天井コンクリート直張り壁紙の結露カビは、住み方が悪いでは済まされない!
2025/09/25
「住み方が悪い」では済まされない天井結露カビ
賃貸マンションや分譲賃貸マンション・団地において、天井コンクリート直張り壁紙が多いと下見をするたびに思ったものです。特に築25年以上前の賃貸は危険だと感じました。
天井コンクリート直張り壁紙は外壁側に沿って激しく結露したり、カビを繁殖させます。そのため退去時に「住み方が悪い」とか「今までこんな住み方をされたことは一度もなかった」という言葉が飛び交うほどひどい部屋の惨状を見るにつけ、言いたいのが「大家さんは真冬にこの部屋で3ヵ月生活したことありますか?」と言う素朴な疑問です。
この部屋が人に貸すには如何に過酷か?を大家さんは知るべきでしょう。天井結露は入居者だけの責任ではありません。「住み方が悪い」では済まされない時代になりました。
構造的な問題を入居者のせいにしてはいけない
ここに東京都世田谷区の賃貸ワンルームの天井をご紹介します。
壁紙張替えして2ヵ月で天井コンクリート直張り壁紙下地からカビが繁殖してしまいました。
では、どうしたら良いのでしょうか?
本来はコンクリート下地に防カビ結露対策工事を実行するのが妥当です。ただし、工事金額が高くなるので大家さんとしてはできないとされたので、免責事項がありますが「壁紙カビ3年保証防カビ工事」をおすすめし、実行するに至りました。(中には入居者のために借金してでも防カビ結露対策工事を実行した大家さんもいます。その違いは数年先に分ることでしょう)
このブログで何度も書いているように、この天井や壁に壁紙張替え2ヵ月で再発した理由は“結露”です。その結露を防カビ工事で止めることはできません。故に防カビ結露対策工事が必要になりました。
ですが、実際には免責事項を伝えての「壁紙カビ3年保証防カビ工事」になりましたので、結露管理は大変なことになるでしょう。同じことを繰り返し続けないためにも「防カビ結露対策工事」が必要になります。
防カビ工事が効かなくなり、様子見に転じた天井結露カビ
過去において分譲マンション天井としては間違いなくNo.1のお部屋がありました。放置させ続けやっと壁紙張替え防カビ工事を他社で行ったそうです。ところが2年持たずにカビが再発。そこで3社以上に話を聞いたところ「壁紙剥がして様子見」という結論になったそうです。3社以上の会社が同じ回答?これ事実です。防カビ工事で結露は止まりません。さらにどんなに強固な防カビ工事しても結露洗い流されてしまう事実は変えようがありません。※様子見と言うのは対策が無い証拠ですのでお間違いなく。
皆さんは、この天井にどんな対策をされますか?スタイロフォーム系断熱材を貼りますか?それで結露は止まりますか?単に冷えたコンクリート下地と暖かい空気が接触しなくさせるだけなのでは?
そのような部屋の天井コンクリート直張り壁紙の結露やカビに、防カビ結露対策工事が効果を発揮します。
信じるか信じないかは皆さん次第です。
天井コンクリート直張り壁紙の結露が止まる防カビ結露対策工事
東京都小平市の賃貸マンション天井コンクリート直張り壁紙が結露して困るという相談を受け、防カビ結露対策工事を実施しました。
クレームになる前に、大家さんがやるべきこと
天井コンクリート直張り壁紙の結露で発生するカビは、入居者の健康を脅かし、部屋を確実に劣化させます。しかも「住み方の問題」では片付けられません。
大家さん、防カビ結露対策をしていますか?
引っ越し費用が高騰する今、入居者が簡単に住み替えできない時代です。
だからこそ、クレームが来る前に動くことが、大家さん自身の賃貸経営を守る最良の手段となります。
事前に天井コンクリート直張り壁紙に防カビ結露対策を行いましょう。
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有限会社プレモ
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