【埼玉】賃貸マンションで繰り返すカビ|張替えだけでは止まらない再発の現実
2025/10/20
張替えでは止まらない、賃貸のカビ再発
賃貸マンションでは、退去後に壁紙を張替えて一見きれいになったように見えても、
数ヶ月から1年で再びカビが浮き出てくることがあります。
その多くが「石膏ボードにカビが残ったままの張替え工事」。
カビは壁紙だけでなく、石膏ボード内部の紙層やパテ部分に深く根を張ります。
表面をきれいにしても、下地に菌が生きていれば再び繁殖します。
つまり「張替え=リセット」ではなく、「上塗り=再発準備」になってしまうのです。
不動産会社が防カビ工事を勧めない理由
「防カビ工事なんて聞いたことがない」と言う大家さんが多いのは、
不動産会社や管理会社がその存在をあえて説明しないからです。
理由は単純で、従来の「張替え中心の原状回復工事」が通用しなくなるから。
つまり、自分たちの工事体制の根幹が揺らぎ、売上も減りますし、大家さんからの信頼も揺らいでしまうのです。
中には、
「アルコールで拭けば十分ですよ」
「パテで隠せば分かりません」
「市販の防カビスプレーで対応できます」
といった誤ったカビ対策を案内するケースもあります。
たしかに費用は安く済みますが、原因を残したまま再発を先送りしているだけ。
時間差で再発すれば、今度は「入居者の住み方が悪い」と責任を転嫁する担当者もいます。
大家さんが、防カビ工事を知ってしまうとどうなるか?
不動産会社などは、売上も減りますし、大家さんからの信頼も揺らいでしまうのです。
実際、現場ではこうした声を何度も耳にします。
「今まで何度同じ工事をやってきたと思ってるんだ!」
「いくら払っていると思ってるんだ!」
長年同じやり方で繰り返してきた工事が再発を招けば、
当然、大家さんの信頼は崩れます。
“張替えでごまかす時代”が、いま限界を迎えているのです。
内装職人への“丸投げ構造”
「カビが出ているから、職人さんの腕で何とかして」
そう言って、現場を内装職人に丸投げする管理会社も少なくありません。
しかし、内装職人の仕事は壁紙を美しく張ること。
防カビ工事のように下地を殺菌・防御する作業は本来の業務範囲ではありません。
しかも、多くの場合が“サービス工事”。
短時間・小資材での応急対応にとどまるため、まともな防カビ処理など望めるものではありません。
賃貸と言えども、カビは防カビ工事専門業者に依頼しましょう。
できない時は、大家さんから専門業者に連絡していただければ対応しています。
実例:壁紙張替えで隠されたカビ
📍 国分寺市(ご相談エリア) 賃貸マンション
📍 三鷹市(ご相談エリア) 賃貸マンション
見えない部分の「予防」が建物を守る
さらに、意外と多いのが「コンクリート下地を総パテ処理した部屋」に発生するカビです。
今回のテーマとは異なりますが、再発の仕組みとしては共通しています。
ここでは触れませんが、「パテ処理でカビを閉じ込める施工」ほど再発リスクが高いという点だけ、覚えておいていただければと思います。
プレモの考え方
防カビ工事とは、見た目を整えるための工事ではありません。
下地から再発を止め、建物を長く守るための技術工事です。
張替えや美装の延長ではなく、再発を止めるための土台づくりこそが目的。
埼玉県内の賃貸物件を中心に、
「張替えを繰り返しても止まらないカビ」を根本から止める施工を行っています。
まとめ
賃貸の原状回復工事は、見た目を直すことが目的になりがちです。
しかし、カビは「下地に残った菌」を放置すれば何度でも再発します。
張替えで終わらせず、防カビ工事で“下地から守る”こと。
それが、次の入居者にも安心して貸せる住まいづくりにつながります。
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