【さいたま市 戸建住宅】砂壁掻き落とし防カビ工事|結露対策とカビ臭改善のために
2025/10/06
砂壁のある戸建住宅に多いご相談
さいたま市を中心に築20年以上の戸建住宅で今も残る「砂壁」。和室の落ち着いた雰囲気が好まれる一方で、黒カビ・オレンジ色のカビ・カビのような染み、さらにカビ臭といった深刻な問題が見られます。
砂壁は粒子の集合体でカビが潜みやすい
砂壁は細かい粒子の集合体です。粒子の隙間にカビ菌が入り込むと根を張り、粒子一つひとつに防カビ効果を持たせるのは不可能です。
そのため、表面を拭くだけ・薬剤を部分的に塗るだけでは効果がなく、必ず再発します。
加えて、カビが根を張った砂壁は強いカビ臭を放ち、生活に大きな支障を与えます。
カビの見え方はさまざま
砂壁は色素や仕上げによってカビの見え方が異なります。
・黒カビ:斑点状・面状に広がる
・オレンジ色カビ:サビや染みに見える
・染み状カビ:壁全体がくすみ、強烈なカビ臭を伴う
見え方は違っても、いずれもカビであることに変わりはありません。健康被害を引き起こす危険な存在です。
実際にあったご相談
さいたま市内の戸建住宅で、黒カビが広がった砂壁を前に「色だけ落としてほしい」と依頼を受けたことがありました。しかし下地結露が原因のため、見た目を誤魔化しても再発必至。お断りせざるを得ませんでした。
部分的な処置では解決できない――これが砂壁カビの現実です。
📷写真は、その部分の砂壁だけに黒カビが大量発生しています。原因は大きな腰窓結露が原因と考えます。
掻き落とし防カビ工事の3つの方法
プレモでは砂壁の状況に合わせて、以下の工法をご提案しています。
1. 壁紙張り防カビ工事
砂壁を掻き落とし、防カビ施工を行った上で新しい壁紙張り。費用を抑えたい方向け。
2.モルタル下地+合板下地+壁紙防カビ工事
合板で平滑な下地を作り、防カビ施工後に壁紙仕上げ。強度と美観が長持ち。
3. 掻き落とし+防カビ結露対策工事+吸放湿壁紙仕上げ
モルタル下地に防カビ結露対策シートを施工し、吸放湿壁紙で仕上げ。
モルタル下地からの結露対策及びカビ再発抑止と寒さ対策に効果的。
まとめ
砂壁は見た目に風合いがある一方で、黒カビ・オレンジ色カビ・カビ臭といった問題が避けられない壁材です。原因はほとんどが下地結露であり、部分的な処置では再発を防げません。
掻き落とし防カビ工事を行い、防カビ結露対策工事を組み合わせることで、ようやく根本的な改善が可能となります。
結露を抑えなければカビは止まらない。
この原則を踏まえた工事こそが、さいたま市で安心して暮らせる住まいを守ります。
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