードの交換は、あくまで“見える部分”のリセットです。
冬になると、コンクリートと室内の温度差によって発生する結露が再び壁紙裏に溜まり、
2〜3ヵ月でカビが再発してしまうことも珍しくありません。
※内装用パテやコークボンド、さらにアルコール剤製品によるカビ処理を行っても短期間で再発します。
「張替えたばかりなのに、またカビが出てきた」
そんな声の多くは、下地に真の防カビ処理が行われていないことが原因です。
防カビ工事と防カビ結露対策工事の違い
| 項 目 | 防カビ工事 | 防カビ結露対策工事 |
| 対象範囲 | 壁紙・石膏ボード表面 | コンクリート下地+防カビ層+吸放湿仕上げ |
| 効果持続 | 2回冬を越える頃に限界。住み方次第で3回が上限 | 3回以上の冬を安定して越える。防カビ層と結露対策層が維持 |
| 主目的 | カビの殺菌・再発抑止 | カビ抑止、結露原因そのものの抑止 |
| 工 程 | カビ取り→殺菌消毒→防カビ施工→(壁紙張り) | カビ取り→殺菌消毒→防カビ→結露対策シート→吸放湿壁紙張り |
※壁天井の結露がひどい部屋想定の比較表です。
※防カビ結露対策工事は住み方の工夫を併用するとさらに効果が上がります。
防カビ工事が「表面処理型」だとすれば、防カビ結露対策工事は「構造改善型」の施工です。
見えない部分に“化学的防衛ライン”をつくることで、再発までの時間を大きく引き延ばすことができます。
臭わない現実をつくるのは「見えない部分」
カビ臭の正体は、目に見えない真菌の活動そのものです。
消臭剤や換気では根本解決にならず、
壁の中に残った菌が再び湿気を得て増殖します。
だからこそ、「臭いを消す」ではなく「発生源を止める」発想が大切。
臭いを消すだけの工事は、カビ臭の再発が時間差で発生します。
防カビ結露対策工事は、壁紙を守るためではなく、住む人の健康と空気環境を守るための工事です。
まとめ
見えないカビほど厄介なものはありません。
特に築30年以上のマンション・団地では、コンクリート直張り壁紙の裏側が“カビ温床”になっていることが多く、カビ隠しを含めた壁紙張替えだけでは止まりません。
壁紙張替え防カビ工事でも結露を止めることはできません。
防カビ結露対策工事は、カビをリセットした上で、冷えたコンクリート下地と暖かい室内の空気が接触し結露を発生させにくくする、「カビ・結露を抑止するための専門工事」です。
カビを止めるには、まず結露から。
結露を止めなければ、カビも臭いも止まらない。
とプレモは考えています。
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