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砂壁のカビ再発を防ぐ掻き落とし防カビ工事(埼玉)

砂壁のカビ再発を防ぐ掻き落とし防カビ工事(埼玉)

砂壁のカビ再発を防ぐ掻き落とし防カビ工事(埼玉)

2025/10/15

1. 砂壁のカビ再発は“呼吸を止めた瞬間”から始まる

砂壁は、表面で湿気を吸い込み、ゆっくり吐き出す「呼吸する壁」です。
その性質を無視して接着剤や合板で覆うと、湿気が逃げられず内部にカビが繁殖します。

特に 「砂壁 壁紙 カビ 埼玉」 で検索する人の多くが、
「リフォーム後なのにまたカビが出た」と感じています。
これは失敗ではなく、“構造上の再発”です。


2. 砂壁に接着剤を塗り壁紙を直張りするリフォーム

見た目はきれいでも、壁紙の裏側からのカビを止めることはできません。
湿気を閉じ込めてしまうため、砂壁 カビ 張替え 再発 埼玉の代表例です。

実際、大田区(特例エリア) の現場では、
砂壁に接着剤を塗り壁紙を張った結果、わずか3年ほどで再発し壁紙が剥がれることに。
剥がしてみると、砂壁全体が黒カビに覆われていました。
呼吸を止めた壁は、静かに再発へと向かいます。

剥がれた壁紙と砂壁の黒カビ

砂壁に無理やり壁紙を張ってはいけません。
特に腰窓下壁は、腰窓結露による影響があり過ぎる場所ですので、カビ対策を万全に行う必要があります。壁紙でカビを隠す行為は止めましょう。

砂壁に壁紙張りでも剥がれます

ご予算の関係で、砂壁に壁紙張りを依頼される賃貸大家さんは少なくありません。見た目だけ良くしても砂壁に張った壁紙はやがて剥がれます。時間稼ぎにもならない工事と言えるでしょう。


3. 合板やボードを重ね貼りしても“改善”にはならない

砂壁に合板を貼って強度を出そうとすると、
その裏で湿気がこもり、カビが再発するケースが多発しています。
砂壁 カビ 直貼り ボード 埼玉 として相談の多いパターンです。

東松山市(中心対応エリア) の現場では、
リフォーム2年後にカビが再発。
原因は「ボードで覆って通気を止めた」ことと湿気が多いことでした。
下地を守るつもりが、かえって呼吸を奪ってしまったのです。

砂壁にベニア貼りも限界がある

砂壁にベニアを貼り、中級品壁紙を張ってもカビが止まることはありません。下地からのカビも2~3年以内に再発することが多いようです。

臭いものに蓋は止めましょう

砂壁にいきなり石膏ボードやベニアを貼るのは臭いものに蓋状態にするだけです。工事した直後だけキレイということになりかねない工事です。


4. ペンキ塗装や塗料仕上げは“臭いものに蓋”

砂壁を塗装で覆うと、見た目は一時的に明るくなります。
しかし、カビ菌は死なずに塗膜の下で生き続け、
やがて表面を突き破って再発します。

ペンキ(塗料)に、カビを止める力はありません。
塗料缶に書かれている「防カビ剤入り」はJIS規格なのであてにはなりません。

砂壁 カビ 塗装 ペンキ 埼玉 の検索で訪れる方が多いのは、
「見た目は直ったのに、また臭う」という体験をした人たちです。


5. 再発を防ぐには「掻き落とし防カビ工事」しかない

プレモの施工では、再発した砂壁を完全に掻き落とし、カビやカビ臭をリセットすることから始めます。
そして、目視出来るカビが発生していれば、「カビ取り作業」し、目視できるカビが無い時は、カビをできる限り死滅させる「殺菌消毒」を行い、人体に安全性の高い複合抗菌剤である防カビ剤使用した「防カビ施工」で下地カビのリセットを行います。
一般的には、モルタル下地にコンパネ(合板)を貼り、下地強化を施してから壁紙張りをすることもあるでしょう。選択肢は色々あります。

モルタル下地の結露が心配な時は、モルタル下地に結露対策用シート貼り、防カビ結露対策工事として対応することも可能です。

カビを止めるにはまず結露から!を具現化した工事ですが、多少お部屋が暖かくなります。

📷写真は、コンクリート直張り壁紙の防カビ結露対策工事になります。
結露を抑止するシートとカビ抑止の防カビ工事で「結露によるカビ」に負けない下地にします。


6. プレモの考え|砂壁は「呼吸する壁」だからこそ慎重に

砂壁の多くは、モルタル下地の上に塗られているため、
構造的に「結露しやすい壁」と考える必要があります。

本来、砂壁は湿気を吸い込み、ゆっくり吐き出すことで室内環境を整える建材です。
しかし、外からの湿気や結露に加え、下地側からも湿気が攻めてくるような状態になると、
内部で湿気が滞留し、やがてカビが繁殖してしまいます。

ご予算もあるでしょうが、一度プレモの説明をお聞きください。
その上で、長持ちする和室壁にしましょう。


🛠️ 施工時のご協力について

和室の掻き落とし防カビ工事を行う際は、
お部屋を空にしていただく必要があります。

砂壁を掻き落とす際には粉じんや砂粒が発生するため、
家具や家財を残したままの施工は難しく、
防カビ結露対策工事の品質にも影響します。

特に、仏壇を押入れに安置されている場合はご注意ください。
過去の現場では、仏壇を移動できずに作業範囲が制限され、
完全な掻き落としができないケースもありました。

お客様の大切な財産を守るためにも、
施工前には一時的な移動や保管のご相談をお願いしております。

📷写真は、砂壁掻き落とし作業中です。
掻き落としと下地調整に時間をかけ、その後の防カビ工事や壁紙張りに繋げます。


⚠️ やってはいけないこと

注意していただきたいのは、
砂壁を塗り増ししたり、再度砂壁を塗ること。

砂壁は「塗り替え用の建材」ではなく、
もともと一度仕上げたら終わりの壁です。

一方、壁紙仕上げは“張替え専用の建材”です。
将来的なメンテナンス性にも優れており、
再発時も部分補修で済むという大きな利点があります。


👉 砂壁のカビ・カビ臭をさらに詳しくは、「砂壁・珪藻土のカビ」ページをご覧ください。

👉 対応地域を知りたい方は、「施工対応エリア」ページをご覧ください。


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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)

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