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【埼玉・東京】築25年以上分譲賃貸マンション|コンクリート梁の結露カビ対策

【埼玉・東京】築25年以上分譲賃貸マンション|コンクリート梁の結露カビ対策

【埼玉・東京】築25年以上分譲賃貸マンション|コンクリート梁の結露カビ対策

2025/11/22

■ はじめに

築25年以上の分譲賃貸マンションで繰り返す「天井カビ」──
入居者が何度も被害を受ける本当の理由

冬になると、分譲賃貸マンションの北側洋室で
「天井のカビがまた出てきました」
「壁紙を張り替えたのに、3か月でもうカビ臭い」
という相談が急増します。

入居者は普通に生活しているだけ。
加湿器も使っていない。洗濯物も部屋干ししていない。
それでも天井・梁まわりが黒く点状ににじみ、
クローゼットにしまっていた衣服やバッグまでカビる——。

これは“生活の問題”ではありません。

本当の原因は、構造にあります。

特に 築25年以上の分譲賃貸マンションに多い「コンクリート直張り壁紙」。
ここが冬の結露カビの最大ポイントです。


■ 1.築25年以上の分譲賃貸マンションで「梁まわり」だけカビる理由

冬になると最初に冷えるのは、天井でも壁でもなく コンクリート梁 です。

梁は建物の主要構造体で、外気温の影響を強く受けるため、
冬は“最初に冷え、最後まで温まらない”という特徴があります。

その結果――

室内の湿気
→ 冷えた梁
→ 結露
→ 黒カビ発芽
→ カビ臭

という“毎冬くり返すスパイラル”になります。

📷写真は、埼玉県和光市の分譲マンションのコンクリート梁
直張り壁紙の結露によるカビです。

分譲賃貸マンションの場合、このようなコンクリート梁に対し
手を加えていない=見た目だけの壁紙張替えに終始する傾向が
強く見られます。


■ 2.梁下の「コンクリート直張り壁紙」が、さらに結露を悪化させる

梁の直下は、ほぼ例外なく コンクリート直張り壁紙。
ここが“結露の第二の主戦場”です。

・梁から冷気が流れ落ちる
・梁下壁もコンクリート直張りで冷えやすい
・家具を置きやすく、通気が悪い
・壁紙裏でカビが広がり、表面にジワっと黒ジミが出る
・カビ臭が発生し、入居者が苦情を出しやすい

という、負の連鎖が続きます。

コンクリート梁の場合は、梁下もコンクリート直張り壁紙だったり、
天井もコンクリート直張り壁紙だったりします。

それらコンクリート直張り壁紙の結露による黒カビが生活に影響を
及ぼす(カビ臭など)ことがありますので、分譲賃貸マンションに
お住いの皆さまからすると、非常に重要な話であると考えます。


■ 3.入居者のクレームはほとんど“梁から始まる”

築25年以上の分譲賃貸マンションにお住まいの方から
大家さんへの相談は、このパターンです:

・「梁のスミが黒くなってきた」
・「冬になると臭いが出る」
・「壁紙を張り替えても数ヶ月でまた黒くなる」
・「家具や衣類、本が湿気でダメになる」

大家さんは “壁紙張替え” で応急処置をしますが、
梁と梁下壁の結露に対してはまったく効果がありません。

なぜなら、結露は 構造原因だからです。


■4.分譲賃貸オーナーが誤りやすい「壁紙張り替えで様子を見る」という判断

築25年以上の分譲賃貸マンションでは、
天井も含め “直張り構造の冷え” が原因となる結露カビが多発します。

しかし、入居者から
「壁紙が黒くなってきた」
「カビ臭い」
と相談があった際、
最も多い対応が 「壁紙を張替え様子を見る」 という判断です。

これは、ほぼ確実に失敗します。

理由は単純で、
カビの根本原因は“冷え・結露”にあり、壁紙とは無関係だからです。

直張り天井・梁・梁下壁は、
外気温がそのままコンクリートへ伝わるため、
冬になると表面温度が急降下し、
室内の水蒸気が付着して結露します。

壁紙を新品に張替えても、
その下地が冷え切っている限り、
次の冬にはほぼ100%再発します。

入居者はこう感じます:

・「何度張替えても変わらない」
・「本当に直す気があるのか?」
・「家具がカビて廃棄することに」
・「本がカビた」「衣服やバッグがカビた」
・「また同じことを繰り返すの?」

この“積み重なる不満”が、
最終的には退去やクレームの爆発 につながります。

分譲賃貸の契約者が「法人契約」の場合、
大家さんは壁紙張替え以外の選択をしなければ
同じことを繰り返しますので、初期対応を
間違えないように結露カビ対策をしましょう。


■5.構造的に結露が止まらない理由(直張りの欠点)

築25年以上の分譲賃貸マンションでは、

・天井:直張り壁紙(断熱材なし)
・梁:外気温を最も受ける“熱橋”
・梁下壁:直張りで冷えが集中

この3つが“結露ライン”としてつながっています。

つまり、結露が出るべくして出る構造です。

住み方では止められません。

これは入居者のせいではなく、構造的欠点です。

入居者がいくら換気しようと、いくら暖房を使おうと、
壁紙裏のコンクリートは冷え続けます。

なぜなら、断熱材がないため、
外気温に引っ張られて、天井・梁が常に冷たいままだからです。

その冷たい面に湿気が触れると、結露 → 黒カビ → カビ臭
がループします。

だから、壁紙張替えや表面洗浄では止まりません。


■6.梁〜梁下壁まで “ラインで” 押さえる防カビ結露対策工事が必要

結露の正体が 「冷え」「熱橋」 である以上、
対策も“ライン”で入れる必要があります。

プレモが行うのは、

1. カビ取り(漂白・カビを分解)
2. 殺菌消毒(出来る限りカビを死滅)
3. 防カビ施工(カビの発育阻害環境を作る)
4. 結露対策シート貼り(冷え ⇄ 湿気を絶縁)
5. 吸放湿壁紙仕上げ(室内の湿度を調整)

これを
天井直張り → 梁 → 梁下壁へ一体で施工
することで、初めて「結露発生環境」を断ちます。

ここで初めて 工事イメージ画像 を載せるのが最適です。

コンクリート梁直張り壁紙のカビ

コンクリート梁直張り壁紙結露によるカビです。
壁紙張替えで結露カビは止められません!

コンクリート梁防カビ結露対策工事

結露カビ対策であるプレモ防カビ結露対策工事。
最後に、吸放湿壁紙張りとなります。


コンクリート梁の壁紙張替えだと、一冬越えたらカビが繁殖します。
壁紙張替え防カビ工事の対応では、二冬越えたらカビが繁殖します。
防カビ結露対策工事の対応だと、三冬以上でも結露カビを抑止することができます。

防カビ工事では結露を止めることはできません。
カビを止めるには、まず結露から!です。


■7.まとめ:結露を止めることは、健康と建物を守ること

築25年以上の分譲賃貸マンションで起きる結露カビは、
入居者の生活では止まりません。

そして、壁紙張替えでは、カビは結露により必ず再発します。

梁周りの“冷え”という構造的欠点に対し、
きちんと結露を抑える施工を行うことで、
はじめて入居者もオーナーも安心して暮らせる住まいになります。


【対応エリア】
埼玉県上尾市の事務所から片道30㎞圏内(下見無料)を中心に埼玉県内に対応。
東京は、埼玉よりの東京北部地域を中心に対応しています。
詳細は、「施工対応エリア」を参照ください。

👉 コンクリート直張り壁紙の結露カビなら、「カビと結露対策」ページをご覧ください。


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〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)


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