お線香・お香臭は消えない?賃貸退去後に大家さんを悩ませる誤った消臭対応
2025/09/18
お線香・お香臭が厄介な理由
お線香やお香の煙には、油分や香料成分が多く含まれており、これが壁紙や天井、収納内部にまで深く浸透します。
表面を拭いても臭いは消えず、壁紙を剥がしたとしても石膏ボード下地までしみ込んでいるため、時間が経てば「戻り臭」が発生してしまいます。
特に賃貸物件では、次の入居者が内見に訪れた瞬間に臭いが気になり、入居を避けられてしまうリスクが高まります。
原状回復工事会社や他業者が行う“誤解”対応
賃貸退去後、お線香やお香臭の対応を任された原状回復工事会社やハウスクリーニング業者は、次のような方法を取ることが少なくありません。
・壁紙・クロスを剥がし張替える
・アルミサッシや窓枠、建具を拭き掃除する
・高濃度オゾン発生機を短時間使う
しかし、これらは表面的な処理に過ぎず、臭いの根源を断つことはできません。
また、シロアリ駆除業者が「室内消臭」に参入し、大量噴霧で臭いをごまかすケースもありますが、施工後に戻り臭が再発することが多く、逆に大家さんの信頼を失うことにもつながります。
戻り臭という大家さんの大きなリスク
お線香やお香臭で最も怖いのは「戻り臭」です。
施工直後は臭いが軽減されたように見えても、数日〜数週間後に再び臭いが強まるケースは珍しくありません。
戻り臭が発生すれば、再施工費用や空室期間の長期化という損失が大家さんに直撃します。
その間、家賃収入はゼロになり、実際の損失は数十万円にのぼることもあります。
実際にあった事例 ― 港区でのお香臭
ある賃貸物件では、宗教上の理由から入居者が玄関で強烈なお香を焚き続けていました。
その結果、2〜3LDK全体に臭いが広がり、収納8ヵ所すべてにまでお香臭がしみ込む深刻な状態になっていました。
原状回復工事会社は「壁紙・クロスを剥がして清掃すれば大丈夫」と判断していましたが、石膏ボード下地まで臭いが浸透しており、通常のクリーニングでは到底対応できません。
当社が施工を担当し、壁紙を剥がした後に天井・壁の石膏ボード下地へ除菌消臭工事を実施しました。
現場を見に来ていた工事会社の監督も、当初は「簡単に消えるはずがない」と疑っていましたが、施工後に確認し「…あれ?消えてる!」と驚きの声。
翌日から予定通り壁紙・クロス張り作業に入り、大家さんも安心して次の入居者募集に進めることができました。
文化の違いから生じた臭い被害に、大家さんも「まさかここまで部屋全体に臭いが残るとは思わなかった」とショックを受けておられました。
大家さんが選ぶべき正しい対応
お線香やお香臭は、壁紙・クロス張替えや清掃だけでは絶対に解決しません。
大切なのは、石膏ボード下地にまでアプローチできる除菌消臭工事を選ぶことです。
埼玉県さいたま市・川口市・川越市・上尾市を中心に対応している当社では、賃貸退去後のペット臭・お線香臭・お香臭の除去に特化した施工を行っています。
「戻り臭」を防ぎ、空室期間を最小限にするためにも、専門業者による確実な施工を検討されることをおすすめします。
👉さらに詳しくは、[部屋の除菌消臭ページ]をご覧ください。
👉対応地域を知りたい方は、[施工対応エリアページ]をご覧ください。
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有限会社プレモ
〒362-0062
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電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)
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