【さいたま市】天井コンクリート直張り壁紙の結露とカビに要注意
2025/10/01
天井のコンクリート直張り壁紙は結露しやすい
分譲マンションや団地の天井仕上げでよく見られるのが、コンクリート直張りの壁紙仕上げです。
一見するとスッキリ見えますが、実は「結露が発生しやすい」大きな欠点があります。冷暖房の影響で室内と天井裏の温度差が大きくなると、石膏ボードを介さない分、壁紙のすぐ裏で水滴が発生しやすいのです。
特に冬から春(12月~4月末)は寒暖差の影響で結露が目に見えるほど著しくなり、入居者からのクレームにつながりやすくなります。
また、梅雨から夏過ぎ(6月~10月第一週)は冷房の冷気と外気の温度差で天井結露が発生しやすく、知らない間にカビが広がるケースも少なくありません。
さらに注意すべきは健康被害リスクです。
天井から降ってくるカビ胞子は直接呼吸に入り込みやすく、壁に発生するカビよりも5倍以上健康被害を受けやすいと言われています。アレルギーや呼吸器系の不調を訴える入居者が増えれば、解約やトラブルの原因になるのは当然です。
見た目の結露やカビを嫌がった入居者から「更新はしない」と言われることもあり、さらに断熱材を追加するなどの工夫をしても、必ずしも結露を止められるわけではありません。結果として、再工事や追加クレームに発展してしまうリスクがあるのです。
👉 さいたま市で賃貸物件を所有されている大家さんは、天井の結露やカビを軽視せず、早めの防カビ結露対策をご検討ください。
防カビ結露対策工事をすすめる理由
天井のコンクリート直張り壁紙に発生する結露とカビは、単なる「見た目の問題」ではありません。放置すると、天井全体に黒カビが広がり、入居者の健康被害や退去リスクを加速させます。
防カビ結露対策工事では、まず既存のカビを丁寧に除去し、殺菌消毒を行います。そのうえで、結露対策用の特殊シートを施工することで、調湿効果を持たせ、室内側をさらさらに保つ仕組みをつくります。これにより、天井からのカビ胞子の飛散を大幅に抑制できるのです。
従来の断熱材を天井に追加する方法は、部屋を狭く感じさせるデメリットがあり、必ずしも結露を止められるわけではありません。断熱材は「室内の暖かい空気と冷えたコンクリート下地を直接触れさせない」工法ですが、その分結露の発生が見えにくくなるだけで、壁際から水が垂れるといった新たな問題を招くこともあります。
また、直貼り工法は施工が簡単な反面、天井を低く見せるため圧迫感が出てしまうという欠点もあります。
一方、防カビ結露対策工事は厚みがわずか数ミリの専用シートを使用するため、部屋の広さや天井高さを犠牲にせず施工可能です。さらに、このシートは結露を取り込み放出する調湿効果を持っているため、室内側に結露を感じさせない快適な環境を維持できるのが大きな特徴です。
数年後に万が一シート自体にカビが発生しても、防カビ工事のアフターメンテナンスでリセットが可能です。つまり、コンクリート下地が劣化する前に施工しておけば、建物と入居者の双方を長期的に守ることができるのです。
📷写真は、東京都小平市(ご相談エリア)の賃貸天井コンクリート直張り壁紙の防カビ結露対策工事です。この翌日に吸放湿壁紙張りをして完了しています。滴り落ちる結露も止め続けています。
まとめ
天井のコンクリート直張り壁紙は、冬から春の寒暖差や夏の冷房によって結露が発生しやすく、やがて黒カビが広がり、健康被害や入居者クレームの大きな原因となります。断熱材や直貼り工法では根本的な解決に至らず、逆に問題を隠してしまうことさえあります。
その点、防カビ結露対策工事はシートの調湿効果で室内側をさらさらに保ち、天井カビの再発を大幅に抑制できる唯一の現実的な方法です。
👉 クレームが来る天井コンクリート直張り壁紙の結露とカビには、プレモの防カビ結露対策工事が最も妥当な工事であることをご理解いただければと思います。
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