【埼玉】コンクリート直張り壁紙の結露カビ対策|天井結露の実例と防カビ施工の重要性
2025/10/13
■築年数が経過したマンションに多い「コンクリート直張り壁紙」
築30~40年の分譲マンションを賃貸で貸しているお住まいを中心に、コンクリート直張り壁紙の結露カビ問題が増えています。
壁紙張替えだけで済ませるケースが多いですが、それでは再発を防ぐことはできません。
壁紙の下には湿気を吸ったコンクリート面があり、そこにカビの根が張り続けているからです。
■壁紙を剥がして初めて見える「カビの真実」
下の写真のように、天井や壁のカビは表面の一部だけではなく、裏面・下地にまで根を伸ばしています。
表面をきれいにしても、下地が湿ったままでは再び発生します。
「剥がしてみたらカビだらけだった」──これは珍しいことではありません。
■防カビ結露対策シートで、下地から守る
プレモの防カビ結露対策工事では、
下地に目視できるカビが発生している時
・カビ取り作業+殺菌消毒+防カビ施工+結露対策用シート貼りを行います。
目視出来るカビが無い時は、
・殺菌消毒+防カビ施工+結露対策用シート貼りをします。
このシートは、湿気を吸って放出しながら、コンクリート面との温度差を緩和する役割を持ちます。
その結果、結露を抑え、カビが再び発生しにくい環境をつくることができます。
埼玉県入間市(中心対応エリア)の分譲マンション天井防カビ結露対策工事実施中写真です。
これで天井からの結露も気にせず、生活することができます。翌日に吸放湿壁紙張りで完了しています。
■防カビ工事の目的は「再発防止」
カビ取りや消毒だけでは「一時的な改善」にしかなりません。
重要なのは、再びカビが発生しない環境をつくること。
防カビ工事は、「カビ取り作業」「殺菌消毒」と「防カビ施工」、そして「結露対策」の4つがそろってはじめて効果を発揮します。
■間違った空気の入れ替えが招く再発
🧊 冬の場合(結露抑制の基本)
室内の暖かく湿った空気を一時的に外へ逃がすのが目的。
外気を取り入れることで、屋内外の温度差を小さくし、結露を抑える。
ただし、冷えすぎると逆効果になるので「短時間(5〜10分)+暖房と併用」が正解。
🌞 夏の場合(湿気対策の基本)
外気は暖かく湿っているため、換気しすぎると湿気を室内に取り込む。
朝のうち(気温が低い時間帯)に30分以内の換気で十分。
それ以降は除湿運転やエアコンのドライ運転で湿度コントロールが最優先。
■まとめ
・コンクリート直張り壁紙では、結露対策をしなければ防カビ工事は完成しない。
・表面がきれいでも、裏面・下地にカビが残っていれば再発は時間の問題。
・「換気」ではなく「除湿」で環境を整えることがカビ防止の第一歩。
結露を抑えなければカビは止まらない。
この言葉を忘れず、早めの点検と対策をおすすめします。
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