【埼玉県さいたま市南区】マンション寝室天井コンクリート直張り壁紙の結露カビ防カビ工事
2025/10/10
さいたま市南区マンション天井カビの相談
マンションの寝室天井で発生したコンクリート直張り壁紙の結露カビをご紹介します。
ちょうど大規模修繕工事中で外壁工事が行われていたため、室内環境も大きく影響を受けやすい状況でした。
住まいの方から「壁紙が剥がれてカビが見える」とのご相談をいただきました。
1. 工事前の状況
まずは壁紙の一部をカットし、結露の様子を確認しました。
しかし、時間が経っても改善する兆しはなく、コンクリート下地に黒カビがびっしりと付着している状態でした。
このまま放置すれば、室内のカビ臭さや健康被害につながる可能性が高い状況です。
📷写真は、マンション天井カビで剥がれた壁紙をお客様がカットして様子見されていた状況。
カビや結露がひどいから壁紙をカットされるお客様や業者が多いのですが、それは解決策にならないことを知りましょう。様子見は解決策が無いことを意味します。
2. コンクリート下地のカビ
コンクリート直張り壁紙は、湿気が抜けにくい構造のため、一度結露するとカビが広がりやすい特徴があります。
実際に壁紙を剥がすと、コンクリート下地の表面には黒カビが広がっていました。
📷写真は、壁紙を剥がし、天井コンクリート下地黒カビのカビ取り作業前になります。
3. カビ取り作業
ここから、刷毛と薬剤を使った徹底的なカビ取り作業に入ります。
目に見えるカビをしっかり除去しない限り、防カビ施工をしても効果は期待できません。
なお、この現場は「殺菌消毒」を採用する前の施工であったため、
カビ取り → 防カビ施工 の2ステップで対応しました。
(現在は「カビ取り → 殺菌消毒 → 防カビ施工」の3ステップを標準採用しています)
📷写真は、天井コンクリート下地カビ取り作業になります。カビを一旦リセットしています。
4. 防カビ施工
下地のカビ取りが完了したら、防カビ施工を行います。
プレモの防カビ剤は、建物内外に頻発する57種類のカビと200種類以上のカビ菌に効果を発揮。
ただ「一時的に止める」のではなく、再発を長期的に抑えることを目的としています。
📷写真は、コンクリート下地天井と石膏ボード下地壁全てに防カビ施工を行い、浸透させています。
5. 結露対策工事との比較
今回の現場は防カビ工事のみを行いましたが、コンクリート直張り壁紙の結露は「防カビ工事だけでは止まらない」ことが大きな課題です。
同じような現場では、結露対策用シート貼りと組み合わせることで、結露そのものを抑止する施工が可能です。※防カビ結露対策工事の実施。
参考までに、川越市で実施した天井結露対策用シート貼りの写真をご覧ください。
📷写真は、ご家族の体調の関係でカビが発生しては困るという理由で、天井コンクリート直張り壁紙にプレモ防カビ結露対策工事を実施時になります。
まとめ
コンクリート直張り壁紙は、構造的に結露しやすくカビ被害が発生しやすい場所です。
防カビ工事で「カビを止める」ことはできますが、根本的な解決には結露対策も欠かせません。
「結露を抑えなければカビは止まらない」
「防カビ工事で結露は止まらない」
この事実を知っていただき、住まいの中で“寝室のカビ”は健康被害が大きいため、早めの点検と防カビ結露対策工事の検討をおすすめします。
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有限会社プレモ
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