【埼玉】冬の暖房器具が生む「人工結露」|ガスファンヒーターと黒カビの関係
2025/11/12
■ 朝の冷え込みで天井壁が濡れる
冬はあたたかく過ごしたい──
けれど、その暖かさが“人工結露”という落とし穴を生むことがあります。
ガスファンヒーターや石油ファンヒーターを使用すると、燃焼の際に大量の水蒸気が発生します。
この湿気が冷たい外壁や窓際、コンクリート面に触れると、そこに結露が発生。
やがて壁紙や天井裏で黒カビが繁殖する原因となります。
■ ガスファンヒーターが結露を作る理由
暖房機器の中でも、ガス・石油系は水蒸気を多く発生させます。
1時間の運転で数百mlもの水分が空気中に放出され、
その湿気が冷たい面に吸着して「人工結露」を作ります。
暖房停止後、部屋の温度が下がる夜間に最も強い結露が発生します。
見えない時間帯に、壁紙の裏側では“静かに”カビが広がっていくのです。
■ 「人工結露」が引き起こすカビの現実
📸 天井コンクリート直張り壁紙に発生したカビ
ガスファンヒーター使用で湿気が上昇し、冷えた天井面で結露。
一見シミのように見えても、内部ではカビが進行しています。
カビ=黒カビや白カビと思い込んでいる人は気づくのが遅れます。
📸 石膏ボード下地の壁に発生したカビ
暖房による湿気が逃げず、壁紙が常に湿潤状態に。
「見た目の汚れ」として放置すると、裏側はさらに深刻になります。
■ 見えるカビの一歩手前で止める勇気
「様子見」は、実は“何もしない”のと同じです。
カビは表面に見えた時点で、すでに内部で進行しています。
防カビ結露対策工事は、防カビ工事の上をいく最上のカビ結露抑止工事です。
防カビ工事の最大の天敵は、コンクリート直張り壁紙です。
ただ、防カビ工事でコンクリート下地の結露は止まりません。
ですので、そのワンランク上の「防カビ結露対策工事」が必要になります。
カビをリセットし、コンクリート下地の結露を抑止する工事であり、
カビを止めるにはまず結露から!を実践するための工事です。
📸 小平市(ご相談エリア)・天井防カビ結露対策工事(シート貼り)
防カビ層の上に結露抑制シートを貼り、
天井内部の湿気をコントロール。見えない部分まで守る施工です。
■ まとめ
ガスファンヒーターの暖かさは一時の安心、
でもその裏で“水蒸気という敵”が壁を濡らしています。
冬の結露カビは、暖房の熱源から始まる。
だからこそ、早めの点検と防カビ結露対策工事が必要です。
「住み方の工夫」を併用すると効果がさらにアップします。
お忘れなく!
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有限会社プレモ
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