清瀬市|直張り壁紙の結露カビ対策と再発防止
2025/11/27
① 清瀬市の築30年前の集合住宅で起きた「直張り結露カビ」
清瀬市やその周辺地域では、築25〜35年前後の低層集合住宅に、
“直張り壁紙の冬の黒カビ”が見られるケースが少なくありません。
コンクリート直張り天井・壁の壁紙仕上げ低層集合住宅と同じタイプで、
天井や外壁側の壁が直張り構造のため、冬は冷えやすく結露が蓄積しやすい
という特徴があります。
その結果、
壁紙表面に黒カビが点状・筋状に広がり、カビ臭が室内に残りやすい状態
が確認できます。
📷写真は、清瀬市の低層集合住宅のエアコン下地の黒カビです。
コンクリート下地に繁殖していますが、それだけ結露水が冬から春に
大量発生しているのです。
② 玄関にも黒カビとカビ臭──“冷え”が直張りに集中する理由
下記の2枚の写真は、直張り+外気温の影響 が重なった証拠であり、
黒カビ発生も当然と言える状況でした。
実はこの建物、
下駄箱の吊戸棚まで結露が大量発生した
別の住戸と同じ構造です。
・外壁側の冷え
・換気不足
・居室との温度差
・直張りで逃げ場のない湿気
これらが重なると、玄関でも壁紙裏で結露が進行してしまいます。
その結果として、
黒カビ+カビ臭=家全体が“冷えたカビ部屋”になる
という現象につながります。
③ 直張り壁紙の結露カビは、なぜ再発しやすいのか?
理由は明確です。
● 直張りは壁紙の“裏側”が冷たい
→ 冬になると温度差が大きくなり、裏面で結露が発生
● 結露は目に見えない
→ 表面が乾いていても裏は湿りっぱなし
● 黒カビは裏から再発
→ 表面を拭いても根絶できない
表面の黒カビは“結果”であり、
原因は 裏面の結露と菌密度の上昇 です。
これが、直張り壁紙にカビが増えるメカニズムです。
④ 再発を防ぐための正式工程
プレモでは以下の工程をすべて行います。
1. カビ取り(漂白・分解)
2. 殺菌消毒(出来る限りカビを死滅)
3. 防カビ施工(菌を抑止する抗菌剤層)
4. 結露対策用シート貼り(温度差結露を抑える)
5. 吸放湿壁紙仕上げ(量産壁紙では効果が落ちる)
この流れで施工することで、
3回以上の冬を越えられる持続性 が生まれます。
👉 結露対策用シートを用いた防カビ結露対策工事については、
「カビと結露対策」ページを参照ください。
⑤ 他業者(工務店・リフォーム会社)が対応できない理由
今回の建物は、
プレモの経験上、
工務店・リフォーム会社が入り込んで“巣窟”になりがちな物件 です。
理由は簡単で、
直張りの結露カビを 壁紙張替え=リフォーム扱い で終わらせようとするため。
しかし、
張替えただけでは次の冬に再発が確定します。
スタイロボードではコンクリート下地に
発生する結露水は垂れてしまうことになります。
それで良いのでしょうか?
⑥ 冬の清瀬市で必要な「直張り結露対策」の考え方
清瀬市は冬の冷えが強く、
直張り壁紙の結露カビの相談が非常に多い地域です。
・天井の冷え
・壁の冷え
・梁の冷え
・柱型の温度差
・壁紙裏の結露
・室内湿度の滞留
これらが複合して起こるため、
対策は“結露を止める”方向へシフトする必要があります。
写真のように見えるのは、防カビ結露対策工事の結露対策用シート貼りのイメージ画像です。
こんな風になります!という画像です。最後に吸放湿壁紙張り仕上げをして完了です。
カビと結露に強い天壁になります。
⑦ まとめ|結露を止めることは、健康と建物を守ること
コンクリート直張り壁紙の黒カビは、
単なる汚れではなく 裏側下地が結露を作り出します。
表面の掃除だけでは止まらず、
放置するとカビ臭・健康被害・建材劣化につながります。
結露を止めることは、健康と建物を守ること。
カビを止めるには、まず結露から!です。
壁紙張替え防カビ工事では結露を止めることはできません。
冬の直張り結露カビは、
早めの判断が何より大切です。
防カビ結露対策工事は月2件が今のところ限界です。
コンクリート直張り壁紙の結露やカビが気になる方は、
早めにプレモまで相談ください。
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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)
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