【さいたま市】カビ臭に慣れるのが一番こわい|においの正体と見落としがちな危険
2025/10/24
カビ臭気になりませんか?
「カビ臭が気になるけど、数日経つと慣れてしまう」
そんな経験はありませんか?
実はその“慣れ”こそが、一番こわいサインです。
■ カビ臭の正体は「MVOC(微量揮発性有機化合物)」
カビが活動すると、目に見えないガス(MVOC)を放出します。
このガスこそが「カビ臭」の正体。
つまり、臭いがする=カビが生きて呼吸している証拠です。
多くの方は「空気清浄機を回せば大丈夫」と考えがちですが、実際には空気清浄機ではMVOCを分解しきれません。
臭いが取れても、壁紙や下地の中では菌が活動を続けているのです。
■ 見えない“慣れ”が被害を広げる
人間の嗅覚は非常に順応性が高く、同じ臭いを一定時間かぎ続けると「臭わない」と錯覚します。
しかし、カビ臭に慣れてしまうと、住まいの変化(湿気・再発・下地の腐食)に気づけなくなります。
実際、さいたま市内のある戸建住宅では、壁の一部にカビが広がっているにもかかわらず、「長年住んでいて気づかなかった」とおっしゃる方もいました。
■ 臭いを取るのではなく、菌を止める
カビ臭を消すことだけを目的にすると、再発は止まりません。
必要なのは「においの発生源であるカビ菌の除去と殺菌消毒」です。
防カビ工事の基本は3ステップ。
① カビ取り(表面・根の除去と漂白効果)
② 殺菌消毒(真菌・細菌を不活性化)
③ 防カビ施工(カビの発育阻害環境の形成)
この順番を守ることで、においの発生源が断たれ、室内の空気環境が安定します。
3つのステップのどれ1つ欠けても防カビ工事は上手くいきません。
■ 早期対応が「臭いの固定化」を防ぐ
カビ臭は放置期間が長いほど、壁紙や天井下地に吸着して“染み込み臭”になります。
特に梅雨〜夏にかけては、わずか数週間でMVOC濃度が上昇し、空気中に再放散されることも。
さいたま市を中心に防カビ工事を行うプレモでは、臭いの段階で原因を突き止め、「臭い=警告」として早期対処を呼びかけています。
■ まとめ
においを感じるということは、目に見えないカビがすでに動いているということ。
慣れてしまえば、被害は静かに進行します。
「なんとなくカビ臭い」と思ったら、まずは壁紙や天井の裏側を疑いましょう。
そして“臭いを消す”のではなく、“菌を止める”こと。
防カビ工事は、健康と住まいを守るための第一歩です。
👉 関連ページ:「防カビ結露対策工事とは?」
※プレモでは、さまざまな事例に対応していますが、「結露を抑えてカビの再発を止める」ことのハードルの高さも痛感しています。そこで防カビ工事だけでなく、防カビ結露対策工事を今回は書いています。
👉 参考:「カビと健康|夏型過敏性肺臓炎・過敏性肺炎」
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