分譲賃貸大家さん必見|結露とカビを止める防カビ工事とその限界
2025/09/17
分譲賃貸で増えるカビトラブル
「自分が住んでいた時はカビなんて無かった」
「入居者の使い方が悪いのでは?」
そう思っていませんか?
実は、建物の劣化+入居者の暮らし方の変化によって、分譲賃貸マンションでの結露・カビは確実に増えています。
・建物の劣化:経年で気密性・断熱性が低下
・家電進化:暖房効率は上がったが、その分結露が顕著に
・暮らし方の違い:加湿器の多用、洗濯物の部屋干し、家族人数の増加
大家さんの「錯覚」
多くの大家さんは「私が住んでいた頃は大丈夫だった」と錯覚しがちです。
しかし今は、劣化した建物に現代の生活習慣が加わり、条件が全く違うのです。
住む人が違えば、断熱効果を求める人もいるでしょう。
安易に内窓を設置したら、断熱効果の弱いコンクリート下地にカビ発生するのは至極当たり前の話であり、本来は内窓設置時に断熱工事を行わないと、激しい結露が発生し、カビだらけの部屋になることがあるのです。ただ内窓を設置すれば良い話ではありません。
このように、住む環境を変えれば、内窓1つでお部屋の状況が大きく変わることを、大家さんに知っていただければと思います。
プレモの考え方
・「カビを止めるには、まず結露から」
・「防カビ工事だけでは、結露は止まらない」
つまり、結露を抑止しないと、コンクリートなどに浸透させた防カビ剤も結露で流出し、せっかくの防カビ工事も台無しにしてしまう訳です。頑張っても2年持つかどうか?です。
結露抑止が防カビ効果を活かします!防カビ工事しても結露が止まる訳ではありません。
勘違いする人が多いので書かせていただきます。※防カビ工事したらどんな住み方をしても大丈夫な訳ではありませんのでお間違いなく。
同じことを繰り返さないために、大家さんはぜひ知っていただければと思います。
対策の方向性
分譲賃貸マンション・団地に防カビ工事を!
・入居中にクレームになる前に、退去後のリフォームで対処するのがベスト
・壁紙張替え時に 防カビ工事を下地にプラス
さらに、コンクリート直張り壁紙の場合は、結露対策を検討する!
・結露が強い場合は 防カビ結露対策工事 が必須
・特に「コンクリート直張り壁紙」は、放置するとカビ被害が拡大しやすい
壁・石膏ボードの場合
・壁・石膏ボードの場合、石膏ボード下地を解体して断熱工事もしくは、断熱材が入っている時は、石膏ボード交換し、新規石膏ボード下地に防カビ結露対策工事を実施。
まとめ
大家さんが費用を惜しめば、結果的に…
・入居者からのクレーム
・空室リスク
・原状回復コスト増
という悪循環に陥ります。
「昔は大丈夫だった」ではなく、今の入居者に耐えられる住まいをつくることが重要です。
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有限会社プレモ
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