【健康より出費?】結露とカビを放置する大家さんが見落とす入居者のリスク
2025/08/23
カビ臭で苦しむ賃貸入居者は多い―言えない入居者も多い
埼玉を中心に、東京の一部地域に対応する、埼玉県上尾市の除菌消臭工事・防カビ工事専門業者プレモです。防カビ工事は20年・除菌消臭工事は10年の実績があります。
過去、賃貸のカビ臭の現実を多く目にしてきました。多いのは間違った認識と間違った工事です。
ある時は、市販製品を賃貸管理会社担当者が持参して来て、入居者に「これを使って」というだけで帰ったり、「うちはこの対応」と堂々と間違った工事が当たり前のような対応をとる不動産会社担当者も多く見られます。カビ臭で苦しむ賃貸入居者は多く、それを言えない入居者も沢山います。もっとひどいのはカビ臭に気付かない人たちです。同じことをいつまで繰り返すのでしょうか?
石膏ボードの壁紙に潜む結露とカビの恐怖
分譲賃貸マンションの一室。長年納戸代わりに使われ、壁側に荷物を積み続けた結果、結露とカビが石膏ボードを蝕んでいました。
本来であれば「石膏ボードを交換すべき」と伝えましたが、依頼者からは「防カビ工事だけで対応してほしい」と要望されました。
プレモは工事前に、「未施工箇所(壁の中)からカビ臭が流入する可能性がある」と警告しました。
しかしご予算の都合で防カビ工事のみを実施。表面はきれいになったものの、仕上げ後には「ぷーん」と壁内からカビ臭が漂い、お客様自身が「プレモさんの言ったとおりになりました」と認められたのです。(コンセントと巾木の隙間からの流入が一番怪しい)
カビは見える部分だけを処理しても終わりません。壁の中のリスクを理解し、適切な工事を選択することが重要です。
押入れのカビ臭で咳き込む子ども
大田区の賃貸マンションでは、就寝する部屋の押入れが問題でした。
アルコールで拭いたり防カビグッズを使ったりしても、カビ臭は消えず、むしろ悪化。押入れ内部のベニアに結露とカビが広がっていたのです。
賃貸なので、ベニア交換まではお勧めできず、防カビ結露対策工事をすすめましたが、費用面から見送られました。
その間も部屋はカビ臭に包まれ、小さなお子さんが夜中に咳き込む姿が見られました。今も咳き込んでいるのでしょうか?安心して生活するはずの部屋が健康を害するリスクが高い部屋だったとは、誰も想像しないでしょう。入居者が安心して生活できるQOL(生活の質的向上)は最低限必要なのでは?と考えます。
大家さんに問います。「お金がかかるから」と後回しにする判断が、入居者の健康被害につながるのではないでしょうか。
大家さんに求めたい本当の責任
賃貸マンションだけでなく、分譲マンション・団地でも結露やカビの被害は、東京都内はもちろん、埼玉(さいたま市・川口市・川越市など)でも多く見られます。
しかし、入居者の多くは「揉めたくないから」と我慢して声を上げません。
カビやカビ臭は、見える部分だけを間違った処理をすれば必ず再発します。
防カビ工事専門業者プレモでは、目に見えるカビにはカビ取り作業を行い、目に見えない場所には殺菌消毒で出来る限りカビを死滅させた上で、人体に安全性が高く、建物内外に頻発する57種類のカビを含む200種以上のカビ菌に対応できる複合抗菌剤による抗菌コーティング(防カビ施工)で、根本的な対策をご提案しています。
費用をかけずに、カビ処理をするようなことはお止めください。カビは再発する微生物という認識を持ってください。それこそ世界最強の微生物の1つなのですから。
大家さんは、入居者が普通に生活できる環境を作る義務があると考えます。そこにカビが立ちはだかり、せっかく入居してくれた皆さんが直ぐに退去を考えるような状況は起こしたくないものです。
大家さんが考えるべきは出費ではなく、入居者が安心して暮らせるQOL(生活の質)をどう守るかです。
結露とカビを軽視すれば、空室リスクや資産価値の低下にも直結します。
まとめ―カビにくい賃貸に
大家さん、そしてこれから住まいを探す皆さんへ――
「健康より出費」を優先する選択が、誰かの生活と未来を奪っていないか、ぜひ一度立ち止まって考えてください。
内見の時、契約の時、引っ越しする際に部屋がカビ臭くないか?、健康リスクはこの住まいにあるのか?を一度は考えましょう。
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有限会社プレモ
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