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プレモからの警鐘:川口市の賃貸のカビは大家さんに知らされないことが多い

プレモからの警鐘:川口市の賃貸のカビは大家さんに知らされないことが多い

プレモからの警鐘:川口市の賃貸のカビは大家さんに知らされないことが多い

2025/09/20

川口市の賃貸で繰り返される「カビ隠し」の現実

川口市の賃貸マンションでは、カビ問題が発生しても大家さんに正しく報告されないケースが少なくありません。
「多少のカビはうちで処理しておきますよ」と不動産会社が内装職人に任せ、パテで隠すだけの施工が日常的に行われています。

見た目は一時的にきれいになりますが、根本原因は解決していません。次の入居者が「カビが出ている」と訴えても、
「住み方が悪いのでは?」と責任を入居者側に転嫁するのが常套手段になっています。

実際の現場では、壁紙を剥がすとパテの下から大量のカビが発見されることもあり、これは決して珍しい話ではありません。

施工事例

カビを隠しても時間で発覚する

賃貸退去後の原状回復工事が終わり、新しい入居者が生活し始めて、1ヵ月程度すぎると、それまで見なかった壁紙下地からの黒い染みが浮き出ることがあります。

パテによるカビ隠しはバレる!

壁紙を剥がしてみると、明らかなパテによるカビ隠しでした。明らかに不自然な内装用パテの使い方です。カビ処理を行わずに誤魔化した結果ですのでパテによるカビ隠しはバレますので止めましょう。


エタノール系薬剤の「防カビ」には要注意

もうひとつの問題は、エタノール系(アルコール系)薬剤を防カビ剤と誤解して使っているケースです。
消毒用エタノールや、建材メーカーが販売する防カビ剤と称する製品の多くは、実際にはエタノール主体です。

アルコールは揮発性が非常に高く、20分も持続すれば長い方。
そのため、カビを死滅させる力はなく、防カビ効果などあるはずもありません。
一瞬はきれいになっても、根本解決にはならず、再びカビが発生します。

実際、「防カビ試験済み」と宣伝される製品でも、その中身はエタノール系であることがほとんどです。
純粋にエタノールだけで“防カビ剤”と認められた製品は存在しません。
それでも「大手メーカーが言っているから大丈夫だろう」と思い込んで使う内装職人や不動産会社が後を絶たないのです。

この誤った認識こそが、川口市をはじめとする賃貸物件で正しい防カビ工事が広がらない最大の障害となっています。


本当に必要な対応とは?

川口市での賃貸カビ問題を解決するには、「隠す施工」ではなく「正しい防カビ工事」が欠かせません。

・結露やカビで傷み過ぎた石膏ボードは交換すること
・結露カビが目立つ壁のソフト巾木やMDF巾木は交換すること
・コンクリート直張り壁紙は特に注意が必要(拭くだけでは無意味)

これらを正しく行わなければ、再発は防げません。

エタノールによるカビ被害拡大

エタノールで拭き取り続けた石膏ボード

家具を置いていて、家具裏の壁紙に大量のカビが発生している時、壁紙を剥がすことがありますが、石膏ボード下地の黒カビも発生しており、消毒用エタノールで拭き続けた結果、広がり過ぎ、手におえなくなることがあります。写真はその典型です。

ソフト巾木裏までカビだらけに

川口市の賃貸で多いのがソフト巾木も含めた巾木交換をしないことですが、ソフト巾木裏の石膏ボードに大量のカビが潜んでいることを見て見ぬ振りするのはやめた方が良いでしょう。巾木裏のカビがカビ臭の原因になることもあるからです。

防カビ工事による賃貸対応

カビを拡げた石膏ボード防カビ工事

前述のお部屋の続きです。消毒用エタノールでカビを拭き続けた結果、カビを拡げてしまったのでカビ取り作業も大変でした。簡単にキレイになりません。ですが、防カビ工事することでカビの再発は止まります。あとは、家具の置き方です。壁紙5~6cm隙間を設けてもらうと風通しが良くなり、カビにくい壁紙になります。

糊・パテ防カビ処理後壁紙張り

壁紙糊や内装用パテに防カビ処理し、壁紙張りをしています。ソフト巾木も張り、賃貸の壁紙張替え防カビ工事が完成します。

分譲賃貸でも、一般賃貸でも川口市の賃貸では防カビ工事を採用しようとする動きはありません。ごまかしが中心だからです。それで良いのでしょうか?


まとめ ― 大家さんへのメッセージ

川口市の賃貸市場では、「安く済ませたい」「手間をかけたくない」という理由で、パテ隠しやエタノールやアルコール拭きに頼る施工が横行しています。
しかし、それは一時しのぎにしかならず、結果的に大家さん自身の資産価値を下げ、空室期間を長引かせるリスクになります。

「見えないから問題ない」ではなく、「根本から正しく処理する」ことこそが、資産を守る唯一の方法です。
プレモは、現場経験に基づいた正しい防カビ工事を通じて、川口市の大家さんに本当の安心を提供します。
※結露がひどい時は、石膏ボード交換し断熱工事も行いますし、コンクリート直張り壁紙の結露カビは、防カビ結露対策工事で結露を止め、防カビ効果を活かす工事を行っています。

川口市の賃貸も「それなりの人が住めばいい」という考えの大家さんが多いことは承知していますが、今の時代は「賃貸が選ばれる時代」であることを大家さんは理解すべきでしょう。


👉さらにくわしくは、「賃貸住宅のカビ」ページをご覧ください。

👉コンクリート直張り壁紙の結露カビでお困りの時は、こちらのページをご覧ください。


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