有限会社プレモ

コンクリート直張り壁紙の結露とカビ ― 賃貸物件での防カビ結露対策工事

コンクリート直張り壁紙の結露とカビ ― 賃貸物件での防カビ結露対策工事

コンクリート直張り壁紙の結露とカビ ― 賃貸物件での防カビ結露対策工事

2025/08/22

賃貸物件に多い「結露とカビ」の悩み

築30年前後の賃貸マンションはさいたま市や川口市・川越市などに多く、住み慣れた住まいを分譲賃貸マンションとして貸して大家さんとして生活されている方もいると思います。

このような年数の経過したマンションの天井や壁のコンクリート直張り壁紙による結露が冬から春にかけて発生し、カビを繁殖させます。

冬から春にかけての温度差で天井や壁が冷え、暖かい空気が接触することで結露が発生しますが、壁紙の表裏にカビが拡がり、カビ臭や咳き込みといった健康被害を招きます。

入居者から「押入れがカビ臭くて使えない」「押入れに入れたあった収納物がダメになった」という相談も少なくありません。

賃貸では、管理会社を中心に原状回復工事を行っていますが、埼玉県上尾市の除菌消臭工事と防カビ工事専門業者プレモでは、大家さんの自主管理物件を中心に、結露やカビで困る築30年前後からの賃貸マンションや分譲賃貸マンションに対応しています。


【施工例】カビが止まらない石膏ボード防カビ工事

外共用廊下まで臭いが漂う石膏ボードカビ

外共用廊下までカビ臭が漂い、クレームになった賃貸マンション壁紙石膏ボード下地カビです。

石膏ボードプレモ防カビ工事後

壁紙石膏ボード下地にプレモ防カビ工事を行った写真になります。


的外れな工事では解決しません

厳しい言い方かも知れませんが、的外れな工事では結露やカビは解決しません。
管理会社や下請け業者が行うのは、多くの場合この的外れな工事が多いのです。もっとひどくなると「とりあえずの工事」になります。

壁紙張替えで終えたり、とりあえず浴室用カビ取り剤やまな板漂白剤でカビ色素を分からなくすればOKと勝手に解釈する人たちが大勢います。また、臭いもの蓋のように珪藻土パネルを貼って誤魔化したり、「どうせ結露は止まらない」という間違った判断も後手後手になる理由だと考えています。

断熱材が入ってない壁には、解体して断熱工事をしつつ復旧することが必要なのですが、分譲賃貸大家さんは「私が住んでいた時は、そんなに結露はしなかった」という人が多く、状況を悪化させることに気づかない大家さんもおられます。

どうしたら、結露やカビが抑止出来るのか?特に、コンクリート直張り壁紙は問題です。プレモでは「防カビ結露対策工事」を中心に結露やカビ対策を行っている防カビ工事専門業者であることを知っていただければと思います。


【事例紹介】

押入れのカビとカビ臭が止まらない

カビ処理が間違っていたので、カビの再発が収まらなく、カビ臭もかなりひどいと感じるレベルです。

珪藻土パネルは結露対策にならず

結露する壁に珪藻土パネルを貼りましたが、隙間から結露が噴き出す状態でした。珪藻土パネルに接している天井や壁のカビも目立っていました。


防カビ結露対策工事という選択肢をご存じですか?

プレモでは、カビを止めるにはまず結露から!を標榜しています。実際に、防カビ工事で結露が止まることはありません。そこで、結露とカビの双方に対応するため、プレモでは「防カビ結露対策工事」を行っています。

具体的には、コンクリート下地に防カビ工事を施しカビをリセットし、再発しにくくさせた上で「結露対策用シート」を貼ります。仕上げに吸放湿壁紙張りをすれば完成です。

📷写真は、結露対策用シート貼りを壁コンクリート下地に行っているところです。
MDF巾木からはみでていないのがお分かりいただけますでしょうか?

ここで、結露対策用シートの特徴を4つ書きたいと思います・
厚みは4mm未満で圧迫感はしません。
MDF巾木や木巾木、廻り縁(天井と壁の見切り材=木材が多いと思います)や窓枠・ドア枠からはみ出ることがありませんので、余計なリフォーム工事は必要ありません。
工事中に大きな音は立てません。
結露対策用シートには、調湿効果があります。

例)どのくらいの調湿効果?と聞かれると、こんな話をしています。
冷えたビールのジョッキに買って来たばかりのぬるめのビールを注ぎます。するとジョッキ周辺に水滴が発生すると思います。これが「結露」だと思ってください。この結露対策用シートをジョッキに貼ると、2時間程度は結露が気にならないレベルになります。と言ってもそれ以上はビールが飲めなくなるので…

この工事により、結露を防ぎ、防カビ工事も活かしてくれます。と同時に入居者が快適に暮らせる部屋を維持することができます。病気を患っている入居者でしたら、生活の質的向上(QOL)に役立つと考えます。


下見が重要です

結露やカビの進行度合いは物件ごとに異なります。
築30年前後の賃貸マンションや分譲賃貸マンションでは、コンクリート直張り壁紙の天井や壁が無いお部屋も少なからずあります。

それでもカビが繁殖するような時、天井や壁がコンクリート直張り壁紙である時は、防カビ結露対策工事を行う必要があります。その見極めをするために、どうしても下見が必要になります。

お部屋を確認し、ここまで防カビ工事や防カビ結露対策工事を行う確認作業が重要になります。
プレモでは、退去後の防カビ工事並びに防カビ結露対策工事をきぼうしていますが、条件が整えば入居中でも対応することは可能です。


賃貸経営におけるメリット

結露やカビ臭が残る部屋は、入居希望者から敬遠されがちです。
特に、賃料が高い東京23区や横浜市やさいたま市などでは、空室が長引くことによる損失は大きなものになります。

防カビ結露対策工事は、コンクリート直張り壁紙のためにある特別な工事になりますが、決して安い工事ではありませんが、長期的に空室を防ぎ、入居者満足度を高める投資として有効です。


まとめ

・コンクリート直張り壁紙は結露やカビの温床になります。
・壁紙張替えや防カビ工事では結露は止まりません。(間違った工事は止めましょう)
・防カビ結露対策工事は、コンクリート直張り壁紙のコンクリート下地向けの工事で、快適な住環境を実現する一助となります。
・下見を行い、状況に応じた工事で、大家さんの賃貸経営の損失を回避できればと思っています。


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有限会社プレモ
〒362-0062
埼玉県上尾市泉台3-17-28
電話番号 : 048-793-7148(担当:山田)

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